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灯夏「星が綺麗だね光輝くん」
彼女は夜空に向かってそう言った。
1章 出会い
俺は普通の高校2年生だ。仲のいい友達はいるし生活も何不自由ない、学校の成績は普通で恋愛に関しては恋などしていない。
普通の高校生と言われれば普通なのだが俺はいわゆる年齢=彼女いない歴に入っている人物だ。
もちろん恋愛はしてみたい、だけど俺は好きな人などできない、作ろうとして頑張ってみたが気になる人すらできない。
女友達はいるのだがタイプが違うというか友達でいいやというか感覚になってしまう。
勇気「おい光輝今日カラオケ行かね?」
光輝「わり、俺今日バイトなんだよ」
勇気「そうかーじゃまた今度にしようぜ!」
光輝「おっけー」
俺はバイトをしている。なぜしているかと聞かれても特に理由はないお金が欲しいからだ。貯金をして大学に入学今はそれしか頭にない。
バイトに関しては同じ高校の人と出くわさないため2駅くらいの距離で働いている。
光輝「??????」
???「すみません、ちょっといいですかそこ通りたくて….」
高校生「…..でさー!」
光輝「大丈夫ですか?何か手伝いましょうか?」
???「ありがとうございます!3番線に行きたくて…」
彼女は白棒を持っていた。多分盲目なのだろう。
光輝「ここが3番線ですもう乗りますか?」
???「ありがとうございます!ちなみに名前を聞いてもよろしいでしょうか?」
光輝「光輝(こうき)です」
???「そうですか、光輝さんもしよかったら連絡先を….」
光輝「その前にそちらの名前を聞いても?」
???「灯夏(ひな)です」
光輝「灯夏さんですか、また何かあったら連絡してください」
灯夏「ありがとうございます!助かります!」
これが初めての出会いだった。