とにかくスビナの邪魔はしないようにしよう 。
ボムギュと2人きりで居た方が楽しいだろうし 。
🦊「 … 」
片思いってこんなに辛いんだな …
胸が締め付けられるように苦しくて 、今にでも泣け叫びたくなるような 、そんな感覚だ 。
ボムギュは可愛いし守ってあげたくなるような存在だ 。そんなボムギュにスビナは惹かれたのだろう 。
🦊 「 っ … 」
ボロボロと流れてきそうな涙を必死に堪える 。
もう考えるのはやめて寝よう 。何も考えたくない 。
こうして俺はスビナへの気持ちに蓋をした 。
__ひょん、ヨンジュニヒョン !
🦊「 ん 、あ … 」
誰かが俺を呼ぶ声がして目が覚める
ゆっくり目を開けると そこにはヒュニンがいた 。
🐧「 あ 、ヒョン ! やっと起きた 」
🦊「 朝から元気だな .. ㅎ 」
目をキラキラさせて俺を見つめている末っ子はとても可愛らしい 。まるで子犬のようだ 。
頭を撫でてやるとふわっと微笑むヒュニン 。
この笑顔に何人がやられたんだろうか 。
🐧「 へへ ♡ 」
🐧「 ヒョンとお出かけしようかなって 」
🦊「 お出かけ ? いいよ 、行こう 」
🐧「 やった ! じゃあ早速準備してきますねん !」
パタパタと走って部屋を出ていく姿は何とも愛おしい 。
俺も準備しないとな 。
🐰「 あれ 、ヒョン 」
玄関で靴を履いていると後ろから声がした 。
振り返るとそこにはスビナが部屋着姿で立っていた 。寝起きだろうか 、髪の毛がぴょんぴょん跳ねてて可愛い 。
🐰「 何処か行くんですか ? 」
🦊「 … うん 、ちょっとね 」
一瞬目が合ったが直ぐに逸らした 。
🐰「 誰と … 行くんですか 」
🦊「 え ? 」
なんでそんな事聞くんだよ 。
スビナには関係ないじゃんか 。
🐧「 ヒョーン ! 行きましょーん ♪ 」
🦊「 … あ 、 」
準備を終えて走って玄関に来たヒュニン 。
少し気まずかったから助かった 。
チラッとスビナの顔を見ると 、少しムッとしたような顔をしていた 。
🐧「 じゃ 、僕とヒョン少しお出かけしてきますねーん ! 」
🐰「 ぁ 、うん 、行ってらっしゃい 」
目が合った時に胸が鳴ったのは まだ諦めきれていない という事なのだろう 。
多分 、いやきっと 、
俺はこの恋を諦めることは出来ない 。
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ウワアアアアア 天才やん 神やん