照「……さむっ、」
まだ早い時間帯の朝
あたりは一面銀世界で昨日とはまた違う世界が
広がっている
照「すっご、めっちゃ雪積もってるじゃん」
辰「んんっ、さっむぃ、…なに、雪?」
照「はよ、見て一面銀世界」
辰「えっ、やっばぁ、…‼︎」
こういう雪景色とかもう中学生だけど
非日常に溶け込んだ気がして少し心がワクワク
するというかいつもよりテンション上がるよね
大「わー!ゆきだぁぁ!」
康「大ちゃん!さむい!早よお布団もどろーやー!」
大「こうちゃん見て!雪!」
康「それさっきも言ってたで⁉︎」
辰「大介達も起きてきたな笑」
照「あいつらまだ6時前だって事わかってる?笑」
2階の階段をドタタッっと駆け降りていく足音
に朝から賑やかな大介達の声
こりゃあ双子も起きてるのかな〜なんて考えてると控えめに扉の開く音がした
ガチャッ
翔「たっちゃぁ…」
辰「あら、翔太どうしたの〜?こっちおいで」
翔「ん、りょたもいるぅ、…」
辰「んぇ?涼太おはよ」
涼「…ぉはょ」
辰「どしたの?寒くて起きちゃった?」
翔「ん!だっこぉ!」
涼「りょたもぉ、…」
照「じゃあ涼太はこっちおいで抱っこしたげる」
寒さで目が覚めた双子を抱っこしてリビングに降りると母さんがストーブの電源を付けてくれており部屋の中は暖かくさっきまでの寒さが嘘のようだった
阿「おはよう皆んな雪で目が覚めた感じ?」
辰「寒すぎて目ぇ覚めちゃったよ笑」
阿「ストーブ買わなきゃね」
照「大介と康二は?」
阿「あの2人ならお庭でパパと遊んでるよ」
照「元気かよ…」
辰「らうちゃんおはよぉ〜今日は雪だよ?」
ラ「う?」
照「ラウールに雪も関係ないか笑」
大「あははっ!パパくらえ!」
目「やったな?おらぁ!」
康「うわぁ!ねらわんとってやぁ!」
辰「まじで元気だな笑」
涼「りょたも!」
照「え、ガチで言ってる?」
阿「多分雪見るの初めてだから興味あるのかも、お庭の所で少しだけ触らせてあげたら?」
涼太に袖口をひかれながらお庭の所に連れて行かされる
庭では父さんと大介と疲れ果てて休憩してる康二の3人がいる
康「照にぃも雪遊びに来たん?」
照「違う涼太ね」
涼「りょたも!」
照「母さんにゆき少しだけ触らせてあげろって言われたからきたの」
大「涼太も雪触る?」
大介が両手いっぱいに持ってきてくれた雪を
恐る恐る手を伸ばして触る
涼「…ちゅめたぃ…」
大「ね!すっごい冷たいよね」
照「大介は寒くないの?」
大「大ちゃんはねぽっかぽっか!」
目「涼太とひかるも雪合戦するー?」
照「おれ遠慮」
阿「そろそろ中入ったら?暖かいココア淹れたよ」
康「ココア!こうちゃんマシュマロも欲しい!」
大「大ちゃんもー!」
阿「はいはい、先に手洗っといで」
照「母さんおれ、砂糖入れてね」
阿「ココアに⁇すっごい甘くなるけど」
照「うん、三杯で大丈夫笑」
目「俺はコーヒーがいいな」
阿「ふふっ、ちゃんとコーヒーも淹れてるよ」
目「りょうちゃん!ギュッ」
阿「もぉ、蓮寒い!」
目「可愛いのが悪いんですー」
照「またやってる…笑」
辰「ママ達先に飲んじゃうよ?」
ラ「たぁ!」
阿「あ、今行く!」
目「後でもっと抱きしめさせてね」
阿「んなっ⁉︎///」
相変わらず両親は雪にも負けないくらい熱々だから見てるこっちが恥ずかしくなってくる
家族みんなで暖かいリビングでママが淹れてくれたココアとお茶菓子を食べてのんびり過ごす寒い冬の日近いうちに皆んなでスキーにでも行けたらいいな
目「今度スキーでも行きたいね」
阿「いいね〜温泉もあるところがいいな」
目「ラウールがもう少し大きくなったら皆んなで行こっか」
阿「んふふっ、そうしよ」
目「ラウール早く大きくなれよ〜」
ラ「たぁ!」
阿「もしかしたら1番大きくなるかもね笑」
目「抜かされるのは少し嫌かも…笑」
ラ「らぁ!キャッキャッ」
………………………………………………
次回作…サンタさんへのお手紙💌
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