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第4回テノコンに出す予定だったもの

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第4回テノコンに出す予定だったもの

1 - 怖かった"人間"とどうでもよかった"彼女"

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2025年02月06日

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本当は…どうでもよかったのに……


本当は…怖かったのに……





















『どうでもよかった筈の”女の子”』






『怖かった筈の”人間”』






『いつの間にか大切になっていた彼/彼女』









俺はシェアハウスに住み始めてからその中のBOSSとして動いていた…感情なんてなかった…ただ…感情のある奴らが馬鹿に思えただけの…殺し屋だった…なのに…あの時から…ある少女を見つけてから感情が芽生えたのか…助けたい…ような気持ちがあった…




心韻)…(どうしてこんなところに…)


青華)…?


心韻)…


妙に…撫でたい…可愛い…愛したい…そんな気持ちがあった…自分でも不思議でならなかった…


心韻)…


俺が撫でようとしたら…


青華)ビクッ…泣プルプル…泣


心韻)…


何もしてない筈が…怯えてしまった…過去にこの子の親を殺してしまったのかとも思ったが…こんな綺麗な青い髪の女や男は殺していない……何かされていたのかもと…何故か…”心配していた”…


心韻)…


青華)プルプル…泣


俺のように…虐待されていたのかもしれない…そう思うと…俺が親のようにちゃんと愛したいと…思うようになった…


心韻)…ナデナデ…


青華)!!泣


心韻)…ニコッ…


笑顔もできなかったのに…初めて…笑った…無意識に笑っていた…本当は…自分も…愛したい気持ちも…楽しい気持ちも…全てあったのだと…今…実感した…感情が戻った…赤子の頃に戻ったように…笑顔になれた…彼女のおかげだと思い…家に誘った…一緒に住もうと…そしたら…


青華)…いい…の…?泣


初めて声を出してくれた……嬉しかった…声も綺麗で…俺が愛してもいいのかとも思った…でも…


青華)…貴方なら…僕…一緒に居たい…


と…言ってくれた…初めて言ってもらえて…嬉しくて…泣きそうだった…











_その後_








心韻)早く起きろ…みんなリビングいるから…


青華)待ってよぉ…まだ僕眠い…よぉ……


心韻)チュッ


青華)んむッ////////


心韻)目…覚めたか?


青華)…うん…////////


心韻)可愛い奴…


青華)( ⸝⸝⸝⌄⸝⸝⸝)◦♡


いつの間にかこんなに仲良くなっていた…自分でも不思議で仕方がない…こんな他人と仲良くなれたのは初めてだ…何が変わったのだろう…でも…楽しいから…もう…いいのかもしれない…過去のことを引きずっていても仕方がない…彼女と2人でどこか行きたいと思った時もあった…それくらい彼女を愛していた…










_別視点_







青華)…////////


いつの間にこんなに彼と仲良くなってたんだろ…毎日がすごく楽しいし…僕って言ってても責められないし…何よりみんな僕を”人”として見てくれてるのがすごく嬉しい…物としてしか見られてなかった…扱われてなかった僕が…今自由になれた気がした…幸せ…ここが僕の居場所なのかも…


青華)ここにずっといたいなぁ…////////


無意識にこの言葉が出た…それほどここが好きなのだと…楽しいのだと自分でもわかった…僕は幸せ者だ…


青華)生きててよかった…////////





心韻)生きててよかった…








2人の心が1つになる始めの日…これからの2人の人生が…どうなるかは…これからの物語に期待しましょう…








_数ヶ月後_




青華)兄さん!!待って!!


心韻)ふふ…早くしないと置いてくぞ…


青華)やぁだ!!待ってよぉ!!


心韻)ほらおいで


青華)抱っこ…?


心韻)嗚呼


青華)やったぁ!!


心韻)ふふ…




2人はいつでも2人でいる仲良しの兄妹になった…いつも楽しそうで可愛い兄妹に…この兄妹はどこまでも幸せでいそうなほど仲良しだ…周りの仲間たちも…笑顔になれる…そんな明るい性格の2人になった…過去の記憶も忘れるほどに…


青華)Zzz…(_   ̫ _ ⸝⸝)


心韻)疲れて寝ちゃったのか…寝るか…


彼女の寝てる姿を見て一緒に寝た彼…そんな尊い兄妹の幸せも…いつまで続くのか……そんなの永遠に……彼女達の未来に幸あれ…

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