ニキside__
いつも通り。いつも通り遊んでいるはずだった。
しかし俺がボビーの違和感に気づいたのは1度分かれたじゅうはちとまちこりが合流した頃だった。
♡「あ!ニキニキ達いた~!」
♡「てかうるさいんですが、めっちゃ響いてんぞ〜」
💛「お!きたきた~じゅうはち~まちこり~」
叫び声をあげるりいちょを横目に2人に声をかける。
💜「みんな揃ってたんだ」
❤「りいちょくんといたらたまたま二人とあってね」
💖「キャメさんのその言葉に既視感が、、」
みんなが仲良さげに話す。
しかし、2人、その会話に参加していない者がいた。
💙「まちこ、それ取れたんか?」
💚「あ!せんせー気づいたぁ?じゅうはちとおそろなの!!」
ボビーとまちこりだ。
俺らの会話をよそに、2人はまちこりのぬいぐるみの話をしていた。
💚「…………せんせ?どうしたの?」
💙「いっ、いやなんでもない!!取れるのすごいな〜思って」
💚「そう?」
__これはいいネタになるぞ
そう思って横にいる3人に話しかける。
💛「ね、あっち、見てみろ」
💜「あっち……?あ……」
❤️「やってんねぇ〜w」
💖「ねぇ〜……………………………」
呆れるじゅうはちの横でニヤニヤとする俺ら。
すると、目線の先にいたボビーと目が合った 。
__丁度いい。茶化してやっか
💛「ボビィ〜?まちこりぃ〜?」
💖「お二人さんお熱いことで〜」
❤️「隠れて何やってるんですかぁ〜?」
💙「別に隠れてないけどな」
💙「あ”っ〜!はい!太鼓の達人!!やるぞ!!」
慌てたように話を逸らすボビー。
💛「……………………………………?」
💛(そんな慌てなくてもよくね……?)
💖「あっ!そうだ僕全員に勝たないと、、」
💙「なんやその使命」
💛(あ〜あ……)
話が逸れて少し心惜しい。
もう少し茶化したかった感がある。
💖「よっしまちこり!!対決するぞ!!!」
💚「やってやんよ!私これ得意だから!!」
りいちょがまちこりを誘い2人が太鼓の達人をはじめようとする。
__待てよ、今ならボビーのこと弄れるんじゃないか?
俺、天才かもしれない。
早速ボビーに話しかけようと後ろをむく。
口を開いて…………
……………………いや、正しくは口を開こうとして止まった。
💛(………………は?)
まちこりの方を向いているボビー。
その目は、いつも「あんな女を抱いた。」「あんなデリヘルと会った。」などと話しているボビーからは想像もできないような……
透き通った……どことなく甘い目線だった。
__何コイツ、こんな顔してんの?
てかアイツは、こんな奴だっただろうか。
先程も思ったがいつも「あんな女を抱いた。」「あんなデリヘルと会った。」などと話しているボビー。
女関係は……遊びばかりのはずだ。
だが、今目の前にいるアイツは遊びとは思えないくらい純粋で、甘い目だった。
💛(お前………………もしかして)
__まちこりの事、好きなんか?
口に出そうとして、止めた。
もし、それが本当なら……本人がいるところで言われるのは誰だって嫌だろう。
普段ならこんなキザなことはしない俺だが何年もの仲の親友…そして相棒の……おそらく始めての純粋な恋だ。
__あとで2人きりになったら聞き出してやるからな
覚悟しとけよ、なんて思いながらまた俺はメンバーの会話に参加した。
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⚠参考様有
𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠.
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