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K-Takasaka
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#スクラッチャーズ
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K-Takasaka
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#タイムループ
K-Takasaka
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その日の午後、アオノは庭で小型ドローンの調整をしていた。
「飛行制御、問題ありません」
「それ、前にも聞いた気がする」とメバルが言った。
アオノがドローンを起動させる。
最初は正常に飛んでいた。しかし突然、機体が大きく傾いた。
「制御不能です」
ドローンが庭を横切り、アオノへ向かって落下する。
「アオノ、危ない!」
K-Tが動くより早く、カキがアオノの腕をつかんだ。
だが、力任せに引いたため、二人ともバランスを崩す。
カキは一瞬だけ迷った。
それでも、アオノを地面側にしないよう身体をひねり、自分が下になる形で倒れた。
ドローンが二人のすぐ横へ落ちる。
「カキ!」
メバルが駆け寄る。
カキは痛そうに顔をしかめながらも、アオノを確認した。
「アオノ、平気か?」
「私は問題ありません。あなたの背中に衝撃が集中しています」
「俺も問題ない!」
メバルがすぐにカキの肩をつかむ。
「それ、問題がある人の言い方だよ」
K-Tは落ちたドローンを見たあと、カキへ視線を向けた。
「今のは悪くない」
「本当か?」
「ああ」
カキは笑った。
「俺、アオノを守った!」
「正確には、あなたが下敷きになっただけです」
アオノが言う。
「それを守ったって言うんだよ!」
「記録上は、二人とも転倒しています」
「アオノは黙っててくれ!」
K-Tは壊れたドローンを拾い上げた。
「相手を倒すだけが柔術ではない」
「じゃあ?」
「守るために、位置を変える」
カキはその言葉を何度も繰り返した。
コメント
1件
ああ、第9話読み終わったよ…! カキ、めっちゃカッコよかったな…。ドローンが落ちてきて、咄嗟に自分が下敷きになるって判断したところ、ちゃんと「守る」って動きになってて。正直、ちょっと感動した。 あと「正確には下敷きになっただけ」って言うアオノとのコンビ感、すごく好き。完全に信頼し合ってるんだなって伝わってくるし、K-Tの“守るために位置を変える”って言葉もすごく沁みた…。もう一回噛みしめてるカキの気持ち、わかる気がする🥀