迅嵐しか書いてこなかった私が嵐迅を描いてみます…筆が止まり気味だったのを無理やり走り書かせました(?)腹黒あらじゅんと以外に純粋迅さんが個人的に大好きです🙋🏻♀️🙋🏻♀️
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・🔞
・腹黒あらじゅん
・純粋迅さん
・サイドエフェクト創造気味
・三者目線
「…あっ、じんー!」「あ、嵐山〜」
早足なんてものは超えて、ドタドタと迅の方へ走る嵐山。脇に抱えているファイルや書類は手を挙げて走る為、落とされている。そんなものなど気にせずに走ってきた。
「どしたの嵐山、なんかおれに用事?」「え…迅が見えたから、思わず…」
迅はその言葉を聞くと、そうかと言いながら照れる。嵐山の真剣な翡翠の瞳と合うのが恥ずかしいのか、視線を外して頬を掻いた。
「あ…あの、嵐山…ファイルと書類、拾うの手伝おっか」
迅はしゃがみ込んで書類を集め始める。それを見た嵐山もありがとうと言うと、同じようにしゃがみ込み二人で集め始めた。無口になってしまうが、そのお陰で早めに終わった。
「…よし、はい嵐山」「あっ、あぁ!ありがとう」
嵐山隊のマークがついたファイルや書類を受け取った嵐山は、何か言いたげにもじもじとする。
「ん、どうした嵐山」「…あの、迅…この後大丈夫か?」
迅はビクリとして、嵐山の目を見た。そうすれば脳内にビビッと未来がスクリーンのようなものに映し出される。その未来は、思わず顔を覆い隠してしまいたくなる程だった。
「あっ…あぁ…だい、じょぶ…」
冷や汗をかく迅に対し、嵐山はパァッと顔を明るくする。そうすれば迅の手首をグッと掴み、引っ張り本部を出た。
***
迅は引っ張られるままに連れていかれる。着いた先は普通の食事処だった。迅の見えていた未来とは全く違う展開で、迅は口をぽかんと開いた。だがそんな迅も気にせず、手首を引っ張り席につかせる。
「うーん…何を食べようか、迅」「え、あぁ…」
迅は困惑しながらも、メニューを手に取った。そこには美味しそうな定食が並んでおり、困惑よりも空腹が勝ってしまった。嵐山が店員を呼ぶと、迅もひとつ定食を頼んだ。数分すると二人分のご飯が届く。
「…ん、美味しい、!」「だろう?ここ、おれの好きなところなんだ」
嵐山はニコニコしながら食べ進める。いつもより多めな量を食べるその姿を見ると、嵐山は本当に爽やかな好青年だと思わされる。だがしかしそれは見た目だけであり、中身は無自覚な黒さがあるのを知っているのは迅のみだ。
「…なぁ、迅」「ん?」「おれ見てしまったんだけど…女の人と抱き合ってなかったか?」
ゲホゲホと咳き込むと同時に、器官に入った米が逆流してきたのかむせ返った。迅が否定しようと嵐山を見れば、その目はいつもと違う、欲や怒りを孕んでおり、ヒュッ、と喉が鳴るのを感じた。
「え…え、えっと、それは、あの、」「…迅、ちゃんと言って」
いつもの爽やかな声とは違う声色で言われ、思わず肩が跳ねる。これは本当のことを言うまで逃してくれなさそうだと思いながら、ため息をつくと嵐山に向き合った。
「あれは、あの…女の子から告白されてごめんの意味合いで…」「ふぅん。でも、抱き締めたのは変わりないよな?」
いつもの笑顔が、この時ばかりは迅にとって恐怖でしかなかった。思わず震えてしまう手を握りしめ、嵐山の顔を見つめる。嘘なんて言ってしまえばバレるのは分かっていた為、素直に謝ることにした。
「…ごめん、思わず、」
冷や汗をかきながら、迅は頭を下げて謝る。暫くの沈黙が訪れた後、嵐山は迅の腕を掴み、立ち上がらせた。そして料金を払うと、店を出てまたもや迅の手を引っ張って歩く。迅はもう何も言わずに着いて行った。
***
着いた先は、嵐山の家だった。乱暴に鍵を開け、中に入るなりベッドに投げられ押し倒されてしまう。突然のことに対応しきれずに目を白黒させていると、目の前にいる嵐山を見て青ざめた。
「あら、あらしや、まっ?!」
名前を呼ぼうとすれば、襟を捕まれ強引に唇を奪われる。呼吸が出来ない程激しく口付けられ、頭がクラリとした。酸素を取り込もうと口を開くが、それも許されないほどに舌を入れ込まれてしまう。
「ぁ、ふっ…う…んん、ぅ〜、!」
嵐山の背中を叩くと、酸欠になる前にようやく離され、迅は乱れた呼吸を整える。その間に嵐山は迅の上着を脱がしていた。抵抗しようにも力が入らないせいでされるがままに脱がされてしまった。
「迅…お前が悪いんだぞ…」
欲を孕んだ翡翠の瞳でそう言われ、迅は思わず顔を赤くしてしまう。だがそんな迅も構わず、Tシャツを捲られ首筋に吸い付き赤い印を残す。そのまま迅の胸元へ降りていき、迅の身体中にキスを落としていった。
「ん、あ…やだ、あらしやま…」「嫌じゃないだろ、こんなにしてるくせに…」
そう言い迅の陰茎を服の上から触れれば、ビクリと反応する。それを面白そうに笑い、ベルトを外していく。カチャ、と音が鳴ればズボンを下ろされた。
「…迅、足上げて」「ぁ…んう”…」
言われるがまま足を持ち上げると、嵐山は下着を剥ぎ取る。下半身を隠すものが無くなってしまい、迅はそのことに羞恥心を感じているのか頬をさらに赤らめる。
「あ、んま見るな…」「…今更何を言ってるんだ」
つぅ、と迅の後孔に指を滑らせる。その刺激に思わず声を出してしまいそうになるが、迅は必死に耐えていた。そんな迅を嘲笑うかの如く、涎で濡れた指をゆっくりと沈めていく。
「あ”…ッう、あらしやまぁ…っ」
甘い声で名を呼ばれ、嵐山は唾を飲む。だが迅の中は既に柔らかくなっており、既に解れている事を示していた。
「…迅、後ろが柔らかいけど、誰かとした?」
意地悪げな笑みを浮かべ、中を弄ったまま聞くと、迅は顔を赤くしながら叫んだ。
「ひっ…ひとりでしてたの!」
予想外の答えに、嵐山はポカンとして迅を見る。迅の耳まで真っ赤になっているのを見ると、思わずニヤけながら聞き返してしまった。
「ひとりで…?」「…そうだよばか!」
恥ずかしさのあまり涙目になりながら言う迅を見ると、どうしようもなく愛おしく感じてしまう。それと同時に、背徳感が走る。
「ふふ、ひとりでか…じゃあもう、こんなに柔らかいんだし、挿れていいよな?」
嵐山は妖艶な微笑みを浮かべ、自身のズボンに手をかける。迅はそれを見ていると、これから来るであろう快感を期待してゾクゾクした。だがすぐに頭を振った。
「ッ、ぁ”、♡や…だめ、だめ、あらしやま…」
迅は否定するが、それが本気ではない事は明白だった。嵐山はクスッと笑うと、陰茎を迅の後孔に宛がう。
「ん”え、あっ…あらしやま、それ、だめ、」
いつもと違う感覚に迅は首を横に振るが、それは逆効果であり嵐山の興奮剤にしかならなかった。一気に奥まで挿入すれば、迅の開いた口から甲高い喘ぎ声が漏れる。
「あ”っ、は、ひっ、う〜っ♡♡♡らめっ、てぇ”っ…いったのにぃ”ッ!!♡」
首を横に振り乱しながら、乱れた茶髪を揺らす。迅の言葉を無視し、嵐山は抽挿を繰り返す。肌と肌がぶつかり合う音がやけに耳に残る。
「あ”ッ、らしやまぁ♡♡♡♡も、っ♡むり、♡じゅっと、いってぅう”!♡♡♡♡」
腰を弓形にし、快感を逃がそうとするが、それは嵐山に抑え込まれる。何度目かも分からない絶頂を迎え、迅の脳内は真っ白だった。
「なぁ、じん…おれ、まだイってないから、あとちょっとだけ、な…、?」
荒々しい息遣いと共に聞こえてきた言葉に、迅はぶわっと冷や汗が出てくるのを感じた。静止の言葉をかけるが、当然聞いてもらえるはずもなく、更に激しく動かされる。
「も”、ほんっと、に”ぃ!♡♡らめらって、いってぅのにぃ”ッ!♡♡♡♡♡♡」
先程より強い快感が迅を襲い、目の前に白い火花が舞い散る。意識が飛びそうな程の快感に迅は意識を手放す。
「も、らめ、いく、ぅ”…っ、♡」
***
「…あらしやま」「ん…じん…?」
肩を揺すぶられる感覚で、嵐山は重い瞼を持ち上げる。寝ぼけた頭で起き上がると、目の前には半裸状態の迅がいた。首や鎖骨あたりにはキスマークと噛み跡だらけで痛々しく感じる。嵐山はそれを見て昨晩のことを思い出した。
「あっ、迅、おれ昨日…」「んね、もうほんっと、当たらなくていい未来ばっか当たっちゃう」
へら、と笑って嵐山の頭を撫でる。掠れた低音にまた欲情してしまいそうになるが、迅の負担になる、という思考が勝った。
「本当にごめん…」「もういいの、気持ちかったからおあいこ」
頬を赤く染めて微笑みながら言われれば、理性なんてものは何処かに飛んで行ってしまう。
「迅…もう一回…」「はあ?!いやちょ、流石に無理だってあらっ…」
高らかな声が聞こえるのに、そう時間はかからない。
[END]
*あとがき*
詰まってる作品書き終えた時の爽快感えげつないですね〜!!😭リクエスト常に募集中なので、お好きに書いてってください🙆🏻♀️
コメント
3件
「改めて地雷カプ」の方に間違えて投稿してしまいすみませんでした!! かにねこ🍔💚さんの作品とても大好きです!それでなんですけど、リクエストをしたいのですが 東さん攻めの荒船さん受けってお願いできますか?無理でしたら大丈夫です!