TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する






私はモルス・メメントモリ、めめんともりだ。

他の何でもない。

悪魔でも、死神でも、疫病神でも、邪神でも

私は、私だ。

なのに、


父「おいお前!こっち来い!」

め「は…はい…。」

父「相変わらずブスだな。一体誰に似たんだか」

母「しかもトロいものねぇ。」

め「………。」

父「おい、なんとか言えねえのか!?」

め「ビクッ す、すいません!」

父「お仕置きしなきゃなぁ」

め「ッ…や、やめてくださ…ご、ごめんなさい…」


ボコッ ガッ ガシ ボコッ バンッ


め「ゴホッ…もう…やめ…」

父「うるせえんだよ!“悪魔”が!」

め「ちが…。わた…し…は…」


ボコッ ガッ ドーン


め「うっうぅ…」

父「もう、顔を見るだけで苛々する。」


バタン


め「痛い…」


ようやく終わった。出て行ってくれた。

両親はこの村の村長。…まあ、そんなに慕われてはないが。

村長、ということは、貴族、ということである。

では、貴族の長女であるのに虐待を受けている私は何なのだろう。



ああ、血が出てる。手当しないと。


もう慣れた。これが、日常。


いいの…いいのよ…












いいの?このままで?











変われないまま、殴られ続けるの?












め「うっ…」



最初は違った。

私のせいだ。

でも…




いや、


め「もう寝よう」


おやすみ世界。

いっそ、明日なんて来なくてもいいからね。





loading

この作品はいかがでしたか?

113

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚