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わぁ、好き
むぅω𓆩🍼𓆪: 第5話読んだよ〜!📖💕 わっ、なんか回を追うごとにじわじわきてる…!🍵✨ あきちゃんがちぐちゃんのお茶会に行くなんて思わなかったし、クッキー食べて「美味しい」って口にしちゃうとことか、もうギャップで胸がきゅんきゅんしたよ😭💖 でも最後の「転生者へ」って紙、やば…!? まさかの共通認識ヤバすぎて背筋ゾワッとした…😳 これは次どうなる? 次も絶対読むからね、覚悟しとけ〜!🔥
第5話「悪役令嬢のお茶会」
――休日。
西園寺家。
あき「……はぁ」
西園寺あきは、自室の鏡の前で髪を整えていた。
今日は学園が休み。
本来なら、ゆっくり過ごす予定だった。
しかし――。
「お嬢様」
侍女が部屋に入ってくる。
侍女「天宮家から、お茶会のお誘いが届いております」
あき「……天宮家?」
あきは手紙を受け取る。
差出人は――天宮ちぐ。
『あきちゃんへ
もしよかったら、今日一緒にお茶しませんか?』
あき「…………」
あきは眉をひそめる。
あき「なんで私を誘うのよ」
あれだけ虐めているのに。
普通なら嫌われてもおかしくない。
あき「……断ろうかしら」
そう思った。
けれど――。
あき「……」
なぜか、手紙を捨てられなかった。
あき「……行くわ」
* * *
天宮家。
ちぐ「いらっしゃい、あきちゃん!」
天宮ちぐが笑顔で出迎える。
あき「……どうも」
ちぐ「来てくれて嬉しい!」
あき「別に。暇だっただけよ」
ちぐ「ふふっ」
その笑顔に、あきは少しだけ目を逸らした。
あき「……調子狂うわ」
そこへ――。
あと「ちぐ!」
玄関から声がする。
ちぐ「あとくん!」
あとがやってくる。
あと「あきも来てたんだ」
あき「……ええ」
あと「今日は何するの?」
ちぐ「お茶会!」
あと「そっか」
あとがちぐの隣に座る。
あき「……」
あきは二人を見る。
距離が近い。
あき「……ちょっと」
あき「あと、あなた近すぎない?」
あと「え?」
あき「もう少し離れなさいよ」
ちぐ「えっ?」
あととちぐが顔を見合わせる。
あと「……なんで?」
あき「見ていて暑苦しいから」
ちぐ「……ふふっ」
あき「何笑ってるの?」
ちぐ「あきちゃんって、意外と面白いね」
あき「……失礼ね」
そこへ――。
「おーい!」
ぷりが入ってくる。
ぷり「お茶会って聞いたから来た!」
ちぐ「ぷり!」
さらに――。
けちゃ「お邪魔します!」
まぜ「けちゃ、待って」
二人もやってきた。
あき「……全員来るの?」
ぷり「いいじゃん!」
ちぐ「みんなでお茶した方が楽しいよ!」
あきはため息をついた。
あき「……好きにすれば?」
* * *
テーブルを囲む六人。
「美味しい!」
ぷりがケーキを食べる。
ぷり「これ、めっちゃうまい!」
ちぐ「本当? よかった!」
その隣では――。
まぜ「けちゃ、これ食べる?」
けちゃ「え、いいの?」
まぜ「うん」
まぜがケーキをけちゃの皿へ乗せる。
けちゃ「ありがとう」
まぜ「……どういたしまして」
二人は顔を見合わせて微笑む。
あきはそれを見ながら紅茶を飲む。
あき「…………」
あき「ゲームでは、こんなシーンなかったのに」
そのとき。
ちぐ「あきちゃん」
西園寺あき「何?」
天宮ちぐ「このクッキー、食べる?」
ちぐがクッキーを差し出す。
あき「……いらない」
天宮ちぐ「そっか」
ちぐは笑う。
「じゃあ、私が食べるね」
「…………」
あきはしばらくクッキーを見る。
そして――。
あき「……一枚だけ」
ちぐ「え?」
あき「食べてあげる」
ちぐ「ふふっ。どうぞ!」
あきがクッキーを受け取る。
「……美味しい」
思わず口から出た。
ちぐ「本当!?」
あき「……ええ」
ちぐが嬉しそうに笑う。
その瞬間。
あきの胸が、ほんの少しだけ温かくなった。
「……何、この気持ち」
しかし――。
あきはすぐに首を振る。
「違う」
「私は悪役令嬢」
「ちぐとは仲良くなんてしない」
そう思った。
そのとき。
ガシャーン!!
突然、窓ガラスが割れた。
「きゃっ!」
ちぐ「……!」
あとがすぐにちぐを抱き寄せる。
あと「ちぐ、大丈夫!?」
ちぐ「う、うん……!」
まぜもけちゃの前に立つ。
まぜ「けちゃ、下がって」
けちゃ「うん!」
ぷりも周囲を確認する。
ぷり「……誰かいるぞ!」
庭の向こう。
黒い影が走っていく。
あき「……!」
あきはその影を見つめる。
「……ゲームには、こんなイベントなかった」
そして。
割れた窓の近くに、一枚の紙が落ちていた。
あきが拾う。
そこには――。
『転生者へ』
とだけ書かれていた。
「…………」
あきの顔から血の気が引く。
あき「……私宛て?」
ちぐが心配そうに近づく。
ちぐ「あきちゃん……?」
あきは紙を握りしめた。
――この世界には。
自分以外にも、何かを知っている人間がいる。
そして、その人物は――。
確実に、あきを狙っている。
終了.ᐟ.ᐟ
おつむぅ.ᐟ.ᐟ