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「なぁ〜にしてるの?そんなフィー坊より僕のほうが最高に可愛いでしょ?支配の三葉の能力にも多少耐えられる、命の四葉の突然変異として生まれた妖精である僕のほうが魅力的じゃない?同じ、命を扱う植物としてそう思わないの?」
全体的に緑系の色が多い妖精が言った。靴は水色で、翼は葉っぱだ。ドミネイトが舌打ちをして
「俺のポジション奪いに来たのか?」
と言うと妖精が笑顔で
「いやいやとんでもない・・・とでも言うと思った?もちろん、可愛い妖精ポジションは僕でしょ〜♪」
と答えた。
「おっと、自己紹介がまだだったね。僕の名前はライフ・フォーリーフ。その名の通り、命の四葉さ。可愛いけどオスっていう男の娘が目立つんだよね〜。こう見えて、オスなんだ〜♪」
ドミネイトはライフの髪飾りのようなクローバーを見て
「聞いたことがあるぞ。そのクローバーを支配の三葉が食べれば、嫌われ者じゃない、命の四葉に生まれ変わるって。俺の悪夢も終わりにしたいところ。さっさとよこせぇ!」
と襲いかかった。が、ライフはさっと避けた。ライフが煽りの顔で
「あっれぇ?避けられちゃったねぇ、予想外だったね〜、嫌だね〜♡ざぁこ♡」
と典型的な煽りを見せた。ドミネイトは煽りにイラッと来たのか、怒りに満ちた声で
「お前の翼ごと食ってやらァ!」
と叫んだ。ライフが
「アッハハ。弱い弱い、簡単によけれちゃう・・・よ?!」
と途中まで笑っていたが焦りが顔に出ていた。ドミネイトの黒いツタで捕まったからだ。ライフが悔しそうな顔をしながら
「ク、クソ・・・これを使うしか・・・!」
と言ってライフの周りに緑のツタが生えて、ツタにトゲを持たせて黒いツタを切った。ドミネイトは一瞬怯んだが、すぐに余裕そうな顔をしながら
「へぇ、同じ植物からの突然変異で妖精になっただけある・・・能力までほぼ同じか・・・」
と言った。ライフのクローバーに噛みつこうとした瞬間、
ガリッ
明らかにクローバーを噛んだときとは違う音がなった。寸でのところでライフが自分の腕で噛まれないようにしたのだ。ライフの腕からは血が出ていた。ライフは得意げに
「このクローバーを食べたところでお前が生まれ変われると決まったわけじゃない!」
と言ってツタを生やして捕まえようとした。走って距離を取っていたドミネイトの足に絡まり、捕まえられた。ドミネイトは少し考えたあとに大声で
「お前がフィフェルスの姉を殺したんだ、偉そうに言える立場じゃないだろ、犯罪者!」
と言った。フィフェルスが驚いてライフの顔を見ると、ライフはなんとも言えない表情をしていた_____________。