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『素敵な恋をし____』

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『素敵な恋をし____』

1 - 君と恋をしたかってんなぁ、

♥

203

2024年06月01日

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ご本人様と一切関係ありません

一応軍パロ

ネタバレしたくなかったけど死ネタありぃ〜


曲パロ元『リリィ feat.倚水/ 吐息.』

知ってる方も知らない方も最初に曲を聞いてからお楽しみください。

読んだ後ももう一度聞きましょう。多分聞き方と意味がが変わってくると思います


『貴方と見つめあって信じあって恋に落ちていたいよ』









ーーーーーーー

「ども〜ロボロです!よろしくお願いします!」

gr「今日から入るロボロくんだ。彼を我が軍の指揮役に任命する。皆仲良くしておくように、」

俺はその時、” 軽い “一目惚れをした。



いつもは明るく、笑顔でノリのある人だった。

よく皆を 叱ったり怒鳴ったりと厳しい1面が目立つけど、1番皆のことを見ていて1番面倒見がいい。

些細な事に良く気づいてはすぐに動き、悩みも一身に聞いてはスッキリするまで一緒に考えてくれたり、慰めてくれたりもしてくれる。

そんなふと見える優しさがものすごくずるい。

そして割愛したい程他にも言葉に表せないほど気を引くような魅力がある。

そんな彼に恋をしてしまった。



「しゃ〜お ちゃん♡」

「うわっ!?

って、なんだよ大先生かよ!もう、ほんまにびっくりしたぁ〜…!」

「すっごいぼーっとしてた感じだったからつい…ごめんね?」

「あ、そうそう、グルちゃんとトントンからの連絡で明日A国が攻めて来るからしいから準備しとけって」

「な〜んだ、ついに戦争か。もう平和ボケしとってそんなん忘れとったわ」

「ン〜!(背伸び)

伝えてくれてありがと〜な!」

そして俺はヒョイっと飛ぶように椅子を降り、自室に戻る


昔と比べて俺は生き生きしているとよく言われる。俺もそう思う。だってこの世界に彩りをくれた存在がいるのだから。

どんな不幸があっても彼がいるだけで十分幸せで、何かある度彼は心配そうに声を掛けてくれる。だからそんな些細な不幸ですら愛せるようになった。


でも恋とはそんなに甘く、簡単ではない。その気持ちが逆に苦しくさせてくる。


毎度朝が襲い来る度に今日こそは彼とずっと一緒にいれたらいいなと思ってしまう。

担当が違うし、『話す』だなんて思ったよりそこまでそんなに共通点がない。

でも自然と目で追ってしまうのも事実、


いつもは相談に乗ってもらえてるが、自分がいざ乗る側となってもロボロのようにいい答え方もできんし、頭脳を使う立場であるゆえ、むしろ体力を使う戦闘の役を担っている俺にはなにも言えることはできず、救えることすら出来ない。


そういえば前に大先生に「お前好きな人おるん?」って聞かれた。必死に否定はしたけど多分皆からそう思われる程分かりやすいのだろう。本当に自分の心は呆れるほど黙せれないし、隠れもできない。

ロボロも気づいてはるんかな…?

でも例え気づかれたとしても自分から言える勇気がないし、引かれるのが1番怖く思えて考えれば考えるほど涙が出てきて心の中がすごく苦しくなる。


だから、せめて夢…夢だけでも望む幸せを見て、

この思いを背負い続けたままこの先ずっと生きていきたい。

そう思いながら明日に向けて睡眠を取った









さん










ろく っと、

持ち前の軽やかな瞬発力で次々と相手を倒す。

もう300は倒したけど相手の数はかなり多い。でもよそ見する余裕がなくてもつい彼を目で追ってしまう。


みんなをまとめあげ、瞬時に勝率が高くなるように戦略を建て、どんな時でもすでに優勢な位置に立っている。

その姿が何度見てもかっこよい。俺まで射止められそうなくらい




そんな貴方と素敵な恋をしたいよ。

今更遅いかな




君の全てを___

『シ    ャ     オ     ロ      ン!!!』

ーーガシャンッーーーーーーーーー







あれから1週間が経った。

ずっと視界が色褪せて、透明のままだ。

何も希望もなく、光もない。

心の中がずっと空っぽやで、

なぁ、なんでいなくなったん?


なんで?


なんで?


あんなに君のこと見とったのに、


あんなに君のこと大事にしとったのに、


あんだけ貴女を、、、


夜になる毎に呑まれながらずっとそう考えてまう。

君のことなんかずっと前から考えとるけどな。愛おしい笑顔がずるいねん。惹かれるわけないやろ。

そんな奇跡も希望も時を経てばみんな君を忘れてまうやろか、

こんな感情ゆうたとても俺の言葉は届かれへんよな。ずっと好きやったのにな、もっと前から言えばよかった。



「ま〜だ泣き落ち込んどるん?」

「なんや、大先生か、」




俺も待っていたんだけどなぁ、」

「             」

「いや?なんでも?でも少なくともお前の事好きやってんな」

「 … 」


もう何度泣いて、何度絶望したか、

目が赤く腫れるまで泣いては君を想う熱でまた涙と気持ちが溢れてまう。

ほんとは立ち直らなあかん事はわかっとる。でも、世界一愛しとう君に何がわかるんや。そんなんやったら大人になりたくもない。



本当はずっと襲いたかった

でも怖がられたくないし、これで関係が終わってしまうのも当然だと思える


貴女の

あの宝石のようにキラキラした瞳も

あの艶やかで時に凛々しく、幼く、愛おしい顔も

あの天真爛漫な無邪気さのある笑顔も

全てが欲しい。

なぁ、また見せろよ。



手を繋いで

笑いあって

愛しあって

そして



そして




そして





だから今、君が全てだと伝えるよ。

そしてまた、またその魔法で満たして欲しい。

まだ「さよなら」じゃない。お前が生まれ変わるなら何度も、何度も、何度も、探してやる。


よし、じゃ、行ってくる。

そしてこのお豚さんはお前さんがいる証として大事にさしてもらうで。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

6

ユーザー

神作すぎますねッッ

ユーザー

この時点でまじで神作……これからも続き待ってます😭

ユーザー

Wow.......神作確定ですね…👍🏻👍🏻

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