テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

グーテンモルゲン!あたしfem!多分20話!


戸貝 冬美

期末試験が終わり週末をゲーセンで過ごした昨日。

今日は今日とて、家でぐーたらうまるちゃんする予定だった。

が、いつもなら美晴からメールで

「今なにしてんの(“°∀‘∋∥ツンツン」

ってくるのに来なかった。

ビビーンと自分で音を鳴らし、冬美センサーが牙を出した。

これは男だな(断言)

今はちょうど朝日登り始める5時頃。

早速冬美の家に張り込みして追跡する以外なにもない。

そうとなれば、と早速荷物をまとめて美晴のホームにゴーする。

まだ電気がついている。一人暮らしの美晴である。まだいるのだろう。

しっかしボッロイ木製のアパートである。美晴が心底心配になる。

そうして張り込むこと3時間7時辺りだろうか。

ドンピシャリ。誰か来たようだ。




だがそれは男ではなく。

「燕ちゃん?」と小さい声で呟く。

そう、燕ちゃんがこのアパートに来ていた。トコトコと階段を登っていき、止まった正面には美晴の部屋だ。

燕ちゃんの格好は、まずロングまでいかないが少し長いスカート、白地の半袖Tシャツ。そして髪には髪飾りで長い髪を後ろに寄せている。

そしてインターホンを鳴らそうとするが、壊れていてならない。

どうしたものか、と首を傾げる燕ちゃん。

なにかひらめいたようだ。

力技だった美晴宅に体当たり。

慌てて出てくる美晴。

おはよー、挨拶をする燕ちゃん。

波乱万丈とはこのことか?と素直におもった。

そうしてふたりともアパートの階段を降りていくが、

ガッ!と音がして。

燕ちゃん、コケる。それをなんと捕まえる美晴。イケメンだったんやで。

イケメーンのパルファムがした。

「もう!足元見ないとデコボコだから躓くって言ったのに!」「ゴメン…」とシュンとした燕ちゃんかわヨす。

会話を聞くと今日一緒に買い物に行こうという流れらしい。

そのまま隣町の駅に向かって歩き始める二人を付けて、私も密かに入っている3人デートが始まった。

見ることだけで満足ですので

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

46

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚