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たらこパーリナイ(?)
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#かんとりーひゅーまんず
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まぜそば
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#転生
みずき(くぅ)
668
そして、花はまた咲く。
枯れても。
散っても。
何度、季節が巡っても。
まるで、パラオ自身のように。
花は、散るために咲くのではない。
生きるために、光を浴びる。
雨が降れば、雨を受ける。
風が吹けば、風に揺れる。
それでも、精いっぱいに花を咲かせる。
いつか散ると知っていても。
いつか、大切な誰かと別れると知っていても。
それでも、咲くことをやめない。
だって。
生きるということは、いつか終わることだけを意味するのではないから。
誰かと笑ったこと。
誰かを愛したこと。
失って、泣いたこと。
それでも、もう一度空を見上げたこと。
その全部が、生きた証になる。
花は散る。
けれど、散ったからといって、咲いた時間まで消えてしまうわけじゃない。
そして、季節が巡る。
土の中で眠っていた命が、再び光を探し始める。
何度でも。
何度でも。
たとえ枯れてしまっても。
たとえ、昨日まで咲いていた花が、今日はもう見当たらなくても。
新しい芽は、土の中から顔を出す。
まるで、こう言っているかのように。
――まだ、生きていたい。
――まだ、咲いていたい。
――何度枯れたって、また咲いてやる。
パラオは、朝日を見上げた。
「……ナイチ」
もう、返事はない。
それでも、パラオは微笑んだ。
「パラオね、また花を咲かせるよ」
涙が一粒、頬を伝う。
「今度は、パラオが咲きたいから咲くんだよ」
もう、誰かの願いを叶えるためだけじゃない。
自分自身のために。
生きるために。
幸せになるために。
パラオは、ゆっくりと立ち上がった。
水平線の向こうでは、今日も太陽が輝いている。
花は、散るために咲くのではない。
生きるために、光を浴びる。
そして、たとえ散ったとしても。
命が巡る限り、また新しい花が咲く。
何があっても、日は昇る。
何度枯れても、何度散っても。
生きている限り、また咲いてやる。
コメント
3件
第2話、とても美しいエピソードでしたね。特に「花は、散るために咲くのではない」という一文に心を強く打たれました。パラオが、誰かの願いを叶えるためではなく、自分のために咲く決意をするラストシーンが本当に好きです。「ナイチ」にもう返事がなくとも微笑みながら涙するその姿に、失ったものを抱えながらも前に進む強さと優しさを感じました。四季の循環のように命が巡る温かな希望が、読後もずっと胸に残っています。素敵な作品をありがとうございます🌷