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しにたい


って言っても、特に何かがある訳じゃない。

友達はいるし、お母さんも今は優しいし、そこまで貧乏でもない


でも1つだけ、明白な理由がある

それは、私が3歳の時に負った心の傷


父親の暴力。


まだ幼かった私は、それを止めることが出来なかった。止められるわけなかった


そのころからかもしれない、人の顔色を伺うようになったのは


なぜ殴られているかも分からず、それでも、目の前には黙って私に手をあげ続ける父。

怒っているんだな、と思った

痛みすらも感じられなかった

涙が出ていたかも分からない


でもそれは、全て私のせいなんだと、あの時は思った

私が怒らせてしまったんだだから殴られても仕方ないんだ。


もうすぐ成人を迎える私は、その時の情景、自分の気持ちを鮮明に覚えている



今、父親とはゲームの話をしたり、出かけたりするほど仲がいい。冗談も言い合ったりする 


でも心の傷は絶対に消えない


それに、父親は自由人で、お母さんの手伝いもせず、ゲームをしに出かけて行ったり、趣味の釣りをしに行ったりする

家のことには一切関わろうとしない。

そのせいでお母さんだけに家事をさせて、ストレスが溜まり、そのストレスは私にぶつけられる


私はいつの間にか、怒りの捌け口になっていた。


1口答えすれば10愚痴が返ってくる

もちろん反抗期なんてなかった


何のために生きているか分からなくなった時期もあった。


そんな時を乗り越えて今生きている。


お母さんも仲がいい。というか、どこの家族よりも仲がいい気がしている。


でも、心の傷は癒えない



ふと考えてみれば、私の怒りを発散するタイミングなんてなかった

ずっとためてためてためてためてためてためてためてためてためてためて

溜めてきた


私はブラックホールではないから、今になって限界が来ているんじゃないかと思っている


それならしにたい気持ちも理解できる


死は救済なんだ。




これは、今を死んだように生きる女子高生の死ぬまでの話


実話とリアルタイムの心情を書き綴らせて頂きます。




また書きたい時に書きにこようと思います

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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