阿部視点
俺は佐久間が本心を伝えにきてくれた時、
この人なら信じてもいいんじゃないか、俺を大切にしてくれるんじゃないかって思った。
だから、『親に、義理の親に虐待されてる』
そう言おうと思った。
けど言えなかった
だって笑顔でこっちをみるから、
もし、自分が
『義理の親に虐待されてる』
なんて言ったら、その笑顔が消えてしまいそうで、
そう簡単に受け入れてくれないんじゃないか、
俺のせいで彼の笑顔を、彼の仲間を失ってしまうのではないか、
どうしてもそう考えてしまう
佐久間はそんな人じゃないって、誰よりも俺に気を遣ってくれる人
そうわかってるのに何故か口がひらかない開かない
もし、簡単に打ち明けられたら、こんなに苦しくないのかな…
いつも、かんがえるたび、
父「お前は、居場所なんてない、」
父「お前は、要らない存在」
母「何でこんな性格なのかしら、」
母「汚いわね、」
弟「お兄ちゃん、いや、あんたウザいから」あ
弟「あんたは俺らのおもちゃだから」
そう、前に言われた言葉がフラッシュバックするの、
だからさ、怖いの、打ち明けるのが
誰か、この気持ちに気づいてよ…
お願いだから
佐久間、気づいて….
コメント
5件
続き待ってマース((((っ・ω・)っ
阿部ちゃん、絶対にさっくんが助けてくれるから! その時を待ってみようよ! さっくんは早く気づいてあげて!
めっちゃ面白いです! めっちゃ続き気になります! これからも応援してます! 頑張ってください!