テラーノベル
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結構長いです。(4000文字以上)
あーる🔞(最後にちょこっとだけ。)
俺はひとつの王国の、第5王子として産まれた。
もちろん兄さんたちは、俺より年上。
勉強も出来て、成績優秀。
歌も上手ければ、ピアノだってできる。
運動でも、国1番の成績を残す。
気遣いもできて、誰に対しても優しい。
だけど、俺はそんな兄さんたちが嫌いだ。
🍍「すち〜、一緒に遊ぶか?」
🍵「いや、むり。」
🦈「なんでそんな言い方するの?」
🍵「別に関係なくない?兄さん達には。」
📢「まぁ、すちが嫌なら仕方ねぇ。」
👑「そうそう、あんまり強引にしたら行けないからね…?」
🍵「…ッ…っ」
誰にでも優しい。その言葉は兄さん達のためにある物なんじゃないか…ずっとそう思ってた。
こんなに俺がみんなを自分から離して行ってるのに、兄さん達は近づいてくる。
唯一の兄弟だから…それが1番上の兄の口癖だ。
🍵「なんでッそんなに俺に構うのッ!来ないでよッッ!」
🦈「ビクッ…すち…ッ」
🍍「…いつも言ってるだろ?唯一の兄弟だから。」
📢「そうだよ。お前は俺たちの弟だからな。」
🍵「ッ…ッッ…」
👑「仲間外れにはしたくないから…っ」
うるさいッうるさい…ッ
何が唯一の兄弟だッ、俺たちの弟だッ!
仲間はずれにしたくない…ッ?
馬鹿じゃないのかッ、もう既に学力でも誰よりも劣ってるッ運動だって出来ない…ッ全てが誰よりも劣ってるのに仲間はずれにしたくないッ?
ふざけんなッ何も出来ない俺を見下してるだけだろッ、どうせこの後笑いものにされるッ…ッ
なんで…ッなんでッ!
何、もッ…残せない…ッ?
👑「邪魔しちゃって、ごめんね…ニコッ」
ガチャッ__
兄さん達が出ていった後もどこか落ち着かなかった。
誰かがそばに居るわけでもないのに、何か、呪いをかけられているようだった。
🍵「……」
虚無の時間。何もちゃんとしたことを考えることが出来なかった。
ただ、苦しい。これだけが頭の中で掻き回されていた。
🍵「…行きたいな… 」
誰も居ない場所に、静かで何も無い場所に…
🍵「……あるのかな…誰も居ない場所…」
兄さん達も、父さん母さんも要らない。
どこか1人で逃げてしまいたいな…っ
🍵「タッ…タッ…(歩く」
今日は父さんも母さんもいない。
居るのは俺を含めた兄弟の5人だけだ。
🍵「…いってきます。ボソッ」
ガチャン___.
誰もいない玄関。誰もに届かない声で喋る。もう暗くなる夕方の時刻。
帰って来たら兄さん達に心配されるだろう。そんなことをお構い無しに俺は扉の先を越えた。
🍵「ふぅーッ…ッ」
俺体力無さすぎだろ…ッ
普段から運動はしない。普段から自分の部屋に籠って本を読み漁る。それぐらいしか俺には出来ないから…
🍵「…絶対負けないっ。」
それからしばらく歩いた。街の人は俺を異様な目で見て来た。
おそらく王の子だと知ってたからだろう。
そんな事も気にせず山の中や、海岸の近く、色んな場所を歩いた。
食料は、ポケットに入っているクッキーが1枚。ボトルが1本だけ。
そして、山を超えた先。見たこともない景色が広がった。
🍵「…ッ何ここッ…ッ?」
空気は目で見えるほどに、濁っていて、遠くに見える景色までも全てが灰色で広がっている。
🍵「…ここならッ…ッ」
タヒねるかも…ッそんな淡い希望を抱いて、未知の領域に入っていった。
だけど、想像とは違くていくら息を吸っても喉に違和感を覚えることも無かった。
それとは逆に歩いてる途中で怪我をしたところの傷の痛みがここに入ってから、感じることがなくなった。
🍵「どういうことなの……ッ?」
周りは壊れたものだらけ。
廃村に、腐った板。
どれもが長年放置されているものだった。
どれだけ歩いても、疲れない。
体内の時計もずっと時が止まったままのように感じた。
朝か夜かも、何日なのかも分からない。だけど、不思議と睡眠をとることも必要では無かった。
お腹も減らない、喉だって乾かない。
これは、俺が可笑しいのかこの場所が可笑しいのか…
🍵「……ッ誰かいる…ッ?」
いや、そんなわけ…だってずっと歩いてきたけど子供一人だって見当たらない。
少し恐ろしい気持ちもあるが、こんな場所に来てる人なら俺と同じ境遇なのかもしれない…ッ
トコ…ッ…トコ…ッ
🌸「…んぅ…ッ?」
🍵「……ぇッ?子供ッ?」
🌸「…ぉ”なか…ッすぃた”ぁ…ッ」
🍵「お腹空いた…ッ?待ってて…ッ」
薄汚れてる服を着て、顔もよく見えない状況だけど、見て声を聞いた限り9歳くらいの子に見える。
🍵「はいっ、これッ食べて…ッ?」
🌸「……パクッ…」
🌸「モグ…モグッ…んぅッ」
🍵「ごめん。それしか持ってなくて…」
🌸「んぅ〜…ッぁ”りかぁとニコッ 」
上手く話せてない…何でだろう…ッ?
🌸「……ぁ”…ッらあ”…んッ」
🍵「ぇ?ら…?」
🌸「…ん”ぅ…ッ!」
🍵「らん…?名前?」
🌸「コクッ…」
らんから聞こえる声は全てが嗚咽のように聞こえる。聞きとるので精一杯だ。
🍵「一緒に帰る…?俺の家にッ。」
🌸「…ぅ”…ッん…ッ 」
🍵「そう、じゃあ着いてきて…」
らんは自分で歩けるようで、しばらく静かに俺の後ろを着いてきた。
こんな霧の中では方向感覚もズレると思っていたのに、家かららんがいた場所に行くよりも圧倒的に家に帰る時の時間の方が短かった。
🍵「…もう着いたのか…」
🌸「ぅ”んッ…ッ? 」
🍵「……俺の部屋に行こっか。」
兄さん達に絡まれるよりも先に、らんを隠さないと…ッ
ガチャッ__.
廊下を歩いてる時、誰一人の足音も聞こえなかった。まだ、平日の昼なのに…
🌸「……ぅッ?」
🍵「……まずお風呂入るか」
流石にこんなに汚れてるとどこにも連れて行けないよな…
風呂場
チャポンッ__.(水の音
🌸「……?」
🍵「そこでじっとしてて。早く洗うから。」
そうだ…こいつ風呂の入り方も分からないんだ……面倒くさすぎだろ…
🌸「…♪あ”…ったかぁぃ…♪ 」
🍵「ふぅ〜…ッやっと洗い終わった…」
髪今まで切ったことない奴の髪の長さしてて大変だった…
🍵「チラッ_」
🌸「……♪♪」
ちゃんと男で良かった…((
すちの部屋
ブォォォォォッ(ドライヤー
🌸「ぅ”ぉぉ”ぉ…ッ」
🍵「……共鳴してる(ボソッ」
ほんとに変なやつだな…
伸ばし放題になっていた髪を洗い、今は乾かしてる最中だ。らんはよく見てみると前髪の辺りが綺麗なピンク色をしている。
ブチッ(ドライヤーを止める
🌸「あ”っ…」
🍵「…髪切るか…」
🌸「ぅ?きぃる…っ?、」
🍵「そうだよ。だって自分で切れないでしょ?だから俺が切ってあげる」
チョキ…チョキ…ッ✂️
🌸「ん…ふっ♪すぅ…ちぃ…♪」
🍵「……」
何言ってるか聞きずらいけど、感謝でもされてんのか…?
🍵「出来た。これでいいよね。」
(鏡を渡す
🌸「ん…?きら…きらぁ……? 」
🍵「鏡だよ。それで見てみな。」
🌸「ん〜……?だぁれ…??」
鏡の中の自分に話しかけてる…何してるんだ…
🌸「きら、きらいれぇい〜!……✨」
🍵「……気に入ったの…?」
🌸「コクッ…✨」
🍵「そ、じゃああげる。俺別に使わないし。」
🌸「〜♪…あ、 りゃ…とっ」
らんは俺が貸してあげた、母さんから貰った手鏡が気に入ったらしい。
ずっと、鏡を見て目を輝かしてる。
🍵「……らんらん。 」
🌸「!…りゃ…ん」
🍵「らんらんって呼んでもいいよね。」
🌸「す、ぅ…ちぃニコッ」
🍵「返事が答えになってないけど…まぁいっか。」
ろくに話のキャッチボールも出来ないなぁ…どうやって意思疎通しようかな……
🌸「すぅ…ち…?」
🍵「ん?なに…?」
🌸「こぉれぇ…なぁぅ…?」(これ何? )
「これ」までは分かったけどその後なんて言ってんだ…??
🍵「…もう一回言って?」
🌸「ムッ……こぉれぇ…なぁぅ!(指さす 」
🍵「……!これなにってこと?」
🌸「コクコク✨」
解読難しい…
🍵「これはベットだよ。」
🌸「!…ぺえっとぉ!」(ベット!)
🍵「…??ぺっと…?」
らんらん滑舌悪いからベットがペットに聞こえる…
🌸「なぁ、ぅに…つぅ…かあぅのぉ?」(何に使うの)
🍵「……う〜ん…寝るため?」
🌸「?!…こぉれぇ…ッでぅねぇるのぉ?」(これで寝るの?)
🍵「……なにを言ってるんだ…」
分からない…手とか足を使って教えてくれればいいんだけど…
🌸「……そぉっ…かぁ、」(そっか)
🌸「…りゃ…ん、ねぇうね」(らん寝るね。)
🍵「う、うん…?」
適当に返事しちゃった……
らんらんは、俺が返事をしたあと部屋の角に行って丸くなってしまった。
自分の膝の中に顔を埋めて、背中を小さく丸めてしまったらんらんの姿は、誰かに抱き抱えられているようだった。
🍵「…俺は…勉強しないと…」
🌸「スゥ-…スーッ…ッ」
🍵「……終わった…。」
時計の針も2時を回る頃、ようやく勉強が終わった。
そんなに多い訳ではなかった。なのに、いつもより進みが悪かった。
🍵「……なんでだろう…」
夜は俺の中で暗い感情が俺を蝕んでいく。楽な考え方が出来ない。
🍵「…もっとやれたはず…ッなのにッ」
もっと…ッやらなくちゃいけないのに…ッ
🌸「…すぅ、ちい…えらぁい…ニコッ」
🍵「ぇっ?起きてたの…ッ?」
🌸「う…ん、。すぅ…ちぃがぁんば…ってぇう、かぁら…!」(うん。すち頑張ってるから!)
🍵「…っ…一緒にねよっか。」
俺の事ちゃんと見てくれてる…っ嬉しいなぁ…
🍵「こっちおいで、らんらん。」
🌸「!…トットットッ(歩く」
🍵「俺がらんらんのこと守ってあげる…だから…ね?」
🌸「…?まぁもう?すぅちぃがぁ?」(守る?すちが?)
🍵「…うん。そうだよニコッ」
ようやく分かった。俺には兄も親も何も要らない。
俺が要るのは「らんらん」だけだ。
ドチュンッ、ドチュンッ♡
🍵「…好きだよ…らんらん?♡」
🌸「〜〜ッ//ぁ”ッ♡くぅしぃ…ッすぅちぃッ…ッ///♡」
あのまま、ベットにらんらんが入った瞬間、押し倒してここまで来てしまった。
ヤりはじめてから、だんだんらんらんがなんて言ってるか聞きとりやすくなってきた。
らんらんの白い肌が、今だけはほんのり赤くて柔らかくて綺麗だった。
ドチュッ…ッドチュッ♡
🌸「あ”ぁ”〜〜ッ♡ぉ”、ぐぅ…ッこわぁれ…ッるぅぅ”ぅ…ッ//♡ 」
どんなに嫌がっても、俺にはなんて言ってるか聞こえない。そんな状態でヤり続けてれば俺に堕ちてくれるはず…♡
🍵「ぇ〜、えっちなことは言えちゃうだねぇ〜っ♡普通には喋れないのに♡」
🌸「ビクビクッ//♡」
俺が欲しいのはらんらんだけだから♡
最後適当すぎる…泣
本当は、らんらん死ぬ予定だったのになんか🔞になっちゃったし……
最近出せてなくてごめんなさい!!ほんとにこれぐらいのクオリティですけどこれからも頑張るので!
コメント
4件
すっちーがらんらんに依存?してる感じがめっちゃ良いッ!!