コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
誰がなんと言おうが私が夏と言ったから夏よ
knnkあり
御本人様に関係ない
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈kn視点
しゃんっ、と音が鳴り、いつの間にか人が居なくなる。
もう季節はとっくに夏で、人が居ることでもっと暑くなっていたところが少しだが楽になり、様子がおかしい事にやっと気づき周りを見渡す。
前を見ればいつもの道。少し歩いてみれば見知らぬ家。なんだろう。
ちりんっ、
風鈴の音。
その音がする方に俺は顔を向けた。
nk「…あぁ、君か。いらっしゃい。」
初めてなのにまた会ったかのように話しかける彼。
「…えっ、と、」
nk「…まずはこっちにおいでよ。なんでも答えてあげる。」
「あ、はい……」
nk「どう?なんか質問ある?」
考えるふりをして彼の見た目をよく見てみる。年齢は少し若いようで、俺と同じぐらいに見える。好青年。といった感じだろうか。
「あ、名前は?」
nk「…名前……う〜ん…そうだなぁ…水、は駄目だし…」
名前を聞けば悩むようでゴニョニョと何かを言っている。
この場所は、涼しいな。
nk「無……な…家務……かむ……!なかむ!」
「…なかむ?」
nk「そう!なかむ!」
「なかむ、よろしくね。じゃあ質問かぁ……そしたら何故人間は生きるのかを…」
nk「そんなん分かんないよっw、人間が勝手に生きてるだけ」
「そうかぁ〜」
なんでも、と言われたので哲学を聞いてみればケラケラと笑う彼。ユーモアあるな。
「ん〜、じゃあここはどこ?」
nk「…早いな、」
「早い?」
nk「その質問。ん〜、まぁ、なんて言うんだろ。神境界?というかそれが朽ちたものというか……」
「…なんでも答えるとか言ったのに全部曖昧だね」
nk「うるせ」
「…待って神境界って?」
nk「えっとね〜……そのままだよ。神のいる場所的な?」
「…神?」
nk「まぁ今は神だったモノなんだけど、」
「待って待って、あなたは誰?そんな当たり前みたいに言われても分からない」
nk「…そっか。人間だもんね。……俺は、昔ここにあった大きな湖の神様。ほら、今でもなんか変な石あるでしょ?」
「…あ、」
いつも見るあの地蔵のようなものがあったな。
nk「そう。それ。昔はここももっと綺麗な場所だったんだけど、この場所は現代に影響されてさ。今はこんなんになっちゃった。なんもないよりはマシだけどね。」
「…湖なくなったの?」
nk「まぁね、潰されちゃった。それからは神境界が現実とごっちゃになってね…神ではなくなっちゃった。」
「…じゃあ何者?」
nk「ん〜……神だったモノとしか言えないな…湖が復活すればいいけど、それがないとなんも。」
「じゃあ人間と一緒?」
nk「人間とはなんか違って……人と会うときに人によって見た目が変わるとか、そういうのはあるから、」
「え、なにそれ」
nk「勝手に変わるのよね。意外と不便! 」
「そうなんだ……てかどうやって出んの?ここ」
nk「あ、出る?じゃあ目瞑って。」
「…?わかった。」
指示どうりに目を瞑れば唇に不思議な感覚が襲う。びっくりして目を開けば、自分の家に居た。
「…、」
唇を触り、さっきのことを思い出す。
「…初めてがあれかよ、」
暑い中外に出て、地蔵にお供え物をする。神じゃないなら機能しないのか?と思うが機能することを願う。
あれ初めてだったんだから、ちゃんと責任取れよ。
そう願いを込めて立ち上がる。
しゃんっ、と音が鳴る。
振り向けば、彼が居た。
nk「…責任、取りに来ちゃった。 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
よくわかんないかもだけど自分は好きです
リクエストください
NEXT400