テラーノベル
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⚠ 流血表現
⚠ 暴力表現
⚠ 嘔吐
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───────────────────反転。
気がつくと、真っ暗な場所に居た。
光さえも全く無いのに、何故か自分の手足は見える。
普通、暗闇の部屋に居ると大体は見えない筈……なのに、輪郭も色も、ハッキリと見えている。
……説明しづらいな…
とにかく、背景だけが真っ暗になった場所に、一人静かにぽつんと突っ立っていた。ということだ。
「 ……こわぁ〜… 」
試しに頬をつねったり、ビンタしてみる。
バチンッ
「 ッぃ”…っつぁ〜…… 」
………むっちゃいたいですね、はい(諦)
「 てか、俺さっきまで何しとったっけ 」
ふと、頭の中で何かを思い出す。
注射器に入っている透明な液体
後ろを向くと見える不気味な手足
至る所についた火傷の跡
流れ出る赤い水
寒すぎる牢屋の中
体中が痛む
痛い
痛い
「 …痛い……ッ? 」
あぁ、そうだ。俺、さっきまであの粕野郎共に…
あの出来事を思い出し、思わず胃から何かが込み上げてきた。
「 ゲホッ……ぅ゙…ォエ゙… 」
何かを吐き出すが、何も出てこない。
吐き気は止まらなくて、ずっと胃の中が気持ち悪い
喉に何かがつっかかっているような感じで、指を口から喉へと入れる。
異物を、取り出す。
「 オ゙ェ……ゲホッ…ゴホゴホッ!!……はぁッ…はぁ…… 」
何も出なかった。
喉にある違和感は無くなった。でもずっと、何かが気持ち悪くて、ぐるぐるしてて、気色悪かった。
原因がわからない何かに苦しまれながらも、現状を理解するべく、脳をフル回転させる。
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こにゃ
「 ぅ゙………ほん゙ま、ここどこやねん…… 」
良く分からない空間に居続けるのも嫌になってきた。
こんな状態が続くのも、此処に居るせいなのだろう。
「 はよ出な…… 」
足元がフラつきながらも、足を頑張って動かす。
一歩ずつ、一歩ずつ、ゆっくりと歩いていく。
後ろから迫ってくるナニカから逃げるように。
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「 はぁ……ッはぁ…ッ…ゴホッ 」
呼吸が苦しい
足が痛い
それでも歩き続ける。此処から出るために、この苦しみから逃れるために。
でも、いくら歩いても行く先全て真っ暗な場所ばかりで、光なんて何処にも見当たらなかった。
視界が歪み始める。
疲れているのだろうか、休憩したい。
「 …いや、今立ち止まったらアカン…… 」
震える足を無理やり動かし、後ろから迫るものから逃げるように歩く。
わからない、先程から体の震えが止まらない。
寒い、というわけでもない。寧ろ何も感じない。
暑いと感じることも、何一つない。
腹が減っているはずなのに、腹が減ってないように感じる。
眠いはずなのに、眠くない。珈琲を飲んだ時の意識がシャキッとした感じだけがする。
まぁ目眩はしてるんですけどね。どっちやねんおい(?)
本当に、矛盾することばかりが起こっている状態である。
徹夜した時みたいな感じな気がする。
いやそこまでじゃなかったわ。ごめん嘘ついた(?)
まぁ……そんな感じですわ。誰に向けて喋ってんのか分かんなくて草
「 はぁ……はよ…”覚めろよ”… 」
「 こんな場所なんか……居続け、れるか…ッ 」
早く覚めて、さっさと逃げなければ……また彼奴等が……!!!
……覚める???
あれ、俺って夢見てんだっけ
夢?あれ、俺さっき自分にビンタしたよな???
そう思い、もう一度自分にビンタをする。
バチンッと鈍い音が真っ暗な空間中に鳴り響く。
「 い”ッッッッっつぁ゙〜〜〜……ッ!??!? 」
「 うわ、まって叩きすぎたか???え、まって痛すぎる 」
「 むっちゃほっぺジンジンする。うわなんか気持ち悪い(?) 」
とりあえず、痛みはしっかりある。夢ではなさそう。
あれ、じゃあなんで俺”覚めろ”って……
自分が発した言葉の意味を考えながら、また俺は歩き始める。
『 ……………………!!!!! 』
「 …? 」
何か、声がした気がするが、気の所為としておこう。
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