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「俺達の事信頼してないんや」
違う、
ちがうのに
うつ視点
ピピピ)
嫌な音が部屋中に鳴り響く
「「信頼してないんや」」
そう言われた時の言葉が時間を経っても胸をえぐる
うつ 「ッ、ちがう、」
俺は頭を掻きむしる
うつ 「ふぅぅ、…」
深く深呼吸をする
うつ 「よし、」
そう言って俺はまたコメ欄に張り付く
トントン視点
朝、リビングに向かう
前までは朝から賑わっていた場所が
大先生のあの出来事からピタリと静まり返っていた
トントン 「…ほんま、」
うつ視点
-数週間前-
ゾム 「なぁ、大先生。前にな、?聞こえてしまってん、」
うつ 「ん、なに〜?」
そう簡単に返事を返した
ゾム 「…大先生、死にたいん、?」
うつ 「、…へ?」
そう聞かれて咄嗟に口を閉ざす
ゾム 「だって、この前部屋の前通ったらッ、」
シャオロン 「え、そーなん?」
ゾム 「へ?ぁ、シャオロン…」
シャオロン 「大先生が死にたいって」
うつ 「いや、笑そんなわけ…」
俺は息を吐くように嘘が口から出てきた
シャオロン 「そうやんな!大先生は死にたいとかないやんな!」
うつ 「……おん」
シャオロン 「え?まさか、ホンマに死にたいん?」
そう聞かれて俺は否定できなかった
シャオロン 「大先生そんなやつじゃないやん、笑」
ゾム 「シャオロン、」
チーノ 「どうしたん?」
シャオロン 「大先生がな?死にたいって。でも、大先生なら相談するやんな、!」
チーノ 「…ぇ、それもしホンマやったら」
「信頼してないんちゃう?」
シャオロン視点
大先生が死にたいって、
なんで?
最近までゲームで冗談言い合ったり
遊んで、
シャオロン 「大先生そんなやつじゃないやん、笑」
信じたくなかった
信じれなかった
あの人が?
俺の中でとっても偉大な存在な人が?
ボソッ)
「いや、…まさか、笑」
チーノ 「どうしたん?」
3人でいる中チーノがひょっこり顔を出す
シャオロン 「大先生がな?死にたいって。でも、大先生なら相談するやんな、!」
大先生とは10何年の仲や
相談の1つや2つ…
してくれるはず
チーノ 「…ぇ、それもしホンマやったら」
「信頼してないんちゃう?」
シャオロン 「へ、」
信頼
この言葉に俺は酷く敏感だった
昔。お友達の事を信頼出来なくなって離れてしまった人が居るから
俺だけ一方通行で信頼したって。
シャオロン 「意味ないねん、。」
シャオロン 「大先生。」
そう名前を呼ぶ
シャオロン 「信頼してくれてなかったんや、」
涙を堪えながら言う俺の声はきっととても震えていたと思う
うつ視点
シャオロン 「信頼してないんや」
そう冷淡な声で言われた
ごめん、
“ごめんそんなつもりじゃなかってん。”
そう言いたいのに口が開かない
そして勘違いしたままその時間が過ぎていく
シャオロン 「これは、皆にも言うからっ、」
うつ 「…そっか、」
ばたん)
シャオロンが部屋から出て行く
…嫌われちゃったかな
チーノ 「…ごめん、ごめんなさい大先生。おれ、余計な事言ってっ、」
そう申し訳なさそうに伏し目で言う
うつ 「いや、うん…ええねん、笑大丈夫やから、」
「もう…2人とも行きな?」
ゾム 「でも、大先生はっ、」
うつ 「行きな、俺。やる事あんねん、笑」
チーノ 「…分かった、ゾム。行こ?」
ゾム 「…」
ゾムがチーノに引っ張られながら部屋を出ていく
うつ 「…笑ぁ〜、しんど、」
またコメ欄でアンチが湧いてないか見るためにコメ欄に張り付く
俺、みんながあいつみたいになって欲しくなかっただけやのに
皆、月日が経てば記憶なんて薄れてく
だからあの日の事も覚えてないんやろな
トントン 「早く、!早く救急車呼べ!!」
シャオロン 「ショッピっ!!」
うつ 「っ!!」
血の気が引く感覚がわかる
俺は、あの瞬間が脳裏に焼き付いて離れない
救急隊 「…これは、もう脈を取れません」
「残念ですが、」
皆が声を上げて泣く中
俺は唖然としたまま開いた口が塞がらなかった
仲間が居なくなるのって、こんなに辛いんだと思い知らされた
俺は誰よりも家に早く帰った
うつ 「っ、ショッピが言ってたことがホントなら、」
ばんっ)
ショッピの部屋のドアを勢いよく開ける
そして前にショッピが言っていたことを一生懸命思い出す
ショッピ 「…大先生?」
うつ 「ん〜?」
ショッピ 「おれ、もう少しで猫になるんすよ」
うつ 「、ん?どしたショッピ。ねこ?」
ショッピ 「はい。だからおれがもし猫になったらこの箱を開けてください。」
うつ 「今じゃ、ダメなん?」
ショッピ 「はい。あと、大先生だけに見てほしいです。」
うつ 「…?おん、分かった」
ショッピ 「約束ですよ。」
俺達は固く小指を絡めた
猫になるって言うのは有名な隠語ですよね