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皆様メリークリスマスです!!
この投稿が私からのクリスマスプレゼントです(?)←は?
幼少期からはじまります。
ターボーの愛激重です。
生存ifです。
苦手な方は見ないことをおすすめします。
ターボーsideからはじまります。
それでは本編をどうぞ!!
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俺はキングとの約束を叶えるために塾にも通い、毎日沢山勉強をした。キングだけは俺の夢を否定しなかったから。
キ『ターボー!今日も遊べないのか?』
タ『うん、今日も塾』
キ『…そうかよ』
タ『じゃあそろそろ行かなきゃだから、また明日な』
キ『…おう』
俺だってキングと帰りたいし遊びたい。けど良い大学に行くためにはもっともっと沢山勉強しなければいけない。
それなのに…
キ『お前、絶交だぞもう』
絶交だと言われてしまった。俺は頭に血が上ってしまい『いいよ』と言ってしまった。そしてそれ以上キングの言葉を聞きたくなかったから後ろからキングの
キ『絶交だからな!』
という声が聞こえても振り返らなかった。そして家に帰ってからも頭が冷えず部屋の中を荒らしてしまった。
タ『俺はキングとの約束を叶えるために頑張ってるのにッ…ポロポロ』
そして次の日学校に行くとキングが怪我をしていた。俺が一緒に取り返しに行っていたら怪我をしなかったかもしれないという後悔に襲われた。けどキングに絶交と言われてしまったから話しかけることもできなかった。
あれから数十年が経った。俺は今でも俺とキングとかんたろーの3人の友情の証であり一生の宝物の『オベリスク』のカードを肌見離さず持っていた。
タ『またキングと遊びたいな…』
そんな時かんたろーからメッセージが届いた。内容はキングが結婚するという内容だった。俺はその現実が受け入れられなかった。俺が知らない間に誰かも分からない人と結婚するなんて信じたくなかった。
タ『俺はずっとずっとずーっとキングのことしか見てなかったのにッ…ポロポロ』
そして俺はキングの結婚式当日は仕事が忙しいという理由で昔犬を助けた時にインタビューされた時のDVDだけ送って結婚式には参加しなかった。仕事が忙しいというのは本当だ。けど一番の理由は俺がまだ受け入れられなかったからだ。今キングに会ったら絶対に泣いてしまう。だから参加しなかった。
タ『きっとキングの新郎姿は格好良いんだろうな…犬のやつはもしかしたら覚えてねえかもな…』
などこんなことを考えながら後悔した。
そしてそれから数年後匿名で貧ちゃんが亡くなった瞬間の写真が送られてきた。
タ『は…?んだよこれ…』
俺は最初理解が追いつかなかった。けど少し考えた結果イジメられていたどの子が俺達に復讐しているのだと思った。
タ『だからって殺るのはやり過ぎだろ…』
そしてこういう時一番危ないのはキングだ。キングは友達のためならすぐに突っ走る奴だった。そんなことは親友である俺が一番知っている。だからすぐにかんたろーに連絡をした。
タ『絶対にすぐに行くから勝手に死ぬなよキング…』
そして日本に戻りキングの家に行った。会った瞬間抱き締めたかった。そんなことは無理だと分かってはいるが、久しぶりに親友であり、初恋の相手に会えたんだ。
タ『やっぱりキングは一人で突っ走ろうとしてたんだな…』
タ『一人…本当に一人か…?』
キングが一人であんなに調べられるのだろうか。
タ『もしかして協力者がいるのか…?』
そして俺の読みは当たっていた。最初キングが犯人がどの子では無いと言ったときは本当に単純だと思った。けど、キングが行った通りだった。猿橋園子は変わろうとしていた。俺達は変われなかったけどあいつは変わったのだ。
タ『はぁ…そろそろ演説がはじまるから切り替えよう…』
この演説はキングとの約束を叶えるための一歩だ。だから絶対に成功させなければいけない。
タ『キング、見ていてくれよ…』
そして演説が終わり記者会見が始まった。そして始まってから数分後キングがいきなり大声で名前を呼んできた。
キ『ターボー!!』
上を向いたらガラスが落ちてきていた。俺は動けなかった。死んでしまうと思った。けど、キングが間一髪のところで助けてくれた。もしかしたらキングも死んでいたかもしれないのに。
本当にキングは俺にとっての『ヒーロー』だ。
そしてその後も色々ありかんたろーやちょんまげも亡くなった。キングの精神はもう崩壊寸前だっただろう。だから俺はできるだけキングの側にいようと思った。
タ『まぁ次狙われんのは俺だろうけどな』
俺の予想は的中した。俺はキングの友人である宇都見に殺されそうになった。俺は最後の最後に警察を信用してしまった。まさか自分が開発した物をつけながら首を絞められるだなんて誰が予想できただろうか。『何事も最後は運』だと言ったが俺はその運をつかむタイミングを間違えてしまった。
そして俺は走馬灯を見た。本当に走馬灯なんか見るんだなとか馬鹿なことを思った。そして沢山のキング達との思い出が頭の中に流れた。なんでキングと絶交なんかしてしまったのだろうか。絶交なんかしなければもっと沢山一緒にいることができたのに、など沢山の後悔に襲われた。
ごめんな、キング。約束守れなくて。
俺は死んだと思った。けど、何故か奇跡的に生きていた。だが俺は偉い人に頼み死んだことにしてもらった。きっとまた狙われることは分かっている。だから落ち着くまでは誰にも言わないでおこうと思った。
タ『キングはきっと絶望してんだろうな…俺のことで頭がいっぱいになってくれたら良いのにな…ハハッ…wこんなこと考えてるとかマジで終わってんな…w』
俺はこれがきっかけでキングが自分に依存してくれれば良いのにと最低なことを考えてしまった。
タ『キングの頭の中が俺でいっぱいになって俺以外考えられなくなれば良いのにな…』
タ『そしたらずっとずっとずーっと一緒にいられんのに…』
俺がキングに生きてることをバラした数日後真犯人が判明した。真犯人はスナックイマクニの店主のイマクニと猿橋園子の友人の東雲が真犯人だった。こんなに近くに犯人達がいたのに俺達は気付くことができず貧ちゃん、にこちゃん、かんたろー、ちょんまげの4人を死なせてしまった。
タ『もっと早く気付いてさえいれば死なせずに済んだのかもしれないのにな…』
そして事件は終わった。きっとイマクニと東雲の二人は自首したのだろう。本当に俺達のせいで人生をめちゃくちゃにしてしまったことは謝っても謝りきれない。俺達には許される資格は無い。
タ『けど、キングが生きてて本当に良かった…』
俺はキングが死んだら生きる意味を失っていただろう。本当に生きていて良かった。
キ『…………ボー』
キ『ターボー!!』
タ『え、あ、なんだ?』
キ『ぼーっとしてたけど大丈夫か?』
タ『おう』
キ『…無理するなよ』
タ『ただ昔のことを思い出してただけだから大丈夫だってw 』
キ『それでもだ、何かあったらちゃんと俺に話せ』
タ『ありがとなニッ』
キ『おう』
キングは本当に優しいな。事件が終わった後色々あったがやっと落ち着いてきた。そしてキングは事件が終わった後は俺から離れようとしなかった。
タ『やっと手に入った、俺だけのキング…❤ボソッ』
キ『?なんか言ったか?』
タ『いや、何でも無い』
キ『そうか…』
タ『心配してくれてありがとなニッ』
キ『当たり前だろ。…ターボー、側にいてくれてありがとな。』
タ『ッ!おう!ニッ』
キ『俺はターボーのおかげで強く生きていけるんだ。本当にありがとな』
タ『俺だってキングがいたから今まで生きていけたんだ。だからこっちこそありがとなチュッ 』
キ『んッ!?❤///』
タ『一生離さないからなボソッ(耳元で)』
キ『ッ!///おう…///』
絶対に離さない。俺だけの可愛い可愛いキング。キングだけは何があっても絶対に離さないからな。
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第15話はこれで終わりです!!
まだまだリクエスト募集してるのでいつでもリクエストしてください!!
next→❤2500
それではバイタボキンです!!
コメント
18件
わー!!!最高のクリスマスだт т♥ 夢中で読み進めちゃったよー!!尊すぎる♩ ターボー重々でかわいい…
クリプレ最高すぎてやばい💞私もお返しのはーt…(( 気を取り直して…神すぎるでしょ😖🫶
クリスマスプレゼント最高すぎますよ⋯⋯ありがとうございます⋯!