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僕はベットに寝転がり、ぼーっとしていた。
気づいた頃にはもう午前9時になっていた。
「おーい高木ー!」
突然外から元気でハキハキした笹倉の声が聞こえた。
窓の外を見ると
笑顔な笹倉が待っていた。
僕は走って玄関ヘ向かいドアを開けた。
「笹倉…?」
「どうしたんだよそんなくらい顔して!」
「どうしたも何も、笹倉お前、体調悪いんだろ…?」
「え?体調?何言ってんだよ〜俺はいつも元気いっぱいだぞ!」
「じゃあなんで昨日学校…」
「あー昨日?面倒くさくて休んだ!」
「なんだよ。そんなことかよ。」
「へへ!休みだから高木に会いたくてさ!」
僕の心に笹倉の言葉が響いた。 高木に会いたかった。その言葉が凄く嬉しくて僕はドキッとした。
「高木!デパートに買い物行こうぜ!てか休みなのになんで制服なんだよ!」
笹倉は少し笑いながら言った。
「あぁ。うん。今着替えてくるね。」
(僕と遊びたいんだ。こんな僕と。嬉しいなぁ。)
着替えながらそう考えたんだ。
「着替えてきたよ!」
僕は元気な声で言った。
「おー!高木って私服かっこいいな!」
「えぇそ、そうかな//」
僕は照れながら言った。
「なぁなぁ!俺の服選んでよ!」
僕はその言葉を言われた瞬間、僕は必要とされているんだと思った。