テラーノベル
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全部出し切った、やり切った。
そんな満足感と共にぐったりと僕たち3人はふかふか具合が最高のおっきなベッドに寝転がっていた。
「ライブしたあとって、なんかこう···興奮してるからか、目が冴えるんだよな」
真ん中の僕に、左に寝転がる若井が静かにそう言う。頷いて 右隣を見ると、もう30分前くらいからすぅー、と静かに寝息を立てる元貴がいて、その彼を起こさないように僕は若井の方へ寄っていった。
やっぱりあれだけ歌って、喋って、進行していくことは大きな疲労に繋がるんだろう。
とにかく幸せそうな顔して寝ているところを見ると夢の中でも歌っていそうだ。
「···わかるよ、心地良い疲労感と達成感と···色々思い出してるとね」
隣を見て笑いかけると嬉しそうに笑い返してくれたその顔が近づいてちゅ、と軽くキスされた。
「もぉ、だめだよ···元貴が起きちゃう」
そう言って離れようとした僕は強い腕に引っ張られてその広くて僕よりがっしりとした胸元にくっついていた。
「ちょ···っ」
「しぃー、元貴を起こしちゃ可哀想だよ」
誰のせいで、と言いたくなるのを飲み込んだ。確かにあんなに安らかに眠る元貴は起こしたくないし、何よりこの状況を見られるのは···あまり良くない気がする。
けどすぅっと背中からお尻までの撫でられて、んっ、と声が漏れた。
「だってずっとお預けだったし···りょうちゃんと一緒にいるだけで触れたくて仕方なかった。いい匂い···ホテルのボディソープの匂い、俺と一緒だ」
首元に顔を埋めて鼻先が触れたと思うとぺろぺろと舌で舐められていく。
大型犬みたい···身体に乗りかかる重みとサラサラと落ちてくる髪の毛が心地良い。
「も、う···するなら···ここじゃ、やだ···」
元貴に呼ばれて1つの部屋にいたからもちろん僕たちにも部屋はある。移動しようよ、と少し押し返して見るけどまるで無視されてその舌は鎖骨、胸元へと落ちていく。
元貴が眩しくないようにと間接照明だけにされた部屋とはいえ、この距離だ、目撃されれば何をしてるのかすぐバレてしまう。
「けど···我慢出来ないよ、それにバレないようにするのってちょっと興奮する···元貴、一回寝たら深く眠るから···だからちょっとだけ···ね?」
太腿にあたる若井のものでちょっとどころじゃない興奮ぎ伝わってきて僕もあそこに熱が集まってしまう。
「ちょっとって··ぁ···っ、んッ···」
気づけばズボンもパンツも下ろされて熱い手で撫でられるとぞわぞわと気持ちよさに襲われて思わず口を押さえた。
「そう、静かにね···」
「ん、っ···ん゙む···っは、っふ···♡」
ぴちゃ、湿った音と共に弱くて気持ちいいところばかり器用に舐められる僕のもの。
その音が若井の唾液だけじゃなく自分から出たもののせいだと自覚しているから恥ずかしくて、体が震える。
「すご···りょうちゃんもしたかっった···?ひとりでしなかったの?あれ、使って」
「つかって、ない···っ、あれ、じゃ···ものたりなく、て···っ、んぁっ♡」
思わず奥まで咥えられて、声が漏れてしまった。
暫く舐められて、吸われて···限界が見えて肩を掴むとそっと口を離して僕を満足気に、嬉しそうに見つめながら若井はズボンを下ろした。
「ほんと、可愛い···俺はりょうちゃんのこと本当に好きだよ···体だけじゃない、心も全部···」
そう笑って言った若井の指が僕の中に入ってきた。
なんて返事したら良いか分からなくてそっと若井の空いている手を握りしめた。
こんなことをしているのに彼の気持ちを受け入れることが出来なくて申し訳なくなる。
けどそれでもいいという若井の言葉に甘えて···彼が与えてくれる甘さや優しさや快楽が僕は凄く好きで、こういう関係を続けている。
きき
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コメント
3件
新しい作品ありがとうございます💕 2人仲良いなぁ😍💙💛 って読んでたら最後😳😳😳 続きがめちゃくちゃ楽しみです!!
はるかぜさん、第1話読ませていただきました! ライブ後の高揚と疲労が混ざる空気感、すごく伝わってきました。3人の関係性がまだ全部は見えない中で、りょうちゃんが若井の気持ちを受け入れられないまま「甘えている」と自覚しているところが、心に引っかかります。このもどかしさが、今後の関係の鍵になりそうな予感…。続きが気になります!