「松野、大丈夫だから、今、花垣に連絡はした、松野、、どうしたんだよ。昔はそんなこと無かったじゃんか、」
「ココくん 、、」
俺はあいつを守らなきゃならねぇんだよ。松野。許してくれ。ブラックドラゴンは…。イヌピーの隣には。金が結局全てなんだよ。守らなきゃ。茜さんだって。松野にとって、あいつらはなんなの?松野、もういいだろ。離れろって。もうほっといてくれよ!!なんも知らねぇだろ!?ねぇ、、嘘でしょ、、ココくん、また、消えてくの、ココくん、イヌピーくんまで、、
「はっ、ヒュッ、ヒュッ、だめ、呼んじゃ、ヒュッ、行かないで、ヒュッ、だめです、死んじゃ、ヒュッ、」
「何言ってんだよ、松野、少しの間待ってろよ、すぐだから、」
そういうと彼は立ち上がり俺のそばを離れようとした。
ココくん!?嘘だろ!?待ってよ、
コ゛コ゛く゛ん!! 体が、、あは、動かねぇや、
あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁ 、、
また守れない 、
「おいしっかりしろよ、松野、いい加減にしろよ、」
彼は俺の手を振り払った。しばらくしてすぐ武道がきた。彼は俺の状況を悟り、すぐに俺の家に運んだ。
「えみうりひにぬむ、きうるにあ、、
むをにかうれ、、きけねゆいね、」
「え、?」
千冬が急に意味不明な言葉を話し出したんだ。彼の言葉が理解出来ず、戸惑い、彼の名前をもう一度言うも、彼は何も言わず、頭を抱えこんで、泣くだけだった。助手席の彼の背中は脊椎がびくびくと震えていた。
「千冬、?なんて言ったの、?」
「ひなちあ、、」
「ひな??」
俺の彼女の名前を口に出して、その後によく分からないことを話し出した。
「ぉ、まえ、、みをすゅ、をきり、てぶえる、、」
「みをすゅ、??てぶえる??」
「むをにさをぢ!!!あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!!」
彼は髪を力強く握りしめ引きちぎろうとしていた。俺は運転中なため、そんな彼に何もしてあげられなかった。
見つめることしか 、、出来なかったんだ。
家に着くと 、彼は人形のように固まっていて 、
一点を見つめていた。
「千冬 、?入ろっか ?」
千冬はその声を聞くと、横に首を振った。
「千冬、入らないと、ほら、寒いしさ、?」
「ごめんな、ごめんな、武道、痛くないから、
痛くない痛くない、泣かないで、武道、
たけみち、、、」
彼はそんなことを言って俺を抱きしめた。何が何だか分からなくて、戸惑っていた。
「もう大丈夫 、、だから 、、」
慰めているのか、彼は俺を落ち着かせようとしていた。まるで俺らがお前にしていたように。千冬、なんでそんなに、死体を見ているような目で俺を見つめるの、なんでそんなに悲しそうにこちらを見るの。
千冬、お前には、何が見えてるの。
「たけみっち 、迷惑かけてごめんな 、
もう、迷惑かけさせないようにするから 、
1度だけ 、チャンスをください 、」
「チャンス?」
「…… 一虎くんは、、帰ってこなかった 、
俺が、甘ったれすぎたんだな、
一虎くんは 、俺のせいでタヒんじゃった 、」
「なんでお前のせいなの、何があったかは知らないけどさ、」
「俺ね 、誰かと一緒じゃなきゃ、外に出れないんだ、
だから、いつも付き添ってもらってたけど、すぐだからって、一虎くんはひとりで行った。
ひとりで行かせちゃダメだったのに、」
「……それは千冬のせいじゃないよ」
「ごめんな、めんどくさいやつで、
でも、お願い、1度だけ、試したいんだ。
がしたい、1度だけ、全部一人でやってみたい。
お金はある、働くから、お願い、武道 、」
千冬は 、このままじゃダメなんだと、感じ始めているのか、挑戦の心は褒めたいが、それを一虎くんが許すかどうか。いざ、千冬になにかあれば、誰も、気づかないだろう。でも、
「……千冬の人生だ。好きに生きなよ。」
「ほんと、、?」
それから彼の1人暮らしが始まった。
あれからもう 、半年か 、
コメント
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あぁぁぁ!!!もう!神作品! ちふゆんの一人暮らしの壁になりたい!
私も一緒に住みたい((