道枝side
部屋から出ると、マネさんがおった。笑顔、笑顔。これ以上心配かけられへん。
マネ「道枝さん…大丈夫?」
駿「あっはい、ごめんなさい」
マネ「なんで謝るんです?道枝さん何も悪くないです。メンバーは、休憩室にいるから」
駿「はい」
休憩室に入ると、大吾くんが抱きついてきた。
大「道枝っ」ぎゅっ
駿「大吾くんっ」
その暖かさが嬉しくて安心して、ずっとこらえていた涙がこぼれ落ちた。
大「泣いてええで」
駿「…うぅ、長尾っ、長尾、、うわぁぁぁぁん!!」
大「うわぁ、つらかったな。長尾どうしたんやろな、早くお話したいよな」
思いっきり泣いて、わかった。
どれだけ、長尾が俺にとって大事な存在だったか。
そばにおることが、当たり前やった。
でも、そんなことはなくて。
当たり前なんてないんや。
流「みっちー、長尾のことは、一旦、おれに任せてくれへん?お願い」
駿「え…俺は」
流「こんなこと言いたないけど、今の謙杜は、みっちーと話すことが、なんらかの理由があって、ストレスなんやないかな?だから、おれに任せてほしい」
流星くんなら、大丈夫な気がした。
駿「…わかりました。長尾のこと、頼みますっ」
流「うん、ありがとう」
丈「なぁ…」
丈くんらしくない不安な声やった。こっちまで不安になる。
駿「な、なんですか…?」
丈「明日、ラジオやよ。みっちーと謙杜、ふたりで」
__自分のスケジュールを、すっかり忘れていた。
コメント
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ありがとうございます😊最高でございます❣️