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「か、神隠し?」
「あぁ、神隠しだ。」
なんで神隠し?アルファスは、自分の言葉に自分自身で納得したように頷きながらもこういった。
「創造神ラーカウスは、知ってるか?」
「えっと、知りません。」
「ラーカウス神も知らないのか?」
アルファスは、流石に神を知らないとはおもわなかったらしい。
「その、すいません///」
さすがに知らなさすぎだ。ちょっと己の無知さに顔を羞恥で赤くする。
「いや、謝らなくてもいいよ。じゃあ、その妻守護神アーリカルラーは?」
「いいえ、知らないです…。」
「まいったな。この二柱の神を知らないとなると、どの国から神隠しにあったのか分からなくなるな。多分この大陸じゃないということだろう。ユカは、自分のいた国の名前は知っているか?」
さて、どうしたものか?さすがに転生なのかは知らないがバレることは、ないと思いたい。用心に用心を重ねて日本と言わない方がいいだろう。少しだけヒネって「日ノ本です。」だ。これでどうだろうか?