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コ「まぁ俺なら楽勝だな!」
と、言いながら登っていきますが…
……。
神楽「何出したか言ってみなさい。」
ナナジュウイチシッパイデス……。
悠木「ありゃまー。」
1D10……。5。
あ、蜃気楼ですね。
眼前に、蜃気楼が浮かび上がる。
その蜃気楼が空間へ
逆さまに映し出した光景は、
人類の技術力では到底創造し得ない、
奇怪な建築物からなる
巨大な都市の姿だった。
幾何学法則を不気味に歪ませた
石造物の群れ。円筒形や立体、
円錐や四角錐を組み合わせた塔、
五角の星型を積み上げたような
テーブル上の建物。
これら熱病が運んだ悪夢としか
思えぬ建築物の姿が、
視界の果てまで延々と続いていた。
なぜ、未踏の山脈にて、
このような異色の文明の跡が浮かび
上がったのか。
わけがわからぬまま、
蜃気楼はゆらめいて消えていった。
では皆様お馴染みの……
充「…お?」
神楽「来ちゃったー。」
SAN値チェックです‼︎
悠木「あー。」
まぁまずロールして下さい。
成功で減少なし、失敗で1D4です。
充「93イェーイ失敗」
神楽「36成功です…。」
悠木「61成功っ!」
じゃあ充さんだけ減らして。
充「よし1!」
おぉ偉い!
じゃあ減らして39ですね。
次が…K2だから、
まぁ100出さなけりゃ成功です。
よしっ!76成功!
ではザクザクと普通に
登っていきます。
次、悠木?
悠木「いえーす。」
では振って下さい。
悠木「…あ、76失敗」
ねぇなんで⁉︎
じゃあ振って下さい。
悠木「1!」
…あー、ここでこれ…?
落石、ですね。
では皆様、聞き耳か目星を
振って下さい。
先に言います、成功して下さい。
充「え」
悠木「87失敗!」
神楽「45成功です。」
充「47成功です。」
では貴方達は気づいて、
皆に伝え、無事避けることが
できました。
最後充さん。
ナビゲートお願いします。
充「えぇ01クリティカル⁉︎」
ブフッ
お前ここじゃねえだろ‼︎
えーっと…そうですね…
えーっと………。
悠木「困らせんなよwwww」
じゃあ、次誰かが失敗したら
それで成功したことにしましょう。
では、ザクザクと登っていきます。
と、言うことで…
4,000m到着です!
おめでとうございまーす!
では、一度シーンを入れますね。
貴方達はテントの中で食事を
しています。
ところで、何を食べてますか?
登山での食事はですね、
①高エネルギー
②保存性
③携行性
が、大切になってきます。
基本使えるのは…
ドライフルーツとかミックスナッツ、
ゼリー飲料とか羊羹もありますね。
せんべいやチョコレートも
いいと言われています。
充「多分ミックスナッツずっと
食ってると思います。」
神楽「ゼリー飲料…かな。」
悠木「神楽と同じくゼリー飲料かな。」
わかりました。では皆さんが
それを食べていると、テントの外から、
K2が声をかけてくる。
K「おい、外に出てみろ。
すごい空だぞ」
外に出てみると、満天の星空に
オーロラが出ていた。
梓が雪を溶かして湯を沸かし、
コーヒーを入れている。
パーティの皆に配る。
K「……こんな美しい夜空は初めてだよ」
そう言うと、ゆっくりとケヴィンは
語り始める。
K「今、ここに居る私たちは幸運だ。
そうは思わないか?
登山家たちにとっての
栄誉は数あれど、やはり、
世界最高峰・人類初登頂、
これに勝るものはない。
エドモンド・ヒラリー、
テンジン・ノルゲイ……
あるいはジョージ・マロリー
かもしれんが。
彼らが初めてエベレストを登ったとき、
その栄誉は二度と他のものには
手に入らなくなってしまった。
その筈だった。
しかし、今になって、
新たにエベレストを超える
前人未踏の世界最高峰が発見された。
こんなチャンス、
後にも先にも、
きっとこの一回きりだ。
登山家にとっ て、こんな
幸運なことがあろうか」
悠木「俺は調査のために山に登る
事はあるが、登山家の気持ちは
わからなかったんだけどな、
でも確かに、この頂上の景色を
1番最初に見られたら
幸せ者だろうね。」
充「頂上の景色を、僕は下界まで
持って帰るのが目標ですから、
そこまでできたら、幸せです。」
しばらくして、ふとコージーが
軽い口調で漏らす。
コ「いやあ、それもこれも、
第一次アタック隊 が失敗してくれた
おかげだな!」
神楽「……は?」
充「神楽さん、大丈夫ですか?」
悠木「コージー…
それはちょっと…。」
コ「なに怖い顔してるんだよ?
だって事実じゃないか。
彼らが失敗したおかげで、
俺達にチャンスが巡ってきた。
違うか?」
神楽「ふざけたことを言うのも…
大概にして下さい…人の命を
なんだと思っているんですか?」
コ「殺したのは俺じゃないだろ?
誰だって初めては一回きりなんだ
第一次登山隊が失敗したから
こその今があるんだ、そうだろ?」
神楽「…ふざけるなよ‼︎」
充「神楽さん!」
神楽「お前のせいじゃなくとも、
そんな言葉…ないだろう⁉︎
信じられない…僕らだって
ここで失敗するかもしれないんだ‼︎
いっそこの登山隊も…
こんなクソな登山隊なら‼︎
失敗して皆死んで
仕舞えばいいんだ…。」
コ「そ、そんなこと言うなよ!
成功したら人気者だぞ!」
神楽「こんなやつと仲良く人気者に
なっても、僕は何も嬉しくない。
……頭を、冷やしてきます。
おやすみなさい。」
コ「な、何あいつあんなに
ムキになってるんだよ…w
おかしなやつw」
充「…最低ですね。
亡くなったものを罵倒したら、
それに友人だったら、
キレたくなくてもキレますよ。
僕も彼の立場だったら、
彼女が、こんな目に遭っていたら、
貴方のこと、殴ってました。」
悠木「…いい性格してるよ、君。」
コ「…は?」
悠木「なんでも素直に言えるバカは、
どこまでもバカなんだって、
調査結果として提出できるからね。」
悠木「登山で怪我は命取りだ。
それを知っていた神楽くんは
君を殴らなかった。
その優しさに、救われればいいね。
コージークン?」
コ「気持ち悪いな……。」
悠木「…俺があの立場だったら、
その辺の崖から落として
殺してるよ。
おやすみなさい。」
K「その話は、これ以上よそう。
もう寝よう。明日から本番だ。
皆、頼むぞ。」