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Q「趣味は?」
A「上杉推しや美門推しなどの地雷を踏みまくることです!今回は上杉にしました!( ー`дー´)キリッ」
今回は、上杉でカゲロウデイズ!!
分かる人には分かるはず…(何が?)
【カゲロウデイズ】上杉
夜遅いある喫茶でのこと
偶然会っただけ
病気になりそうなほど苦しいこの世界の中
偶然会ったから君と 駄弁っていた
「なんか…今なら言えそう」向かいに座りながら
俺は思わずつぶやいた
あぁ、言いかけた途端にやってきて
脅してきたのはのはガソリン持ってるテロリスト
バッとやってきたテロ犯があたりにガソリンをぶちまける
ガソリンの匂い、嫌な予感と混ざり合って息をのんだ
顔面蒼白立花が「嘘じゃないよ」って顔してる
淡い恋色、かき回すようなガソリンに全て 眩んだ
気を取り直した俺が考え始めた
今の状況?
いつ発火してもおかしくない状況
やけに 煩い客の声覚えていた
でもさぁ、少し不思議だな。
なんだか、まるで運命みたいだな
「いい子だ、がんばれよ」そう言ったとき
周りの人は皆逃げる体制を整えていた
こっちに気づいた犯人が俺を認めて近寄ってくる
逃げ出す客達とガソリンの香りが人の隙間で空廻り
ワザとらしい自尊心が「夢じゃないぞ」って嗤ってる
眩む視界にあいつの横顔、戸惑っているような気がした
何度命を捨てたって陽炎が嗤って奪い去る。
繰り返して数回目。もうとっくに気が付いていたろ?
こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。
繰り返した自己犠牲の向こう。
バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間爆風に飛ばされる
血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して
文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら
実によく在る青春の日のこと。
そんな何かがここで終わった。
目を覚ましたとある病室のベッドの上
少年はただ
「ここはどこだろう」と一人天井を見つめていた
Fin