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シャッ!
翌日、目覚めたわたしはカーテンを開ける。
もう早朝か…。
寝る前にメイドにフリフリの可愛らしい部屋着に着せ替えられたけど、慣れない……。
窓の外の美しい景色を見ながら、ふぅ、とため息をつく。
わたしは昨日、皇帝に人質としての立場でシオドール殿下との同居を許された。
だから今日からは頑張らなきゃ。
景色を見るのを止めると、大きな鏡まで歩いて行き、
鏡を見ながらシオドール殿下から貰った可愛いリボンを髪に付ける。
コンコン、と外から扉を叩く音が聞こえた。
「どうぞ」
許可を出すと扉が開き、ノア様が一礼する。
「アリシア様、おはようございます*******************
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