最近じじ孫供給多くて助かる。
いつかじじ孫組でtrpgやって欲しいですねぇ……。
こんなシナリオ無いと思うけど訳アリの個人塾の講師役とこれまた訳アリの生徒役でtrpgやって欲しい〜……!!
…この配役でどうやって物語作れって話ですけどね。
今回はcp要素少なめかもです。
では、どうぞ……
rbem【ちゃんと見てるから】
仕事が一段落して談話室で休憩をしていると、同じ幹部仲間のエーミールが入ってきた。軽く挨拶を交わし、ふと、いつもと違う雰囲気に目を凝らすと、耳に小さなピアスが光っていた。
……なんで急に…?
「……エミさんピアス開けたんやね」
「え?あぁ、よう気づきましたねロボロさん。髪で隠れてるから気付かれへんと思ってたわ」
「伊達に監視員やってへんで〜」
「天の声やもんね。いつもロボロさんのおかげでええ作戦が錬れるよ。」
「なんや照れるなぁ」
「本当に凄いよ、ロボロさんは…。いつもいつも、色んな人の事気にかけてくれて、仕事も凄い丁寧にやってくれるし。……私には真似できんわぁ……」
エーミールの顔が、少し曇って見えた。何処か悲しそうな、苦しそうな笑顔。
あぁ、真面目な彼の事だ。きっとまた聞かなくていい言葉を、真正面から受け止めてしまったんだろう。つまらない子供の様な悪口も嫉妬も、彼は全て受け止めて、悩んでいるんだろう。
何とかしてやりたい。
「……なぁ、エミさん。俺な、雰囲気とかには敏感やけどな、服装とかアクセサリーとか、そういう細かい変化とかなかなか気付けへんの」
「…え?そうなんですか?でも、さっきもピアスに気付いてたじゃないですか。ロボロさんが初めてですよ。気付いたの。」
「うん、でもそれはな」
「俺がエミさんの事好きで、ちゃんと見てるからやで。」
「……ぇ…?」
「俺な、興味無いもんとか人の事はな、とにかく覚えられんの。すぐ忘れてまう。」
「だからな、そんな思い詰めんでええんやで。俺だけじゃない。みんなエミさんの事大切に思ってるし、必要としてる。ちゃんと見とるから。」
「エミさんの努力も、実力も。確かに訓練は負け続きかもしれんけど、確実に上達しとる。それに、エミさんの戦場は前線やないやろ。前線だけが戦争の場じゃない事は、エミさんがよう知ってるんちゃう?」
「机上戦とか議論で本気のエミさんにマトモに張り合えんの、グルッペンくらいやで。トントンとか、オスマンもエミさんには勝てへん言うてたよ。」
「エミさんの戦場は、本領発揮出来んのは後方や。俺と同じで。俺もナビゲートとか指揮の伝達とかやってるけど、どっちもエミさんが居らなマトモに出来んからな。」
「そっんな…事は……!!」
「そんな事あるよ。俺はあくまで伝えるのが仕事やから。その情報で作戦作って指揮すんのはエミさんやん。」
「エミさんが電波届きにくいとことか、事前に教えてくれるから通信途切れてもパニクらんで済むねん。」
「そもそも戦争は兵士がどんだけ居っても、作戦がなきゃ勝てんからな!!エミさんは自分の事過小評価し過ぎや!!」
「一般兵共の悪口なんか無視したらええ!なんも知らん阿呆が喚いとるわぁ、とでも思っとき!!しょうもない妬みに気ぃ使ったらアカンよ。」
「まぁ、とにかく!俺らにはエミさんは絶対必要やから、間違っても代わりがきくとか思わんでな。」
「………」
暫くぽかんとしてたエミさんはふっと、困った様に眉を下げて笑った。
「……ロボロさんには敵わんなぁ…」
「本当の事言っただけやし〜」
「…ありがとうございます……ロボロさん。」
「…ちょっとは自信付いた?」
「えぇ、勿論。戦場を鼓舞されてる天の声からのお言葉ですから。」
「俺がここまで世話焼くんエミさんくらいやで」
「ふふ…御冗談を……」
冗談やないよ、エミさん。
俺は本当はこんな世話焼きでも無いし、むしろ不干渉な方やからね。
俺がエミさんにここまですんのは、大切な仲間ってのもあるけど、何より
俺がエミさんの事大好きやからやで。
まあ、小っ恥ずかしいから言わんけど。
いつかちゃんと特別って事、気付いてな。
エーミール。
話の導入が雑い……!!
今回はただただロロロさんがエミさんを褒めるお話でした。
なんか最近短編がどんどん長くなってきちゃって、良いのか悪いのかって感じですね。今回も2000字くらい行った……。
また変わらずネタ提供お待ちしております!!
では、また次の作品で……
コメント
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さすrbさんです。 後方支援の大事さをよぅわかっていらっしゃる。 見ている人はちゃんと見てくれている。 じじまご尊いです…