お久しぶりのリクエストです!!嬉しすぎてほとんど走り書きです…申し訳ない…
今回いつも以上に拙い文章となっておりますので、誤字 脱字等発見した際はお知らせくださいませ!🙇🏻♀️
◤◢◤◢ATTENTION◤◢◤◢
・🔞
・影犬要素 微有
・付き合ってる
・付き合ってる事は全員知ってる
・東目線
「お、荒船」「あ、東さん!」
俺が荒船を呼べば、荒船はぶんぶんと尻尾を振って喜ぶ。犬が嫌いだと言っていたが、自分が犬みたいだと言う事に気づいては居ないようだ。思わず笑みが零れる。
「なんかオレに用事でもありましたか?」「あぁ、今日影浦とか犬飼誘って焼き肉行こうと思ってるんだが、荒船も来るか?」
そう言えば、荒船が嬉しそうな顔をして元気な返事をくれた。そんな荒船の頭を撫でてやれば、照れたように笑ってから俺の手を頭に乗せたまま動こうとしなくなる。しまった、思わず撫でてしまった。
「荒船…?」「…あっ、すいません!つい、」
手を退けないと失礼かと声をかければ、ハッとした表情をしてすぐに謝ってきた。だがその顔には少し寂しさが見えていた。これは…あれだ、構ってもらえなくて寂しい時の犬の顔だ。だがここで盛ってしまえば、荒船にも迷惑がかかる。
「じゃあ、また夜」「あ、はい!」
***
いつも俺達が行っている焼肉屋に着くと、犬飼と影浦、荒船が既に待っていた。予約している俺の名前を言えば、皆座り始める。
「わーい、東さんの奢り。何食べよっかなぁ…」「ははっ、なんでも良いぞ」
犬飼が嬉々としてメニューを見るものだから、俺は焦らないでいいと伝えて、店員を呼び 一通り注文を終える。
「…それにしても、東さんがオレを誘ってくれるなんて珍しいっすね」「そうか?」
影浦がそう言う。まぁ、荒船と二人で行けばすぐ盛ってしまうから人数合わせの為に呼んだだけなんだが…失礼なのでちゃんと奢らせてもらうとする。暫くすれば頼んでいたものが次々と運ばれてくる。
「好きなように焼いてくれて構わないよ、俺は余り物で良いし」「東さんに誘われたんですから、さすがに無理ですよぉ」
苦笑いの犬飼が食い気味に止めてくる。本気なんだけどな…それに影浦も荒船も便乗して、そこまで言うならと、自分も焼いて食べることにした。
「東さん、これ焼けてるんでどうぞ」「あぁ、ありがとう」
横にいる荒船がトングで出来た肉を差し出して来たので、礼を言いながら受け取る。それを口に入れれば、美味しくて思わず口角が上がる。そんな俺を見てか、荒船も満足そうにしている。
「東さん、こっちもー」
今度は向かいに座っている犬飼が自分の皿にあったカルビを俺に差し出す。それを素直に受け取れば、犬飼も満足そうにする。俺が奢って美味しく食べてもらうはずだったのに、いつの間にか立場が逆転していた。
「…あれ、東さんそれ酒っすか?」「そうだよ。どうかしたか?」
影浦がふと気づいたようにグラスに入っている酒を指す。別に車では来ていないし、最近飲む機会も少なくなってしまっていたから飲もうと思い、頼んでいた。
「東さん、酒 弱くなかったでした?」「いや、そんな事は無いけど…」
誰から聞いたのか、荒船は不安そうな顔をして俺を見る。本当に弱くはなく、どちらかと言えば強い方だと思う。
「そうでしたっけ…」「うん、大丈夫だから」「…はい」
***
…強いと言っても、酔うは酔う。だから、少し荒船にちょっかいを出してやろうと酔った脳が考えついた。素面の時ならば絶対にやらないそれは、今だからこそ出来る事で。普段とは違う事をしたいと思った結果だった。
「…あらふね」「っえ、あ、ほら!東さんやっぱり酔いやすいじゃないですか!!」
横にある荒船の顔を見れば、厄介そうにしつつも、少し嬉しそうな感情が合間見える。多分、荒船に頼ったり甘える事は少ないから嬉しい…んだと思う。だが、今日はそれ以上にしてやりたいと思っている。
「犬飼、ちょっと水頼んで…」
犬飼が俺を見てくるので、アイコンタクトをした。察しの良くて空気の読める犬飼は俺のアイコンタクトの意味を分かったようで、ひとつウィンクをした。
「荒船、水より家帰らした方が良いと思うな」「は?なんで」「だって、家居たらそのまま寝れるでしょ。お金だけ払って家まで送ってあげれば?」
そう、そうだ犬飼。俺の願っていることに一直線である。荒船は犬飼の言葉を聞いて悩んでいるようだったが、犬飼に押され結局言う事を聞いてくれた。俺が酔っているフリをしながら会計を済ませると、タクシーを止めて、乗り込む。
「それじゃ、オレ東さん送って帰るから…じゃあな」「うん、ばいば〜い」
荒船が手を振って犬飼に別れを告げる。犬飼もそれに合わせてひらりと手を振り返し、こちらに向かって軽く頭を下げた。扉を閉めて、住所を言えばすぐにタクシーは走り出した。
「…カゲ、おれらも帰ろ?」「…そうだな」
***
家に着けば、荒船は俺をベットに横たわらせる。いつもならこんな風に甲斐甲斐しく世話を焼いてくれたりしない、なんだか楽しくなってきたな。
「…荒船」「あ、東さん。弱いのに飲んじゃダメですよ」「…ん、」
そんな荒船を無視して、俺は荒船の唇に噛み付いた。驚いて一瞬抵抗したが、帽子を外して頭を撫でてやれば、すぐに力は抜ける。舌を入れて絡めれば、それに答えるように必死になって荒船が応えようとしてくれる。
「んぅ、あじゅましゃ、」
キスの合間にとろんとした目で俺の名前を呼んでくるのが可愛くて、思わず笑みが溢れる。
「あずまさっ…酔ってる、でしょ…」「ん〜…?酔ってないよ、」
荒船は絶対俺が酔ってると思ってる。でも実はそんなに。ちょっとだけ酔ってはいるけど、全然意識がはっきりしている。だから、このまま続きが出来るんだよなぁ。荒船を押し倒せば、少し困ったような…だけど、期待している感情が見える。
「ん…荒船、いい?」「も、いじわる…」
耳元で囁けば、荒船がぴくりと肩を揺らして頬を染め小さな声で呟いた。それに気をよくして首筋をぺろっと舐めれば、荒船が驚いたように反応する。
「あう、ッん…ばか、」
服の中に手を入れようとすると、俺の腕を弱々しく抑えて来る。でも脇腹を指でなぞると荒船の身体が小さく跳ねて、迎え入れてくれる。そのまま胸に辿りつければ、少し主張を始めた突起を見つけ、指の腹で擦る。
「あ、♡ッん、あずまさ…そこ、やだ…」「嫌だ?こんなに気持ちよさそうなのに」
嫌だと言う割には、頬を恍惚とさせ、目も蕩けている。素直じゃないところも可愛いけれど、自分としてはもっと乱れて欲しい。なので親指と人差し指で挟むように摘む。
「ぁ、っひ…♡むり、だめ、これ…ッ♡♡」
色々な触り方をしてやれば、荒船は背をしならせて感じ入っていた。その姿があまりにも官能的で、下半身に熱が集まっていく。酒が入ると勃ちにくい。
…が、こんな姿を見せられればそれも嘘みたいで、完全に硬くなっている陰茎をズボン越しで荒船の後孔に宛てがう。少し怯えるような感情が見えて、それが余計に興奮材料になる。
「ん…♡♡あずまさんの、もう勃ってる…♡」
後孔に充てがわれた俺の陰茎を感じて、嬉しそうにしている荒船を見れば我慢なんて出来るはずもない。下着ごと脱がせると足をぐいっと思い切り開かせた。
「あ、それ、はずかし…♡」「だめ。よく見せて」
自分の性器をまじまじと見られることに羞恥を覚えたのか、顔を腕で隠す。けど俺はちゃんと荒船の顔が見たいので、荒船の手を掴み顔から離した。
「っ、あう…♡」
目には涙が溜まり、頬は恍惚とし、口元は緩んでいる。その姿を見てさらに昂りを感じた余り、後孔へと指を這わせ、ゆっくり解していった。なけなしの理性でゴムを付けながら、解す。
「んゃ、♡♡あずまさ、それ、やだっ♡♡♡」「やだ、じゃないだろ?」
中指と薬指を使って、前立腺を刺激する。ぐりゅっと強く押してやると、面白いほどに荒船が腰を揺らした。そのまま二本の指で激しく責め立てていけば、声を漏らしながら荒船が善がる。
「ん、ぉ”ぁ♡♡♡ッひ、う〜♡♡♡♡♡」
快楽を逃がそうとしている荒船を見ていれば、もっと虐めたくなってしまって、思わず笑みを浮かべてしまう自分が居た。だがそろそろ良いかなと指を抜いて荒船を見下ろせば、物足りなさそうにしてこちらを見ていたものだから堪らない。
「荒船…もう、挿れていい?」「ぁ…♡♡んぅ、うん…♡」
確認を取るのと同時に、なけなしの理性を振り絞って、ゆっくりと挿れる。荒船が眉を寄せて息を吐き、力を抜こうと必死になっているのがよく分かった。全部入ってしまえば荒船が安堵のため息をついたので、そのまま馴染ませるように動きを止める。
「あ…あずまさ、♡♡も、動いていい…、よ?」「…、あぁ…」
少し落ち着くまで待っていようと思っていたのだが、どうやら荒船は待てないらしい。だがそんな風に言われてしまったら俺だって限界なので、少し乱暴気味に揺さぶる。
「ぉ”ぐ、ッ♡♡♡んぅ、♡♡あじゅましゃ、っ♡いく…っ♡♡」
ごちゅん、と奥を突けば、悲鳴のような声を上げて達してしまう荒船を見て、なんだか申し訳なく思う。けど、まだ俺はイけてなくて、むしろどんどん煽られているので容赦は出来ないまま。
「ぁ”ッ…♡ふか、いっ…♡♡」「荒船…っ、もっと頑張って、締めて…」
そう言えば、荒船はこくこくと頭を振る。少し経てば確かに締まってきて、思わず頭を撫でる。
「荒船はえらいな、いい子…」「んん…♡♡♡」
荒船の顔が綻ぶと同時に、限界が来た。腰を掴んで、出来るだけ奥に吐き出す。
「ん、ぁ”…っふ♡」
***
…目が覚めると、荒船が居なかった。キッチンから聞こえる音に耳を澄ますと、朝ご飯を作ってくれているみたいで。重たい体を起こす。
「ん…荒船、」「あっ、おはようございます」
やっぱり顔を見るだけで幸せな気持ちになって、好きだという気持ちが溢れる。
「朝ごはん、作ってくれてるのか?」「はい。食べますか?」「…じゃあ、貰うよ」
今日もまた、幸せな日々が始まる。
[終]
*あとがき*
遅くなってしまい申し訳ありません…!!あずあらはらぶらふにしたかった…お好みに合えば幸いでございます🫶🏻
コメント
8件
東荒ありがとうございます‼︎このCPというか荒船さん受けかなり少ないので嬉しいです‼︎これからも応援してます👍!