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あのこがほしい
#微ホラー #四季愛され
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縺ソ縺、縺代◆。縺ソ縺、縺代◆。縺ソ縺、縺代◆。
縺九o縺?>縺九o縺?>縺ゅ?縺。
縺サ縺励>縺サ縺励>。縺サ縺励>縺サ縺励>!!
騾」繧後※縺薙l縺ー
騾」繧後※縺薙h縺
Notsid
「へっきゅしょん!!」
教室に四季のくしゃみが響き渡る
「風邪か?」
「馬鹿は風邪ひかないだろ」
「なんだと皇后崎?!誰がバカだって?!」
「お前だよ」
矢颪の心配する声よりも皇后崎のバカにする声に反応する四季。
「じゃあ誰かが四季くんの噂してるのかもね」
「誰がだよ…」
「桃とか?」
「ちょっとありそうなのやめろ」
遊摺部の冗談まじりの発言に苦笑しながら答える。
『縺ソ縺、縺代◆』
「ん?誰かなんか言ったか?」
「は?誰も喋ってねぇよ」
「え、嘘。なんか声しなかったか?」
「わ、私は聞こえませんでした…」
「じゃあ俺の勘違いか?」
「ご、ごめんなさい!私ごときが否定してしまって!!」
「いや屏風ヶ浦悪くねぇから!頭上げろって!」
土下座する勢いで頭を下げる屏風ヶ浦に必死に弁解する四季。その四季は先程の声に違和感を抱いていた。
『縺翫>縺ァ』
「なぁやっぱなんか聞こえるって!」
「気のせいだろ」
「でもほんとに聞こえんだよ…」
「お前らさっさと席に座れ。」
授業の時間が近づき無陀野が教室に入ってきた。
「なぁムダ先さっきから誰かの声しねぇか?」
「声…?誰かって誰のだ」
「なんかこいつさっきから誰も喋ってねぇのに声が聞こえるとかいいやがって」
「だってほんとに聞こえるし…」
「まぁ四季の気のせいだろう。授業を始める」
こうして授業が始まった。この時声の存在を信じていればなにか違ったのだろうか。この時は誰も。まだ誰もが知らない。この後四季に起こる大変なことを…
真夜中
ゴソゴソ
「…しき…?」
「あ、悪りぃ、起こしちまった?」
「もっと静かに動け…」
物音に反応し起きる皇后崎。重たい瞼を開けると四季が部屋から出ていこうとしていた。
「どこいく…」
「トレイ」
「…戻ってくる時は起こすなよ」
「わかってるって。おやすみ」
トレイは廊下に設置してある為一度部屋をでなければならない。そのため四季は起きたのだった。
そして休みの挨拶を告げた四季は部屋を出ていった。そして皇后崎は自身の睡魔に従い、また眠りに入るのだった。
朝
pipipipi pipipipi
部屋に目覚ましの音が鳴り響く
「…朝か」
皇后崎は起き、目覚ましを止める。そしてベットから出て顔を洗おうと洗面所に行こうとしたところで気づいた。
「…あいつどこいった」
四季がいない。普段は絶対ありえない事だ。いつも皇后崎が起きてもまだ寝ているはずの四季がいないのだ。
「トイレにでも行ってんのか…?」
ひとまずそういうことにして身支度を進める。
そして朝食を食べに部屋を出るまでも四季は戻ってこなかった。皇后崎は四季は珍しくも早く目覚めて先に行ったのだと思うことにした。
in食堂
「あ、おはようございます。皇后崎君。」
「はよ」
食堂につくと既に遊摺部がいた。前に言っていたが遊摺部は無陀野と同室なため決まった時間に起こされているらしい。
「四季くんはまだ寝てる?」
「?食堂にいねぇのか?」
「いないよ。僕が一番乗りで皇后崎くんが2番目。それ以外来てないよ。」
「俺が起きた時には四季はもう部屋にいなかったもんだから先に行ったかと…」
「皇后崎くんより先に四季くんが?珍しい事もあるんだね」
「てめぇ何話してんだ?」
「あ、矢颪くん、手術岾くんおはよう」
「はよ」 「おはよう…」
話しているところに矢颪と手術岾が食堂に来たようだ。
「はよ、んで?何話してんだ?」
「皇后崎くんが起きた時にはもう四季くん部屋にいなかったらしくて、」
「でも食堂にもいねぇ」
「は?あいつが皇后崎より先に起きるとか有り得るのか?」
「でも四季くんもたまにはあるんじゃないかな…」
「み、皆さん…おはようございます…!」
「ロクロ〜!今日の体調はどうだ?大丈夫か?具合悪くないか?」
「う、うん大丈夫だよ…大丈夫だからちょっと離れて…」
「朝からリア充自慢かよ…」
4人で話しているところに屏風ヶ浦と漣もやって来て漣は手術岾にくっつき始めると遊摺部は舌打ちしなが独り言を言い始めた。しばらくして皆食べ終わり教室に向かい、無陀野が来るまで喋っていた。
「一ノ瀬さん…遅くないですか?…すみません!私ごときが心配して!!」
「いや屏風ヶ浦は謝んなって…いやでもほんとにあいつ遅せぇな」
「このままだと遅刻になっちゃいそうだけど…」
四季を心配する声が次々と上がってくる。するとそこに扉を開ける音が混じってきた。
「おはよう諸君。いきなりで悪いが今から練馬に行く。」
「え、練馬?」
「あ、あの!一ノ瀬さんがまだ来てないのですが…」
「その四季を迎えに練馬にいく」
「「「「「「は?!/え?!」」」」」」
「なんで四季が練馬に?!」
「そのことは船で説明する。行くぞ」
早すぎる展開に中々追いつけない皆だったがとりあえず今は無陀野についていく。
in船上
「それでなんであいつが練馬に?」
皆が1番気になっていることを漣が無陀野に聞いた。
「まぁ何故四季が練馬にいるのかは正直なところこちらでもまだわからない。」
「じゃあなんで四季くんが練馬にいるってわかったんですか?」
「今朝真澄から連絡があった」
時は生徒達が無陀野を待っている頃…
pullll.pullll
授業の準備をしていた無陀野のスマホの着信が響き渡る。無陀野は相手を確認すると疑問を抱きながら電話に出た。
「真澄か?」
『おい”無陀野!!!!どういうことだ!!』
開始早々怒鳴り声がスマホから聞こえ思わず耳からスマホを離した。ついでにスピーカー設定にし、作業をしながら通話を続ける。
「そんなに声をデカくしてどうした。十分聞こえてるぞ」
『一々腹立つ言い方だなてめぇは…それより無陀野どうなってやがる』
「なにがだ」
『だからなんで一ノ瀬が練馬にいんだよ!!!』
「…は?」
思わず手を止める無陀野
「まて真澄。どういうことだ。四季が?練馬に?」
『は?おめぇも知らねぇのかよ』
「説明しろ真澄」
『説明もなにもなんで一ノ瀬が練馬の地下に落ちてんだよ』
「いやまて、こっちこそ謎なんだが。というか四季は無事なのか?」
『とりあえず今隊長室のソファに寝かせてる。隣に馨がついてるからそこは安心しろ』
「そうか…それならいい。それで見つけた時の状況は?」
『あ”ー俺と馨が朝移動してたら地面に一ノ瀬が倒れてた。こっちも動揺いたがひとまず1番近い隊長室に連れてきた。』
「そうか。四季はまだ目が覚めてないのか?」
『あぁ。呑気に寝てやがる。』
「わかった。ひとまず他の生徒も連れて練馬に向かう。それまで頼んだ。」
『早く来いよ。 』
そこまで話して通話をきった。
時は戻り現在
「…ということだ」
「いやどいうことだよ」
「え、四季くんどうやって練馬行ったんですか…」
「それは着いてから四季に確認するしかない」
「と、とりあえず一ノ瀬さんが無事で良かったです…」
反応は三者三葉でとりあえずは四季が無事で良かったという結論に至った。
そして時は過ぎ練馬につき隊長室に入ると…
「よぉガキ共」
「久しぶりだね」
真澄と馨が待ち受けていた。
「四季は?」
「まだ呑気に寝てやがるぞ」
「まだ寝てんのかよ」
「…ん〜…ぬぁ……」
「あ、起きた」
「おはよう四季くん」
「…おはよ…って、馨さん?!?!え、なんで?!」
「よぉ、一ノ瀬…散々寝やがって…」
「え、真澄隊長も?!てかここどこ?!皆いるし!」
「四季。とりあえず落ち着け。そしてここは練馬だ。」
「は?!練馬?!」
慌てる四季を落ち着かせ、それからこれまでに至る経緯を話した。
「…いやまっぢで記憶ねぇ…」
「ほんとになにも覚えてないのか?」
「いや…最後覚えてんのは…ベット入った記憶だな」
「は?お前夜中にトイレ行ってただろ。」
「え?まじ?そんな記憶もねぇんだけど」
「お前…ほんとになんも覚えてねぇのか」
「いやだからそうだって」
「四季。なにか些細なことでもいい。昨日なにか異変はなかったか?」
「え〜…ん〜…んー…うーん…あ、そういえば…」
「なにか思い出した?」
「いや思い出したっていうかなんか声が…」
「声?そういえば昨日も言ってたね」
「ど、どんな声なんですか?」
「なんか男か女どっちの声か分からないし言葉は絶対日本語じゃねぇのに理解できるって言うか…」
「どんな内容だった?」
「えっとね…確か…『おいで』…え?今誰か喋った?」
「誰も話してないが…」
「え、だって今おいでって…」『おいで』「あ、」
『おいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおいでおい』
「あ、ああ、ぁぁあ、あ、」
「四季?」
どんどん様子がおかしくなってくる四季に皆は心配し始める。
『ねぇきて。きてきてきてきてきてきて。早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く』
「っあ、」
「四季!しっかりしろ!」
どんどん涙目になり始め、目の焦点が合わなくなり始める
『早く早く早く来て早く来てよ…』
「ゃだ、だれ。なぁ、だれ、うるさい、ねぇ」
『……早く来いよ!!!!!!!!!!!』
「あ」
いきなり四季が言葉を止めると
ガンッ
四季の身体が壁に衝突した。急に。不自然に。
浮いている。四季の身体が。
「っぁ…ぐるしっ…」
苦し始める四季に皆は驚き始めふ
「どうなってやがる?!」
「そんなことより四季くん助けないと!」
「ぁ、あ”……ぁ…」
「四季くん?!」
「まずいぞ気ぃ失いやがった!」
「なんだこれ!近づけねぇ!」
「皇后崎。血触解放で四季に向けて攻撃しろ」
「は?!」
「いいから早くやれ!」
無陀野も少し焦っているようだ
「ッ…チッ! 四季が怪我してもお前のせいだからな! 血触解放!七つの断罪!」
皇后崎が四季に向かって攻撃をした。
はずだった
「なんだこれ!」
刃が途中で止まる。空中で。
「おい皇后崎!そのまま下まで思いっきり切れ!」
「言われなくてもやってる!」
そのまま刃を落とすと
『あ”あ”ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙』
今まで聞こえなかったはずの声が、断末魔が聞こえてきた
「うるさ!」
「だ、誰なんですか?!」
『あとすこし!あ”とずごしだったのにぃぃ”!』
その言葉を最後に声は途絶え皇后崎の攻撃が床に直撃しそうなところで刃をしまった。そして四季は…
「あっぶな…」
落ちてきたところを馨がキャッチした。
「四季くん!四季くん!大丈夫?!聞こえる?!…ってなんだこれ…」
馨が声かけても反応は無く、代わりに馨は妙な物を見つけた。
「馨…何をみつけ…なんだこれ」
「どうした?」
「これみろ…一ノ瀬の首に妙な手跡がついてやがる」
四季の首には痛々しい程の痣が残っていた
「…これ、首折れてないよな」
「え?!大丈夫なんですか?!一ノ瀬さんは!」
「四季!起きろ!」
通常の握力では絶対につかないような不気味な手跡。あまりにもあれなので皇后崎は首が折れているのではと疑問に思った。
「折れていたとしても、もう回復したかもしんねぇ。とりあえずそこのベット置いとけ。」
「わかりました。」
「京夜も呼んでいるからそろそろくるはずだ。それから治療してもらおう。」
「はいはーい呼ばれて登場京夜センセーだよ!」
「いや早いな」
「ちょうど今ついたんだ〜んでどうしたの?」
「一ノ瀬見てやれ」
「四季くん?ってどうしたのこれ!」
「後で説明する」
「ほんと後でちゃんと説明してよね!」
そうして京夜は治療に取り掛かった
「…これ首の骨ヒビ入ってるね。折れてはないけど結構危険だ」
「ヒビ?!大丈夫なんですかそれ!」
「命に別状はないけど…鬼の回復力で治ってないから自然治癒かな」
「?お前の血でもダメなのか?」
「うーん…変に今治すより自然治癒の方がしっかり戻っていいかもしれない。他は…って…ん?」
「どうした?」
「いや…まって…なんだこれ…ねぇ、ほんとに四季くんに何あったの…」
「おい、何を見つけたんだ」
「首だけじゃない…手首にも…いやこれ全身に手形や握りしめた痕あるよ。」
「は、」
京夜の発言に皆開いた口が塞がらない
「ねぇそろそろ教えて。四季くんになにがあったのか」
「…どっから話すべきか…」
「とりあえず今朝からでいいだろ」
そうして京夜にこれまでの経緯を話した。
「何それ…桃の攻撃?」
「いや…それはない…」
「おい無陀野…それはいい切れるのか?絶対桃の仕業じゃないってわけねぇだろ」
「あの…最近僕たち島から出てなかったのでそれはないと思います…」
「じゃあなんだ。幽霊の仕業って言いてぇのか」
「まぁ今はそうとしか思えませんよね」
「…とりあえず四季くんにはなんて説明するの?」
「そりゃ素直に幽霊の仕業っていえば…」
「いや、桃の攻撃ってことにして伝える」
「え?なんでですか?」
「その方が四季にとっていいからだ」
「…もしかして四季くんお化けとか嫌いなの?」
「…まぁ…そうなるな」
「ガキかよ」
その後四季も起き、全身の痛みに悲鳴を上げながらも説明を聞き終わると…
「桃ねぇ…でも変だなぁ」
「なにが?」
「だって…」
「まだ声するもん」
『今度こそムカエニいくからマッテテネ』
あとがき
はい、以上になります。どうでしたか?もうノリで書いたので全然怖さなんて感じないとは思いますが…まぁ今回ホラーを書いたのは今日が冬至だからです。(現在12/22)冬至は悪を引き寄せるためやってはいけないことがあるらしいですよ。是非調べてみてください。そしてここからは私情なのですが……この度!私!高校受かりました!!もー、ほんと嬉しすぎて合格の文字見た瞬間叫びました。学校でも友達に抱きついてきました。 という私情でした。それではさよなら
『みつけた。みつけた。愛しいあの子。ほしい。、ほしい、ほしい、連れてく、連れてくから』
『一ノ瀬四季くん』
コメント
2件
めっちゃ怖い……けどつい見てしまう(´>∀<`)ゝ
四季君が欲しいなら まずはセコムを倒さないとね! まぁ、連れて行っても私が取り返すから、あと、もう二度と話せない体にしてあげる❤︎ 続き楽しみです!