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クリオネ?
78
#渡辺翔太
クリオネ?
589
#Snow Man
さくらさく🌸
11,530
#短編集
チキンラーメン
90
(深澤視点)
「ねぇ、照。充電器貸して」
「ん?充電器?ここ、コンセントないよ?」
「いいから!はい、貸して!」
ほぼ奪うような形で、照から充電器を借りる。
不思議そうにする照にありがとうだけ伝えて、俺は家に帰る準備をする。
もちろん、俺のスマホは十分に充電されてる。
でも、必要だから……
照の充電器を握りしめながらタクシーに揺られてる。
窓の外をぼんやり眺めてると、あっという間に家に着いてた。
「………」
家の鍵を開けて、適当に荷物を放り投げる。
充電器だけは、大事に手に持って……
「……照…」
今日は、帰ってきてくれる…?
大丈夫、きっと帰ってくる。
そう、自分に言い聞かせてる。
照は、必ず充電器を取りに帰ってくる。
必要でしょ、これ。
照が家に帰ってこなくなったのは、少し前のことだった。
ほんとに、何も変わってなんてなかった。
いつも通り一緒に仕事して、いつも通り楽しく話せてた。
それなのに、家には帰ってこなかった。
照と付き合って、同棲を始めて、すごい順調だったのになぁ…
ソファに寝っ転がって、天井を眺める。
お互い、足りない部分を補い合って、不満があった時はちゃんと口に出して…
何が、だめだったの?
俺には、分からないよ…
でも、知ってるよ。
照、ここには帰ってこないくせに、他のメンバーの家には泊まったりしてるんでしょ?
阿部ちゃんとか、めめの家にいるんでしょ?
今だって、きっとそうだ。
誰かの家で、誰かと笑いあってる。
(……また、照のせいで俺がすり減った)
あの日、結局照は帰ってこなかった。
充電器は、まだ俺のカバンの中にある。
新しいの、買っちゃったのかな…
「……あ…」
そんなことを考えてたせいで、家に帰るための終電の時間が過ぎてる。
やっちゃったなぁ…これじゃ、俺も帰れないよ。
どうしようかな、タクシーは…呼ぶ気にはならないな…
ほんと、何やってるんだろうな。
最近こういうミス多いなぁ、わら
(また、俺のせいで帰れなくなっちゃった)
しょうがないから、近くにあるホテルにでも泊まろうかな。
「……あれ?ふっか?」
「………ひ、かる…?」
ホテルを探しながら歩いてたら、聞きなれた声がした。
照……そっか、今日、現場が近かったんだ。
「こんな遅くにどうした?この季節、夜道に1人なんて危ないでしょ?」
「………ごめん」
確かに、今は夜になるとかなり冷え込むな…
軽く息を吐くと、息が白く染まる。
「…ほら、そんな薄着じゃ風邪引く」
「………」
照は困ったように笑って、マフラーを俺に巻き付けてくれる。
何で………
今すぐ問い詰めた気持ちでいっぱいだ。
照は何も変わってない。ずっとずっと優しいまんま。なのに、どうして…どうして帰ってきてくれないの……!
「……マフラー…」
「貸すよ。俺は厚着だし、マフラーなくても大丈夫だから」
「…そっか……」
「後でちゃんと返せよ。お前、最近借りパクしたまんま返さないだろ」
「………」
借りパク…か。
照が、取りに帰ってくれば済む話だよ…
「…ごめん、これ、ありがと…」
吐き出したいモヤモヤを押し込めて、カバンの中から充電器を差し出す。
「持ち歩いてたの?」
「うん…」
小さく頷く。
……照は、まだ俺のことを恋人って思ってくれてるのかな…
「……ねぇ、照…」
「ん?」
拒否されるかもしれない…けど…
「今日…どう……?」
寒さのせいか、緊張のせいなのかは分からない、震えた声で問いかける。
「………」
驚いたような顔をする照。
そう、だよね。
一緒に住んでる時も、その前からも、俺から夜のお誘いをすることなんて一度もなかった。
「……ふっかは、したいの?」
「だから誘ってんじゃん…」
せめて、せめてでも照と何とかしてでも一緒にいたいんだよ…
照は控えめに頷いて、俺の手を引く。
相変わらず大きくてあっかい手。
ほんとに、何も変わってないんだね。
2人でホテルに向かう。
こんな方法でしか、俺らは繋がってられないの…?
「……ぁ…っ…ハァハッ、そ、こ……もっと…♡」
「ここ?」
「んあっ…、!ふぁっ……んっ、んぅ…♡♡」
抱いてくれるのに、キスしてくれるのに、
「ふっか……好きだよ…」
「……っ、ぁ…♡」
好きって、言ってくれるのに……
また、朝になったら、この夜が終わったら変わってしまったいつも通りに戻ってくるんだ。
なら、今は少しでも長く一緒にいさせて。
お互いが満足しても、まだ長く……
もっと一緒にいよ。
照が満足しても、俺は引かない。
消耗戦にまで持ち込んででも、照と一緒にいたいよ…
「………」
ほら、朝起きたら隣にはいないんだ。
ベッドには微かに照がいたっていう温もりが残ってる。
もう、仕事に行っちゃったんだ。
スケジュールを確認する。
…今日は、佐久間と一緒なんだ…
「……マフラー…」
机には、照のマフラーだけが残ってる。
何で、置いてってんだろう。
マフラーを手に取って、何となく首に巻いてみる。
昨日の温もりがまだ残ってる。
「……照…」
名前を呼んでも何も返ってこないことは分かってる。
それでも、俺の中には昨日の記憶が残ってる。
まるで、沈殿してるみたいに、心の奥に重く…
ここでしか、一緒にいられないんだね、わら
「以上、SnowManでしたー!!」
照の一言で撮影が終わる。
久しぶりの全員集合。
楽しい、かな…
分からない、楽しかったよ…いや、違う…
こうやって、いっぱい人がいるのに…みんながいるのに…
(誰からも、見られてない気がする…)
もう、全てが悲観的に見えてきて、この時間には期待できないのかななんて思って……
だったら、もう…こんな時間に期待しないようにしたい。
そしたら、少しでも楽になれるかな。
そうすれば、俺の感じてる孤独も守れるのかな…?
そう、思ってたのに……
「ふっか」
「……な、に…?」
次の現場に向かう前に、照に声をかけられた。
やめて……
「最近、顔色悪い。大丈夫か?」
「………」
やめてよ…
「あんまり無理すんな」
「ごめん」
何で…どうして、お前は……!
俺の期待を、膨らませるの…?
何で、俺が守りたい孤独をめちゃくちゃにしてくるの……?!
照が、心配そうな顔で俺の頬をなぞる。
「やっぱり、前に薄着でいたから風邪引いたんじゃないかな」
「………ごめん」
「疲れもあるな。最近、お前ごめんしか言ってないだろ」
照に頭を撫でられる。
嬉しいのに、苦しいな……
「”みんな”もふっかのこと心配してるよ。最近顔色悪いって」
「………」
みんな……本当に?
誰も、俺のことを見てないんじゃないの…?
俺は、こんなにも苦しくて、死にたくて仕方ないのに…
顔色なんてどうでもいいよ。
(こんな顔、だいじにしたいなんて思えないもん……)
「……?ふっか…っ?!」
「……!!」
思いっきり照のシャツの襟を掴む。
そのまま、俺の元に顔を近づける。
噛み付くようにキスしたから、歯が当たって血の味がする。
忘れんなよ、このキス…
俺が、お前との幸せが、日常が忘れられないのと同じ。
このキスが、かけがえのないお前のトラウマになればいい……
「…っ…ふっか……」
「……」
自分の口を指で拭うと、思ったよりも血が出てたみたいで赤く染まる。
それは、照も一緒だった。
「……ふっか、これ…」
「照、ふっか、まだ残ってたのかよ」
「そろそろ別の人が撮影に来るよ」
「…翔太、めめ……」
照が何かを言いかける前に、忘れ物を取りに来たらしい2人が来る。
「って、お前ら血出てんじゃん!どうしたんだよ?!」
翔太が目を丸くさせてる。
「……ちょっとぶつけただけだよ」
「2人で一緒に?」
「うん、そうだよね、ふっか」
「……コク」
照に促されて、俺も頷く。
不思議そうにする2人だけど、それ以上は聞いてこなかった。
「岩本くん、この後の仕事って俺と近いよね」
「そうだね。途中まで一緒に行く?」
「岩本くんが運転してってよ」
「え~?やだよ!」
「………ぁ……」
照は、まるで何事も無かったかのようにめめと次の現場に向かう。
血を、すぐに拭って…..
「……ふっかも早く拭けって」
「……いや、いい…」
翔太からティッシュを差し出されたけど、俺はそれを断る。
嫌だよ……こんなの…
離れ離れなんて……
(誰かが吐かせたバグだよね……?)
「………」
今日も、帰ってくるはずのない帰りを死んだように待ってる。
何もついてないテレビの画面に映る俺。
「…大切なものって、なあに?」
そう、問いかけてみる。
少しだけ、子供っぽく。
大切なもの……
「……今失くしたそれ」
俺も、照も…間違いを犯しちゃったんだ。
取り返しのつかない、大きな間違いを…
照と、約束してたのにな…
健やかなる時も病める時も一緒にいるって…
今じゃ、こんなにもグロい履歴(過去)の中だけで一緒だよ…
「………」
もうちょっと普通に悲しいこと悲しいと思いたかった。
そうすれば、照とはすんなり離れることができたのかな…
イヤホン越しに、明るい音楽が流れてる。
俺の気分とは真逆だね、わら
長調のチューンに感情委託して楽になりたかった。
歌詞には、明るくてキラキラした言葉がいっぱい並んでて…
まるで、『せいぜい一生懸命に生きてくださいね』って言われてるみたい。
全部が、明るいな……
俺は、こんなにも死にたくて仕方ないのに…
(こんな歌の言いなりになっていたくない…)
今日は……照も同じテレビ局にいるんだ…
……終わりの時間も重なってる。
会えるかもしれないんだ、照と。
でも、会っても何も変わらないよね…
仕事が終わって、テレビ局の中をちょっとだけ歩いてみる。
飲み物を買いに行くつもりで、ちょっとだけ、照に会いたいって気持ちもあって。
顔を見るだけでもいいんだ。
それだけでいい……
「……」
あれ……?
あそこにいるのって、佐久間?
見慣れたピンクが目に映って、スケジュールを確認してみる。
照のスケジュールばっか確認してたけど、今日はすんごい偶然が重なってる日みたいだ。
俺、照、佐久間、阿部ちゃん、めめ、ラウ、康二…舘さんと翔太以外の全員が同じ局にいるみたいだ。
もちろん、時間帯とかはバラバラだけどね。
今、空きが照と佐久間とめめだ。
せっかくだからって思って、佐久間に声をかけようと追いかける。
急いでるのか、佐久間は早足だから俺も少しだけ走らないと追いつけない。
何をそんなに急いでるんだろ?
しばらく追いかけてると、佐久間が向かってるのは人の少ない非常階段だったみたい。
こんなとこで一体何を……
「照、蓮!ごめんごめん、お待たせ~!」
「佐久間くん、遅かったね」
「ちょっとだけ長引いた?」
「そ!トーク盛り上がっちゃってさ!」
「……」
佐久間、めめ、照が集まってる……
どうして…?
今空いてる時間の全員が集まってる。
……俺、呼ばれてない…
俺以外、みんな集まってるのに…
「…じゃあ、始めますか?」
めめがそう言うと、照と佐久間は頷いて向き合ってる。
俺は、3人にバレないように隠れてそれを見る。
そこからは、あんまり声が聞こえなくて…
必死に、バレないギリギリまで近づいて耳をすませる。
そしたら、照が佐久間の前で膝をつく。
「……ぇ…?」
「…ずっと前から、言おうと思ってた」
困惑する俺を置いて、照は真剣な目で佐久間を見ている。
何、これ……?
意味、分からない………
「お前の、笑顔が好きだ」
「……ッッ…」
次に続いた言葉を聞いた瞬間、息が止まった。
心臓が、痛いくらい鳴ってる…
壁についた手が震えてる…
頭の中がキーンってなって…呼吸が上手くできなくて…
「ちゃんとした式は挙げられないけど、それでも、俺の気持ちを聞いて欲しい」
何、言ってるの……、?
相手、佐久間…だよ……?
式、挙げるって…ど、どう…、して……
分からない、何も分かんないよ……
「……俺と、結婚して欲しい」
最後の言葉、それを聞いた瞬間、頭の中が真っ白になった。
けっ、こん……
理解が追いつかなくて、目の前で何が起こってるのか分からなくて……
佐久間は、嬉しそうに頷いてて…
めめも、うんうん頷いて…
な、に……何なの……
「そういう、ことだったの……?」
家に帰ってこない理由なんて、そういうことに決まってるじゃん…
なのに、俺はずっと待ってた。
でも、なら、どうして……
何で俺にキスしたの?何で俺のこと抱いたの?何で俺にマフラーを巻いてくれたの?何で俺に好きって言ったの?何で、何で何で何で何で…!!!!
何で…….俺に優しくしたんだよ…
照だけずっと、幸せだったんだ。
俺の目を盗んで、照だけが幸せだったんだ。
俺は、ずっと苦しんでたのに……
照のこと、信じてたのに…
照、俺に言ってくれたのに…
告白は、照からだったじゃん……
「…ふっか、俺と付き合わない?」
「……んぇ?」
告白は、照からだった。
たまたま俺が照の家に遊びに行ってた。
風呂上がり、髪を乾かすのがめんどくて、照に頼んでた。
ドライヤーの大きな音があっても、はっきりと聞こえた照の言葉。
すごい、嬉しかった。
ドライヤーを置いて、照は近くの棚から何かを取り出す。
小さな箱…
照は笑いながらそれを開く。
「……え?!これ…指輪じゃん、!?」
「ふっかの古着よりも安いよ、笑」
「いや、値段とかじゃなくて…!!!」
照は笑いながら、俺の左手の薬指に指輪をはめる。
「ふっか、今はこれくらいの指輪しか用意できないけど」
「いや、これだけでも十分なんですけど…」
「もー、話してる途中だからちゃんと聞いて!」
俺が口を挟むと、少しだけ頬を膨らませる。
ごめんごめんって謝って、照に続きを促す。
「今はこれくらいだけど、いつか一緒に指輪を探しに行こ」
「……一緒、に…」
「まぁ、何が言いたいかって言うとね、結婚前提に付き合って欲しい」
「……っ…///」
結婚、前提……
俺は、頷いた。
だから一緒にいることを選んだ。
同棲だってすぐに決めた。
照に不満なんてなかった。
ただ一緒にいるだけで安心した。
照の指輪、今も俺の薬指から外れないよ……
「………最初から、そう言ってくれればよかったのになぁ…」
「……っ…!ふっ、か…?」
無意識に声が出てたらしくて、3人は焦ったように俺の方を向く。
「そっか……そうだったんだ…」
隠す必要もないから、ゆっくり階段を降りて、3人の立ってる踊り場に近づく。
「ふっか、これは…!」
「照は、佐久間と幸せになりたかったんだね」
言い訳なんて聞きたくない。
照の言葉を遮って、佐久間に笑いかける。
「ごめん、佐久間。俺、邪魔だったよね」
「い、いや……ふっか、そういうんじゃなくて!!」
照も佐久間も、必死に言い訳しようとしてる。
めめも焦った顔してるし、これ、俺以外のみんな知ってた感じ?
照も佐久間もめめも……きっと、俺以外のメンバー全員知ってたんでしょ?
みんな……みんな俺に隠してたんだ…
ずっと、俺が邪魔だったんだ……
なら、笑って手を引かないと。
2人のこと、応援しないと……
「……ごめんね」
なのに……何で涙が止まんないんだろう……?
「……っ、ふっか、違う!!待って!!!」
全部を無視して、急いで階段を駆け上がる。
もう、前なんて見ないで何かから逃げるようにただ走る。
「あれ?ふっかさん!」
「ほんとだ!そんなに急いでどうしたの?」
前から康二とラウの声がした。
でも、そんなのどうでもよかった。
2人もどうせ、照と佐久間のこと知ってたんでしょ?
「あ、ちょ!!ふっかさん!?」
康二に腕を掴まれたけど、すぐに振り払う。
止めんな、今は俺のことほっといて!!
「ふっかさん!?待って、その先、今工事中で!!」
ラウが何かを忠告したように聞こえたけど、今の俺には何も聞こえなかった。
「ふっか!!!お願い、待って!!!」
「照兄!?」「岩本くん!?」
すぐ後ろから、照も俺のことを追いかけてるみたいで、俺の足はもっと早くなる。
もう、みんな俺のこと放っておいてよ!!!
唇を噛み締めて、今まで外せずにいた指輪を床に投げ捨てる。
床に落ちた金属の音と一緒に、照との思い出も蘇ってきて……
俺だけが、幸せだった思い出……
何度も、何度も何度も!!!
ずっと、フラッシュバックしてる。
あぁ、一緒にいた時の方が俺は可愛かったなあ!
「………?」
急に、足元が浮く感覚がした。
内臓がぐわんって浮いてる感じ……
あれ…?何だか、空が近いな……
ふと、目に入った看板。
……工事中…
「ふっか!!!!!」
焦った照の声が”頭上”から聞こえてくる。
やけに近い空、浮いてる身体。
……俺、今どうなってる…?
風が強くて、さっきまで動いてた足も動かなくなって。
俺の視界に映るのは、さっきまで俺がいたはずの局の壁から必死に手を伸ばしてる照。
俺、落ちてるんだ。
状況を察しても、怖いとかはなかった。
むしろ、自然と笑顔が出てくる。
……照、後悔してる?
俺に秘密にしてたこと、俺のこと捨てたこと。
俺を置いて、照1人で幸せになろうとしたこと!!
そんなこと、させないから……
今ここで死んで、照の一生の後悔として添い遂げるよ。
『大切なものって、なあに?』
ふと、あの時問いかけた言葉が聞こえてくる。
大切なもの、俺と照の大切なもの。
「今失くしたそれ」
だよね?
照も、俺も…失くしたそれ。
残念だったね。
照1人で幸せになんてなれないよ。
照1人で幸せになんてさせないよ。
だって、俺と間違いを犯しちゃったんだから。
俺を選んで、俺を捨てた。
取り返しがつかないね!わら
「ふっか…!!!」
「……あはっ…」
必死に伸ばしてる照の手、絶対に掴んでやんない。
一生後悔しろ。
佐久間と、他のみんなと幸せなんてなれると思うな。
お前は俺っていう存在を失うんだ。
ずっと、ずぅっと……!!!
……健やかなる時も病める時も、ずっと一緒にいるって約束したもんね。
約束、したからね?
そう、どんなときも俺らは一緒なの、離れられないの。
それが、どんな時でも…
俺を失って、他の誰かと眠っていても……
(…俺、ずっと苦しかったんだよ?)
お揃いの悪夢で、
「ずうっといっしょ!わら」
ほんとに、空を飛んでるみたいだな。
今まで重かった荷物が全部軽くなってく。
このまんま空を泳げそう。
自然と笑いが込み上げてくる。
もう、何も苦しくない。
だって、照とこれからずうっといっしょなんだよ?
照の頭の中で俺は一生残るんだから。
照は一生俺を忘れられない。
照の夢に、毎日会いに行ってあげる。
照、毎日俺のことを見て、忘れないで。
絶対、忘れんなよ…
to be continued…?
以上となります。
書きながら苦しくなりつつ、でも楽しかったです。
最近、よく💛💜を書いてるんですけど、作品ごとに温度差がありすぎて正直ビックリしてます。
〖エス/エム〗では重めの内容、〖護衛を誓う、2年間 〗では甘々な恋、同時執筆中の〖BREAK OUT 2〗もスーパー💛💜タイムを書いているので、温度差がすごい…!!
そして、最後にもある通り『to be continued』、続きもあります!
このままでは救いがなさすぎるので、💛視点でどう動いていたのか、一体💛は何を考えていたのか、この後、💜がどうなるのか…
楽しみにしていただけると嬉しいです。
コメント
2件
この曲好きなので嬉しいです!! ずっと💛のことを引きずってて、少しでも💛の中に残りたい。いや、少しじゃなくて全部を思っててほしい。みたいな激重感情大好きです! 最後の💜が笑ってるところ、落ちてるのに吹っ切れててゾワゾワします、! 💛視点も楽しみです!
ああ……もう、心臓がぎゅってなった……💧 ふっかの「ずっと待ってる」って気持ちが、充電器とかマフラーとか指輪とか、細かい小道具ひとつひとつに乗ってて、もう読んでて苦しかった。あの「照に会いたいけど会っても変わらない」って諦めと執着が混ざった感じ、すごくわかる気がする…… 最後の「ずうっといっしょ!わら」のところ、笑ってるのが逆に怖くて切なくて、鳥肌立ったよ。 続きがすごく気になる……💛の視点も読みたいし、ふっかがどうなるのかも気になる……