テラーノベル
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枕返しの世界線
🐦⬛「やあ、飯綱」
🧣「…ここ、職員室ですが?」
🐦⬛「それがど
🎭「てめえガラスどうしてくれんだ…??」
すかさず学園長にアイアンクローをきめられ叫ぶ蘭丸先生…いや、今は蘭丸さんか。俺が卒業したのと同時ぐらいに、悪党へ転職した蘭丸さん。職員室には学園長いるし、第一あんた毎回窓割るから怒られんのは常だろ…
☀️「懲りないな…隊長さんも…」
🧣「前からあんなんだぞ」
☀️「確か、学生時代の副担任だったんだっけ」
🧣「…そうだな。ま、窃盗癖あるやつ担任にはできねえだろ」
☀️「確かに…」
まあ、窃盗だけじゃなくて隙あらば授業放棄してたしな、蘭丸さん。懐かしい
🍶「飯綱くん今あの人どんな目で見てはるん?」
🧣「ん?」
🍶「仲良かったやろ、烏丸先生と。…あの成れの果てをどうおもとるんかなおもて」
どう…どう、か
🧣「かわんねぇな、と」
🐦⬛「え?」
🧣「今も、昔も」
☀️「?」
🧣「今も昔も情けねえなって」
🐦⬛「わあ酷い。あんな可愛がってあげたのに」
🧣「あのねえ、1日に4回学園長に踏みつけられるやつをどう尊敬しろと?」
🍶☀️「あ…」
🐦⬛「酷い…」
🧣「事実でしょ」
そう、事実
🐦⬛「可愛がってあげたのも事実じゃん」
事実、だ
☀️「飯綱くん元気ない?」
🧣「ああ、うざったくてな、コレが」
ひっついてきた蘭丸さんに暗に退けと言う
🐦⬛「あーあー‥先生悲しいよ」
🧣「うるせえ。…どうせ今日こいって話だろ」
🐦⬛「うん」
☀️「なんで?」
🧣「部屋の片付け。コイツの。あと、…食事」
☀️「え?!ご飯食べるの??!!」
🧣「…ああ」
🍶「そんな仲良かったんやなぁ………あ、烏丸先生の奢りですか?」
奢り…なのか?
🐦⬛「いや?割り勘」
🍶「なんやねん…どっちかの奢りならおごてもらおおもたのに」
🐦⬛「まあ、結構厳しいけどね、僕のお財布」
言ってたもんな、あんた。月収5万くらいって
🐦⬛「ってことだから、あっちゃん。今日は飯綱に残業させないでね?」
🎭「わかったからガラスの修理代払えよ、お前の月収4、5ヶ月分でも足りねえけど」
🐦⬛「ま、まああっちゃん。平和的に行こうじゃないか」
☀️「あ、パクられた…」
だな。晴明。俺もすごい聞き覚えある言葉だよ。でも、ごめんな、蘭丸さん。それは
🎭「その手には乗らねえんだよ…!」
🐦⬛「へ…?」
それは、俺が一回使ったから
蘭丸の叫び声が、職員室にこだましたのだった
🐦⬛「あ、きたね」
🧣「…」
🐦⬛「も〜…ちょっと遅くない?」
そう言いながら、自身の指の腹を噛み切る蘭丸さん
🐦⬛「飯綱も、ゆっくり食べたいのにね」
🧣「…!ふ、ぁ」
近寄ってくる蘭丸さんを見て、小さく口を開けて待っていれば、赤く血に染まった指が口の中にはいってきた。頭がクラクラするほどの甘さに、理性が溶けていく
🧣「あぐ…ん…」
🐦⬛「ん。ゆっくり食べな」
俺はただ、蘭丸さんの指を、血を舐めた。ただ、本能のままに、その甘さを求めた
🐦⬛「おや不良少年」
そう言って、授業をサボっているわけでもない俺の前に現れたのが烏丸蘭丸と名乗る教師だった。放課後。教室に忘れ物をしたために学園へ戻ったものの、途中で気分が悪くなり休んでいたところに、おそらく日直だろう烏丸先生は現れた
🐦⬛「体調悪いの?」
この人に会うのは今日が初めてだ。学校が始まって1週間が立っているが、副担任にあったことはなかった。コイツか、副担任。烏丸先生が近づいてきた瞬間感じた、甘ったるい匂い。無意識に喉が鳴ってしまった
🐦⬛「…」
ああ…ヤバイ…
🧣「…どっか、いって…」
🐦⬛「しんどそうだよ?」
🧣「いい、から…」
俺が、あなたを傷つける前に
🐦⬛「…君、もしかしてフォーク?」
🧣「だからっ、にげ、て…」
今までと比べ物にならないくらい濃い匂い。抑え切れる自信がない。そもそも、俺が匂いを感じた時点でヤバかった。俺は、不完全なフォークだから、匂いをあまり感じない。味覚はもちろん消えた。でも、本当に、匂いだけは気にならなかった。頭痛だけで済んだのに。今は、ただ目の前の『モノ』を食べたいという欲が溢れてくる。きっと、この人は…
🐦⬛「…よしきた。じゃあ、いいよ。食べな」
🧣「え…?」
🐦⬛「しんどいでしょ。僕は君の副担任なの。毎回、授業のたびにこうなるの?君、食べたことないでしょ?」
全て烏丸先生が言ってることが正しい。一定期間ケーキを食べなかったフォークは自我を失い本能のままにケーキを見つけては食べる。定期的に食べる必要があるが、そんな物好きはいない。だから、フォークは隔離される。俺は不完全で、その心配がないとされたから、ここにいる、のに…
🧣「でき、ない…」
🐦⬛「…」
🧣「おれは、…食べたくない」
だっそうだろ。何が好きで人の形をした、生きた人を、妖怪を食べなきゃいけねえんだよ。俺は、それが嫌だ
🐦⬛「じゃ、ギブアンドテイクといこうか」
そう言った烏丸先生に俺はそのまま押し倒された
🐦⬛「君は僕を食べる。だから、僕も君をたべる。どう?」
🧣「…せんせ、」
🐦⬛「ん?」
🧣「主導権だけは、手放さないで…」
🐦⬛「…うん。分かった」
コレは、自分1人でどうこうできる話じゃない。だから、この人に主導権を握ってもらう。きっとこの人は、大丈夫。そう思った
ガブッッ
🐦⬛「!グッッ」
🧣「?!ぉ゛ぇ゛、」
🐦⬛「ごめん。苦しかったね。お肉食べたくないって言ってたから…食べたくなった?」
🧣「いや、ありがとうございます」
🐦⬛「ん。もうちょい食べとく?」
🧣「あ、いえ…結構です」
傷を広げようとする蘭丸さんを慌てて止めれば、背中に衝撃を受けた
🧣「…?」
🐦⬛「約束覚えてるでしょ?」
🧣「あ…はい。…お好きなように」
🐦⬛「じゃ、お言葉に甘えて」
クチャ…クチュクチュ
🧣「んぁ…♡」
舌を捩じ込まれ、舌を絡め取られれば口内に注がれる唾液。甘すぎる。息ができない、苦しい。だけど、もっと欲しいと思ってしまう
🐦⬛「ん…あらら。こんなに濡らしちゃって」
🧣「っぁ…♡♡」
しょうがないと言えばしょうがないだろう。アレほど甘いモノを注がれれば、抜け出せなくなるにきまってる。欲しくなってしまう
🐦⬛「こりゃ慣らさなくても大丈夫だね」
ズブブブッッッ……
🧣「ぁ!♡♡♡♡♡」
フォークの本能としての快楽の次は、生きている上での…性的な、快楽。ナカに入ってくる大きいモノ。圧迫感さえ気持ちいい
🐦⬛「奥行くけど頑張ってね」
ズチュッッッゴチュゴチュュ
🧣「んあ♡♡♡ぁ…ぅ〜…♡♡♡おく、ほし、♡♡♡♡♡♡」
🐦⬛「まだ我慢して♡」
コリコリ
🧣「っっぁ、♡♡♡♡きもち、♡♡♡」
🐦⬛「これが気持ちいいんだ」
コリコリ
🧣「んぁ゛♡♡♡も、っと♡♡♡♡♡」
🐦⬛「強くってことかな?♡」
ゴリュッゴリュッ
🧣「ぁ゛〜〜〜!!!♡♡♡♡いっちゃ、」
🐦⬛「どーぞ♡」
🧣「っっ〜〜〜♡♡♡♡♡っ、は♡♡♡」
🐦⬛「…あ、」
ズルッッッ…
🧣「んぇ…?♡♡♡」
なんで、…うまく、できてなかった…?
🐦⬛「いや、いらない?」
🧣「ぁ…ほしい、」
🐦⬛「だよね。トんじゃう前に欲しいかと思って」
よっこいせ、と学園長以外言わない掛け声と共に立ち上がった蘭丸さん。その前に座り込んで、咥える。あんまり上手にならない。自分で喉に突き刺してむせる。手解きもしてもらったが、うまくいかない。申し訳ないな…
🐦⬛「ん…//じょーず、だすからね?」
言ってくれるのでちゃんと飲めるように準備する。俺が準備できたのと同時に口内に注がれる蘭丸のせーし。ただ、これは唾液なんかよりもずっと甘いので、一回だけ、と決めている。一滴たりとも溢せない
🐦⬛「大丈夫?変なとことか入ってない?」
前科があるので何も言えない。とりあえず黙ってベッドに寝転がる
🐦⬛「…ふふっ♡あーかわい♡♡」
ドチュンッッッッッッッッッッッッ
🧣「っっぁ♡♡♡♡♡っっ、いっちゃ、」
🐦⬛「早いよ〜」
ドチュンッッッパチュッッ
🧣「あぐ、♡♡、ひゃあ♡♡♡♡」
パチュッパチュッゴリュッ
🧣「んぉ゛♡♡♡♡そこ、きもちいいかりゃあ♡♡」
🐦⬛「ここね〜」
ズチュッッドチュッッッ
🧣「ぁ゛〜いっちゃ、」
🐦⬛「いいよ?イっちゃいな♡♡」
ゴチュッッッッ
🧣「っっっっっっ〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡」
🐦⬛「ぁ゛ーー…締め付けじょーずになったね…♡♡♡」
🧣「へぁ?!♡♡♡♡だしゅ?♡♡♡♡」
🐦⬛「ゾクッッそ…飯綱がもうちょい頑張って締めれば下のお口にも出したげる♡」
🧣「ふ、ん…」
🐦⬛「全然だよ?飯綱♡」
ゴチュッッッッグポッッッ
🧣「っっっっっ〜〜♡♡♡♡♡」
🐦⬛「あ〜出すよ、♡♡♡♡」
🧣「下のお口にもちょーだい♡♡♡♡」
🐦⬛「っっ♡♡♡」
🧣「ぅあ…
🐦⬛「あ…トんじゃったか。まあ、頑張ったもんね」
後処理をしつつ、飯綱を介抱していく。ケーキに主導権を握らせる、なんて発想を聞いた時はびっくりした。普通フォークが握るもんだけどな…最初はまあ、ギブアンドテイクの関係だったけど、今はちゃんと愛してる。教師やめたのも、近くにいたらこうやって気持ちよくなりたくなっちゃうからなんだけどね。穏やかに眠る飯綱に布団をかけ、周りの片付けを再開したのだった
いえい⭐︎
ケーキにフォーク攻めらんないかな、って思ってこうなった。丁度蘭丸『先生』でなんか書きたかったら、程よく主導権握ってくれそうな隊長…間違えた。蘭丸先生がお相手でした。マジでこの人が教師続けてたら秦中先生と神酒先生、安倍先生が玄孫になって3世帯職員室できたのかな…って思う
表現ぼかしてごめんなさい🙇♀️🙏🙏わかんなかったや
コメント
6件
ネタ尽きちゃいました。リクエストあればお気軽に〜
ありがとう御座います!!!新しい扉が今完全に開かれました!!初めてケーキが主導権を持っている作品を観ました!!完全に僕の心にクリティカルヒットしました!!!また、枕返し編というのもとても良かったです!!最初はWin-Winと言う関係だったのが本物の愛に変わるのもとても良かったです!!!本当にありがとう御座います!!!とてつもなく最高でした!!!