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めっちゃ続き気になります!
えっ…すき()
黄瀬るぅと。16歳。ごく普通の高校生と言いたいのだが、俗に言うオタクです。
頭のいい完璧美少年でもなければ、真面目に授業を受けているわけでもありません。
毎日頭の中には推し、推し、推し。推ししか考えられません。僕の推しはゲーム実況者たまにお歌も歌うころんくんです。
「、、せ、。」
あーなんで僕の推しはこんなにかっこいいのだろうか。
「黄瀬。」
へ…。呼ばれてる。
「は、はい。」
「やっと聞こえたか。もう少しでテストの点数公開するとこだったよ。」
ちょと待ってください、先生。テストの点数晒すのは良くないですよ。聞いてない僕が悪いですが…。
「す、すみません。」
そう言って僕は先生から答案を受け取る。
「げっ。」
思わず口に出してしまった。なんだこの点数。19点。
いやいつもの事だけど、でも今回は自信あったのに。まじですか、またお母さんに怒られるよ。
「何、るぅとまたテスト悪かったの。」
こいつは桃河さとみ。僕の隣の席の人です。
「べっ、別にさとみくんには関係ないですよ。」
「教えろよー。」
「絶対にいやです。」
こんな会話もよくするような、しないような。いつになったら席替えしてくれるんですか。
「ずっところんのことばっか考えてるから悪い点数とるんだよ。」
「別に僕の勝手でしょ。」
なんでこの人は僕のプライベートに口を出してくるんですかね。
(僕だって取りたくてこんな点数取ってんじゃありませんよーだ。)
✘✘✘
『がこおわー。』
学校から帰ったら、いつもこのツイートをする。特に理由はないのだが。ツイートをした後、学校にいる間見れていなかった通知を確認した後ころんくんのツイートを見る。
どうやら今日は、『ほのぼの日記』という実写動画を投稿しているようだ。
僕も早く見ようと動画のURLを押して観る。
(ころんくん、手綺麗すぎませんか、?)
今日は、ころんくんの愛犬たぴちゃんとの動画で餌をあげるシーンがあり、ころんくんの手が見えたのだ。肌白いし、綺麗。これで顔まで整っているなんて完璧すぎる。声はガサガサだが。
でも、そのガサガサな声とは裏腹に歌うと天然水のような綺麗な声で歌うというギャップがある。僕はそんな所に惹かれた。
そんなことを考えているとLINEの通知が、なったので通知を確認する。
さとみくんからの『るぅと〜、今からゲームしね?』という内容だった。僕はあいにく今からバイトなので『ごめん。今からバイトなんだよね。』と返すと『そっかそっか。また今度やろーぜー。』と返ってきたので僕はそのまま既読スルーをした。
「お疲れ様でーす。」
そう言ってバイト先のファミレスに入る。どうやら今は、ご飯時の時刻で明日が休みなので忙しいようだ。
僕も早く手伝おうと思い、急いで着替えて表へ出る。
「いらっしゃいませー。」
お客さまが来店した時の、テンプレの言葉を言う。
「あれ、?るぅとじゃん。」
「え、あ、さとみくん?」
ここのバイトは、学校の人があまり来ないという理由で選んだのに学校の人が来るなんて考えもしなかった。
ましてや、さとみくんが。少しの間固まっているとさとみくんに「ずっとここでバイトしてんの?」なんてしつこく聞かれる。
「バイト中なので邪魔しないでください。」
少し冷たく当たってみると、彼も諦めたのか黙ってくれた。
「席、案内しますね。」
「あ、あぁ。ありがとう。」
バイトが終わり店を出ると、さとみくんが待っていた。
「よっ」
「なんで、さとみくんがいるんですか?」
「なんでって…特に深い意味はねぇけど」
「じゃあ、早く帰ってくださいよ」
「まあまあ、家隣なんだし一緒に帰ろーぜ」
そう言いながら、僕の手を引くさとみくん。あいにく今日はころんくんのCDの発売日なので「アニメイトに行くので無理です」と断ると「じゃあ一緒に行くか」なんてアニメイトがある方向に歩き出す。
アニメイトに向かう途中さとみくんが突然口を開いた。
「るぅとはどんな奴と付き合いたいの?あ、もちろん恋愛のな」
突然なぜそんなことを聞くのだろうか。僕は少し考え、「やっぱりころんくんがいいですね」と答える。
「ふーん?本当に好きなんだな」
「当たり前ですよ!なんてったってゲームも歌も歌えるんですよ?」
「俺もできるけどなー」
「さとみくんと一緒にしないでください」
そんな他愛もない会話をしているとアニメイト前についたので「じゃあ買ってくるので待っててください」と言うと頷いてくれたので僕は店内に入り、CDを買う。
CDを買い外に出ると、さとみくんが「おせーよ」と文句を言ってきた。
「つい、他のグッズとか見てたら遅くなっちゃいました」
少し笑いながら言うと、さとみくんは「早く帰ろ」と言い歩き出した。
✘✘✘
「はよーす」
そんなきだるげな挨拶をして教室に入ると、クラスの数人が「おはよう」と返してくれる。俺は、そこそこ友達が多い方だとは思う。
自分の席に座るなり、スマホを確認するところんか、『今日か明日動画撮りたいんだけどどう?』という連絡があった。
ここで、多くの人がどういうことだとなったのではないだろうか。いや、感のいい人はもうわかったと思う。
俺はネット上で、ゲーム実況者として活動している。ころんとは、たまに実況や生配信を一緒にするぐらいの仲でたまにるぅとから文句を言われる。
るぅとは、俺が学校の奴らに知られたくないのをわかってそのことにあまり触れないようにしてくれている。
るぅとって本当良い奴。腹黒だけど。
この間、「ころんに会わせてやるよ」って言ったら丁重に断られた。
まあ、俺としてはこれ以上ころんに惚れてはしくはないのであまり会わせたくはないが。
俺の株上昇のためには、それぐらいはしてやってはいいと思ったんだけどな。
そんなくだらないことを考えていると、「さとみくんおはよう」と突然横から聞き馴染みのある声が聞こえてきた。
横に振り向くとそこには予想通り、るぅとが立っていたので「おはよう」と返してやると少し微笑んでいつものように自分の席に座る。
ふと、以前話していた作曲がどうなっているのか気になり聞いてみると「少しずつ進んではいますよ。まだ全然納得は行かないですけど」と苦笑を浮かべる。
「ふーん?ま、無理せず頑張れよ」
そう、るぅとに返すとるぅとは「ありがとうございます」と言ってスマホをいじり始めた。
放課後。
「るぅとー、今日の夜一緒にApexしようぜ」放課後になってすぐ、前々から誘おうとしていたるぅとにそう声をかける。
「いいですよ。何時頃ですか?」
「うーん、9時ぐらい!あ、あと俺の友達もいるからよろしく」
今日は、バイトがないようで了承の言葉を得たので時刻と友達がいることを伝え、足速に家へ帰った。
✘✘✘
8時54分。
学校の課題をやっている中、ふと時計を見るとそんな時刻を目にする。
もうすぐ、さとみくんと約束していた時間になることに気づき少し早めにdiscordに入って準備をする。
9時になった頃、さとみくんがdiscordに入ってきて「おつかれぇい」なんて陽気に入ってきた。僕もそれに対して「お疲れ様です」と返す。
「よし、それじゃあ俺の友達呼ぶわ」
そう、言ってからマウスのカチカチという音が聞こえる。3人でボイチャを繋げてやることなんてないので、少しワクワクしながら待っているとdiscordにあたらしく人が入ってきた。
その名前を確認すると、そこには”ころん”と書かれた文字が並んでいた。
遅くなりました。申し訳ないです。
本当に書くの難しい。なんも、考えずに書いてるから続けられる自信があんまりない
ちゃんと書くんで安心してください🐯
メタ発言あるくらいがちょうどいいですよね
多分
♡200ぐらいほしいっす(よくばんな)