語彙力無いです。1話1話そんな長く無いです。其れでも良い方は見て下さい。
⬆️(ここ大事❗️)
※太宰さん10歳です。過去を妄想して書いています。
敦side
乱「其れじゃあ行ってみよーう!」パラ ピカーン
乱歩さんがそう言った次の瞬間僕達は何処かにワープした。
敦side
敦「此処は、、、?」
国「起きたか敦」
敦「あ、国木田さん!」
敦「他の皆さんは?」
国「もう起きているぞ」
乱「敦君やっと起きた!」
乱「もう遅い!」
与「後数分起きるのが遅かったら解体してやろうかと思ったのに、、、ちぇ」
敦(早く起きれて良かったー!!!)
国木田さん、乱歩さん、与謝野さん以外にも谷崎さん、ナオミさんが居た。
谷崎さんとナオミさんが何をしているかは、、、
ナ「兄様♡」
谷「ナ、ナオミ!こんな所でしないで!」
イエマセン。
乱「まぁ今から太宰の過去を見るわけだけど、、、」
乱「言っておかないといけない事がある。この世界に僕達は干渉出来ない」
乱「過去は変える事は出来ないからね」
敦「それもそうですね、、、」
乱「後5秒で転移するけど全員準備は良い?」
全員「「はい」」
Side無し
場所は変わり光1つ通さない監禁部屋へ移った。
敦「暗いですね、、、」
与「あぁ、そうだね」
与「?あそこに人が居ないかい?」
そう言われて与謝野が指差している方向を見ると、そこには小さく骨細な子供が居た。
乱「あの子供は太宰だよ」
与「!」
与(最初医務室に来た時より随分と痩せている、、、其れに痣も新しいものばかりだ)
父「修治!飯を作って置けと言った筈だぞ!!」
父「何をしていたんだ!」
太「ご、ごめんなさい!」
バン
太「ぃ゛!」
父「今すぐ作って来い!」
太「分かりました、、、」
ナ「酷い!」
敦「治くんは親の道具じゃ無いのに、、、!」
国「自分の子供に何て事をしてるんだ!」
皆其々思う事がある様だった。
そして皆が一番気になって居る事は太宰の事を父は”修治”と呼んでいた事だろう。
が、数人は修治と言う名前を聞いた事がある様な気がした。
敦「乱歩さん何故治くんの父は治くんの事を修治って呼んでるんですか?」
皆の疑問を敦が代表して言った。
乱「其れはね、太宰の本名が津島修治だからだよ」
乱「聞いたことあるでしょ?ニュースで津島修治が行方不明になったって」
谷「あ!そう云えばありました。其の事件、其れも最近」
太「作りました」
父「作ったならさっさと戻れ!」
太「ッ分かりました」
父「よし食べるぞ我が子達よ」
光「はーい」
美「お父様そんな事お言ってしまっては修治が可哀想ですわよw」
父「何を言ってるんだい我が子は美奈(みな)と光(こう)だけだぞw」
美「其れもそうですわねw」
監禁部屋
父「良いか!お前がそんな化け物だから津島家に迷惑かけて居るのだ!」
父「生かせてやって居るんだ感謝しろ!」
太(いっその事こと死なせてくれれば楽なのに)
父はいつもの様に僕を殴ったり、蹴ったりした。
最初は殴られる事や蹴られる事は痛かった。
けど、もうこの痛みに慣れてしまった。
足を折っても反応しなくなった僕を見て父は
『____だな』
そう呟いた。
Side無し
『____だな』
父が言った其の言葉で太宰は壊れた。
太宰はずっと前から親や兄弟から頭が良過ぎるが故に「化け物」「悪魔」と言われていた。其の言葉を思い出すたび、自分は化け物では無い、自分は悪魔では無い、自分は____では無い。そう自分に言い聞かせていた。
だが、父は言ってしまった。
太宰が必死に気を紛らわせて忘れようとしていた言葉を、
太宰に取っては最大の凶器になり得る言葉を。
太「あ”ぁ゛!違う違う違う違う違う違う!僕はッ僕はッ」
其の数分後太宰は気絶する様に眠ってしまった。
太宰が次に起きたのは夜中だった。
太(死にたい、、、)
太宰は不意にそう思った。
太(もう、何にも分からないよ、、、)
太宰は夜中にも関わらず家から出て川へ向かった。
太(苦しい、痛い。それが嫌なら死ねば良い)
太(何でこんな簡単な事も分からなかったんだろう)
太(さようなら、、、)
ポチャン
太宰は川に落ちた。
太宰治:異能力名『人間失格』
太宰が川に落ちた瞬間敦達はいつの間にか探偵社に戻っていた。
乱「はい!おしまい!」
乱歩がそう言った後も皆は何も言えずにいた。
それもそうだろう、太宰があんなに重い過去を持っていたのだ。
「お前は人間では無い」と否定されて、「お前は悪魔だ」と気味悪がられ、どんなに辛かっただろうか、どんなに苦しかっただろうか?敦達には分からない。それも当然人間には他人の気持ちを押し量る事はできないのだから。
乱「色々考え込んでいる哀れな君達にこの乱歩さんが助言してあげよう!感謝したまえ!」
乱「太宰の過去を見に行く前にも言ったと思うけど、過去は何をしようと変える事はできないこれは事実だ」乱「けど”今”は変えられる」
この意味分かるよね?乱歩の其の言葉に皆ハッとした。
乱「後、敦」
敦「ははは、はい!」
乱「あの太宰が少し頼ったんだ」
乱「お前は凄いよ」
敦「あ、有難う御座います!」
乱歩は優しい笑みを浮かべていた。
乱歩が褒めることはそう無い。
其の為敦の心は、、、
敦(ゑ?あの乱歩さんが褒めてくれた、、、?)
敦(seriously?really?)
こういう感じになって居るのだろう。
敦(治くんはまだ完全に僕達を頼って居るわけじゃ無い)
敦(でも少しずつでも僕達を頼ってくれたら良いなぁ)
はい!これで終わりにします!番外編見たいという方はコメント下さい!
此処までご覧になって頂き有難う御座います!
コメント
15件
敦くんって孤児院出身なのに英語言える(わかる)んだ···
もしやかして 太宰さん足の骨折れてる!?
番外編見たいです!!!敦達治をよろしくね!!!面白すぎる!