多分、きっとどっちも疲れてたんだと思う
いつからか必要最低限の会話しかしなくなって
寝室も別になって
彼の姿を見ることも無くなって
しまいには
桃「これ、付き合ってる意味ある?」
なんて言われちゃって。
桃「別れよ。」
赤「うん。」
赤「荷物、まとめてくるね。」
自分の部屋に戻ってクローゼットの奥にしまったいちばん大きなカバンを取り出す
赤「何、持ってこ。」
正直、別れたくはなかった。
でも付き合ってる意味ある?って聞かれた時何も言えなかった、だって事実だから。
あんなに交わしてた愛の言葉も行為も何もかもなくなってただの居候してるだけの俺がここにいたところで彼の邪魔になってしまう。
好きだから、邪魔はしたくなかった。
部屋を見渡せば彼の色のものばかり彼好みの服に彼好みのアクセこんなにも彼色に染ってたなんて気づきもしなかった
赤「今までありがとお世話になりました、」
彼がびっくりした顔で俺をみる
桃「荷物、それだけ?」
そりゃびっくりもするだろう、小さなショルダーバックひとつで出ていこうとしているんだから。
赤「うん、置いてちゃってごめんね、まとめといたから全部捨ててもらっても大丈夫。」
桃「……わかった、」
赤「じゃあね、」
あれから俺は気を紛らわすためにネットでの活動を始めた
赤「聞いてよ!今日ね〜ww」
赤「あ、もうこんな時間、そろそろ終わるねまた明日またね、!」
歌うのは好きだったし、話すのも好き今の俺の居場所はネットだけだった。
でも時々ふと彼を思いだす。
赤「やっぱ、なんも持ってこなくて正解だったな、」
あの時彼色に染った俺が持っていたものを持ってきてしまえば彼から離れられない気がしたから、自分ならきっと捨てられなかったから、切り替えれなかっただろう。
ピロンッ
そんなことを考えていると最近仲のいい彼からLINEがきた。
青「赤くん!今日コラボしない?」
青ちゃん。俺が活動を始めてからずっと仲良くしてもらっている親友彼がいなかったらきっと今も俺は病んでたと思う。
赤「いいよいいよ!ホラゲ以外ね笑笑」
青「僕もホラゲはヤダ笑」
こうやってコラボすることも増えて、コラボで歌みたなんかも出したりして、色々支えてもらって彼には本当に感謝している。
青「あ、ところでなんだけどさ今日もう1人の人もいれていい?最近仲良くなって、めっちゃイケボなんだよね!」
青ちゃんが誰かを誘うなんて珍しい、俺からもう1人いいか聞くことはあったが青ちゃんからは初めてだ。
赤「いいよいいよ!青ちゃんから誰かいれるなんて初めてじゃない!?」
青「最近始めたらしくてwほんとかっこいいんだよ!別れた元カノに見つけてもらうために始めたとか何とかwすごいよね!」
そんな人もいるんだ。確かに有名になれば見つけてもらえるかもしれない、青ちゃんはお人好しだしそういうこともあってなのかな
赤「すごいね、!見つけてもらうとかなかなかじゃない!?そこまで好きなのになんで別れちゃったんだろ笑」
青「ねー!ほんと不思議、あ、!とりあえずTwitterID送っとくね!@mmmim_0224.24」
赤「ん!ありがとー!」
力尽きました……何億年ぶりに書いたから鈍ってる(T_T)
続き欲しいよって方いるのこれ。
コメント
7件
フォロー失礼します!
良ければ続き欲しいです(❁ᴗ͈ˬᴗ͈) ブクマ失礼します(ᴗ͈ˬᴗ͈)❤︎
良ければ続き見たいです💕🙌