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『9月1日』まであと3ヶ月

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『9月1日』まであと3ヶ月

7 - 第6話【鈴の過去。りけんに託された願いとはっ!】

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2023年10月12日

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莉犬「俺の弟だもん…グスッ」


ななもりん「え?」


鈴「え、じゃあ莉犬くんはりけんくんとブス子さんが兄妹ってこと?」


莉犬「うん。でもブス子は覚えてない」


ななもり「え、なんで?」


莉犬「ブス子は車にはねられて記憶性害なんだ」


ななもり「なるほどね…莉犬くんのことも?」


莉犬「うん。俺は孤児院に、ブス子は離婚した母に引き取られた」


鈴「今、りけんくんは?!どこにいるの?!」


莉犬「ポロポロ((黙って空を見上げる」


鈴「…っ!」


莉犬「ブス子がはねられそうになった時に庇ったんだ」


ななもり「そっか…色々あったんだね…」


莉犬「…それで?りけんは何を言ったの?ポロポロ」


鈴「えっとね…」


りけん「守らなきゃいけない。お兄ちゃんは小柄で虐待も虐めも受けてる」


りけん「お姉ちゃんだって忙しそうだしね…。」


りけん「でも、もう無理だよ…」


りけん「これ以上自分を変えれない…偽れない。」


りけん「だけど死ねない」


りけん「もうわかんないよ」


鈴「…りけんくんはどうしたいの?」


鈴「自分と兄姉、どっちが大事?」


りけん「…死にたい。すべて投げ出したい」


りけん「でも、お兄ちゃんもお姉さんも大好きなんだ」


りけん「おいていけない」


鈴「じゃあさ、一緒に守ろうよ」


りけん「え?」


鈴「一緒に生きよう?」


りけん「いいの…?」


鈴「りけんくんの自分より兄弟を大切にしたい気持ちも、俺の生きる理由も、守られるでしょ?」


りけん「!」


りけん「そうだね…」


鈴「それでいい?」


りけん「うん…!ありがとう」


鈴「明日の夕方、ここ来れる?」


鈴「俺、スマホ持ってないんだよね」


りけん「うん」


鈴「じゃぁ、もう暗いし帰るね」


りけん「分かった」


りけん「また明日」


鈴「うん!ニコッ」






854文字

短くてごめんなさい


っていうか更新半年ぶりで草

すいませんでした

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