――最終決戦……、って感じだな。
翌日、進夢たちは職員室を訪れた。
あまり大勢で行くと目立ち過ぎるとは思ったが、かといって、少な過ぎても説得力がない。
結局、メンバーは、進夢、舞夜、信二と愛菜、それに地区の班が同じで、集団下校の時などには顔を合わせる機会も多いという大隣綾子だった。
あとは、終末クラブの二人、四ノ宮なゆと狩野麻耶が来るのを待つばかりだった。
――それにしても……。
進夢は改めて、目の前の職員室の扉を見つめた。
それは、まるで、進夢たちを拒絶するかのように、近寄りがたいものに見えた。
たいてい、職員室に入る時には緊張するものだが、今日のそれは、普段とはまるで比較にならなかった。
――まぁ、当然だよな、なにしろ、これからの行動次第で、死の運命を回避できるかどうか決まるんだから。
「あら、緊張しているのかしら、箕輪くん」
歌うように言って、************
*************************
********************
***************************
**************************
*****
**********
*****
コメント
1件