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今回はいじめについて考えてみました、それではスタート!


皆さんは、いじめの定義と種類を知っていますか?

「いじめ」と言っても種類はさまざま。

私がいじめを受けた時はそのほとんどが無視と陰口でした。

無視することによってクラス内で孤立させ、その上で陰口をわざと聞こえるか聞こえないかくらいの範囲で

おこない精神的に追い詰めていく。なかなかに苦しかったです。

今回は、私が実際に経験したものも含めて計12個の「いじめ」を考えてみました。


いじめの定義

いじめの種類を書く前に、いじめの定義を確認しましょう。

文部科学省によると、


個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、

いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。

「いじめ」とは、

「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、

物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。

なお、起こった場所は学校の内外を問わない。


とのことだそうです。


つまりは、まわりがいじめじゃないと思っていても本人が苦しんでいて「いじめだ」と認識していたらそれはいじめだよ、

という解釈です。

ちなみにここでの「一定の人間関係のある者」とは、学校の中だけの話ではなく、

仲間や集団(グループ)など、当該児童生徒(=いじめを訴える立場の子)が

なんらかの関わりをもっている人たちのことです。

だから部活動やクラスだけでなく、学校外での人間関係も含まれるのですね。


いじめの種類12個


1.身体的ないじめ


直接暴力をふるわれることです。

殴る、引っかく、押す、ぶつかる、物でたたく、蹴る、煙草を押し付けるなどがあります。

「ケンカ」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ケンカではありません。

ケンカはフェアーな状態で成立するものです。双方が傷つき、双方が傷つけます。

しかしいじめの暴力は一方的で、反撃は許されません。その多くが集団でひとりを対象にしたものです。

よく「抵抗すれば変わる」と言う人がいますが、そんなことは許されないのです。もっと陰湿に、

もっとひどくなることが分かりきっているから。やり返すことは許されず、ただ体を痛めつけられます。


2.無視


集団がひとりに向けておこなうことが多く、被害者自身が加害者(の中心人物)を特定できない場合もあります。

直接危害を加えているわけではないため、誰かに相談しても解決しにくいです。

また、反撃も非常にしづらいです。悪口を言われているわけでも暴力をふるわれているわけでもありませんからね。

「無視しないでよ!」と言っても、「気づかなかっただけ」なんて言われたらおしまい。まわりもどうしようもありません。


3.性的ないじめ


服を脱がせる、嫌がらせで触れる(性的接触)、性別や身体的特徴に関する悪口を言うなど。

社会に出たら“セクハラ”で即効アウトですが、何故か子ども同士だと「若いっていいわよね~」

なんて言う人がひとりやふたり出てきます。

本人がひどいショックを受けて泣き寝入りをしてしまうこともありますから、

実際に分かっている件数よりもずっと多くの数起きているでしょう。


4.嫌なことを強要する


パシリもこれにあたります。

他にも、万引きを強要したり、親の金を盗んでこさせたり、別の誰かをいじめさせたり・・・。

いじめること自体よりも、それによって得る利益(万引きされた商品、お金、優越感など)が目的となることもあります。


5.陰口をたたく


本人に聞こえないところで言い、それが噂で耳に入る場合と、

わざと聞こえるように言う場合があります。

直接攻撃するわけではないため、被害者が反抗しづらいことが多いです。


6.物質的ないじめ


「物質的ないじめ」とは、物を隠す、落書きをする、取り上げる、壊すなどのことを言います。

これも直接的な攻撃じゃないため、被害者が加害者を特定しづらいです。

上履きなどが傷つけばまわりも気づけるかもしれませんが、ノートの中身などの場合は、

本人が隠してしまう場合もあります。

「いじめられる」ということがバレるのが怖いのです。


7.ネットいじめ


ネット上の掲示板、SNS、LINEなどでされるいじめの総称です。

不特定多数の相手から悪口を書き込まれたり、学校の裏サイトやクラスのグループLINEで陰口を叩かれたりします。

これも、加害者が特定しづらいいじめのひとつです。


8.噂を流す


悪口などを噂として流されることで、被害者が集団(学校や部活、クラスなど)で孤立してしまいます。

噂の発生源を突き止めるのは難しく、また、噂に関わった全員が「いじめ」と認識しているわけではないため、

対処は大変難しいです。


9.笑いものにする


ばい菌扱いしたり、身体的特徴を大声で言ったり、

コンプレックスを刺激するあだ名をつけるなどして、集団で笑いものにします。

先生も「少したちの悪いいじり」みたいに受け止めることが多く、適切な対処をしてもらえないことがあります。


10.暴言


言葉の暴力というやつです。

陰口とは違い、対象の人物に直接言います。

「適当に受け流せばいいのに」などとおっしゃる方がいらっしゃいますが、期間が長くなるにつれて、

そういった対応は難しくなります。

また、他のいじめと同じように、集団がひとりを対象におこなうことが多いため、

これによって自信を失ってしまったりすることもあります。


11.勉強などを妨害する


「嫌なことを強要する」とは対照的に「やりたいことをさせない」ということですね。

勉強以外にも、体育実習で妨害行為にはしったりすることもあります。


12.わざと間違った情報を与える


例えば「次の移動教室だってー!」とか「○○先生が呼んでたよ」とか。

あえて間違った情報を与えて、相手が恥をかいたり勘違いして見当はずれな行動をとっているのを見て楽しむのです。

なんともタチの悪い奴ですが、「記憶違い」と言われたらそれまでなので、

何度もされるまではなにもできないのが現状です。


最後に


今回は、いじめの種類の多さ、タチの悪さを感じていただくためにあえて対処法などは載せずに書きました。

思いつく限りのものを挙げましたが、

「私はこんなことを経験しました」「こんな種類もありますよね」などなどあれば、ぜひ教えてくださいね。

これから少しずつ、対処法なども考えていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(*´`)

次回も見てね!

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