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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ども、主です。それでは本編どうぞ!


ー竜継side

てぬーが過呼吸で倒れた。俺は何もできなかったという罪悪感に襲われながら、病院まで付いていくことになった。まぁ、💜くんたちが一緒にいてくれるのは心強いけど、それでも俺の不安が消えることはなかった。まだ、てぬーが何かを隠していそうで。


医者「ストレスと栄養失調が原因かと考えられます。しばらく入院していたほうがいいかもですね。」


竜継「はい、、。あ、あのっ、、、。」


医者「何でしょうか?」


竜継「あの、、、てぬーは、、、てぬーは子供を産んだ後も、、、元気でいられますよね?死んだりしませんよね?」


医者「、、、っ私の口からは申し上げることができません。本人にご確認を願います。」


竜継「、、、そ、うですか。」


俺は何も考えたくなかった。てぬーから、どんなことを聞かされるのか、それがびっくりするほど想像がついてしまう。てぬーが口封じしたんだな。「たとえ自分が倒れても、どうか本当のことを言わないでください」って。


ガラガラッ


竜継「、、、てぬー。」


てぬー「、、、。」


てぬーは寝ていた。よく見たら、目元の隈も酷かったし、細かった身体は、もっと細く見えた。それでも、子供のいる下腹部だけは、大きく膨れていた。俺はこっそり、てぬーの腹に手を当ててみた。


…ポコッ、ポコッ


竜継「、、、ははっ、お前らは母さんと違って元気だな。」


誰にも聞こえていないはずの弱音をこぼす。ポコポコと元気に動いてくれていたことに、何故か今までに感じたことのない安心感を覚えた。主治医の先生に詳しいことを聞きに言ってくれていた💜🧡が戻ってきた。2人とも顔が青白いのが著しいほどに分かる。


🧡「、、、竜くん、大丈夫なん?」


竜継「あぁ。俺は平気だ。てぬーが倒れることなんて、日常茶飯事だったからな。💜くんも同様だろ?」


💜「ま、、あぁね。(^_^;)」


てぬー「んっ、、、(パチッ)」


💜「ぬーちゃん!大丈夫!?」


てぬー「、、、うん。また僕倒れちゃったんだね。」


🧡「もう、、、心配したんに、、、。」


てぬー「ごめんね、でももう大丈夫!あと予定まで数えるほどしかないから、頑張るね!」


ギュッ


てぬー「、、、竜、、、くん、、、?」


竜継「てぬー。、、、もう、、、無理しないでほしい。」


てぬー「何いってんの?僕は無理してないよ?」


💜「、、、ぬーちゃん、俺は竜くんと同感だよ。」


🧡「俺もや。」


てぬー「み、皆まで、、、。」


竜継「、、、俺っ、、、お前にいなくなってほしくないっ、、、でもっ、、、嬉しかったんだ。、、、その、、、俺たちに、、、子供ができたって、、、聞いて、、、。頼む。、、、今隠していることがあるのなら、、、話してほしいっ、、、。(ポロポロ)」


てぬー「、、、グスッ、グスッ、、、僕ねっ、、、生理男子って、、、イジメられたことがあってっ、、、グスッ、竜くんも同じだったら嫌だと思って、、、ずっと、、、ずっと隠してたっ、、、でもね、、、喜んでくれてよかったよっ、、、。僕は、、、僕はこの子達を産んで死ぬからっ、、、。」


竜継「し、、、ぬ、、、?」


🧡「、、、竜くん、言いたくはなかったんやけど、ぬーちゃんの身体は、赤ちゃんを産むのには負担が大きすぎるんやって。」


💜「たとえ帝王切開で手術を施したとしても、下半身の麻痺が残るか、約2年昏睡状態になる可能性が高いんだ。それか、産後すぐに延命治療をするしかないって、、、。」


竜継「てぬーっ、、、それ、嘘だよな?ドッキリはお前の大の得意だろ?」


てぬー「、、、ごめんね。全部本当のことだよ。僕の身体は、妊婦さんが死亡する原因全てに当てはまる体質なんだ。もしかしたら、即死かもしれないし、竜くんとはもう、会えなくなるかもしれない。、、、それでも、僕は竜くんのために、元気な赤ちゃんを産みたいんだ!」


てぬー。お願いだ。もうそれ以上は言わないでくれ。それ以上お前を苦しめさせないでくれ。💜くんは、俯いて、🧡に抱きついている。そんな💜を🧡は抱き寄せて、瞼に溜まりに溜まった涙をこぼしていた。


竜継「、、、てぬー、、、頼む。、、、俺をっ、、、俺をっ、、、






独りにしないでくれっ、、、、。」


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