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ぼっこ
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コメント
1件
うわっ……めっちゃ刺さった……🥀 マナの「辞めるかも」から「またな」までの流れ、じんわり来たよ。 あの手紙で“葬儀くらい泣け”って書いてるところ、グッときた。ライが後で泣くシーン、こっちも涙腺やばかった。 生まれ変わっても相棒って言葉、めちゃくちゃ重くてでも温かくて。 書き溜め1って言うけど、これだけで一つの物語としてしっかり胸に残った。 また読みたいです、作者さん🌙
ヒーローのストーリーを書き溜めるだけです。本人様とは一切関係無いです。
伏字なし
死ネタあり
🐝😂×💡
ライ視点
マ「なぁ、ライ俺ヒーロー辞めようと思ってんねん」
ラ「え…?」
マ「俺もう活動続けるのが身体的にキツいんよ」
ラ「なんで…俺どうすれば…」
マ「落ち着けってライ!まだ決めた事やないし!」
ラ「何でそう思ったの?」
マ「俺なもう30手前やねん」
ラ「うん」
マ「俺はなお前らとは違ってずっと生きられない。るべみたいにとてつもなく長い命も、テツみたいに残機があるわけでもない」
マ「ロウみたいに狼でも無い。ライやカゲツみたいに永久に歳をループするわけでも無い」
マ「俺は普通に歳をとるし身体も活動自体に追いつけなくなってくる」
ラ「うん」
マ「俺はもしかしたら明日かもしれない。ライとお別れしちゃうかもしれない」
ラ「うん」
マ「だから一旦活動は続けるけどいつかは絶対に辞める時が来る」
ラ「うん」
マ「やからさ、ライにだけは話したくて」
ラ「俺さマナが俺の相棒になってくれて本当に嬉しかった。だから俺マナが居ない生活とか考えた事なかった」
ラ「でも仕方無いよ。続けるってことは終わらせる事でもあるんだから」
ラ「その後はどうするの?」
マ「少しボランティアに回ったりするけど主には会社で働こうかなって」
マ「ヒーロー活動していただけでだいぶ色んなところ行けそうやからな!!」
ラ「そうだね。もし辞めちゃっても一緒にご飯食べ行ったり遊び行ったりしよ」
マ「そうやね!その時は皆誘って行こうや!!パーっと楽しも!」
ラ「そうだね」
しばらくしてマナはヒーローを辞めた。身体が無理に動くのについていけず辞めたと聞いた。
マ「ごめんなーライ1人にさせちゃって…」
ラ「新しく相棒作るからって!」
マ「やんな!ライならすぐ出来るって!」
マ「DyticaとOrience、krisisをよろしくな」
ラ「うん。また連絡するからね」
マ「じゃあなー!!」
走って去った時のマナは初めて会った時より遅く少し老けたなと思った。
その後も一緒にご飯、ボーリング、カラオケなどたくさん遊んだ。ヒーロー以外でも沢山思い出作れたし久しぶりに全員で会った時には泣いて喜んでくれた。
マ「おいお前らぁ〜…言えって〜…」
星「久しぶりにマナの事見た」
ウェ「えー!なんかもうすっかりおじさんじゃん!」
叢「ちゃんとご飯食ってるか?」
テ「マナ君会いたかったよー!!」
リ「マナーー!」
ロ「…元気してたか?」
ウィ「Mana〜!!」
べ「Oh!your cool guy!」
ザ「マナー!チョウヒサシブリダネ!」
マ「お前らほんと…!!いきなり来やがって……本当に……」
ラ「マナ泣くなって〜!」
マ「俺もう50いきそうなんだよ?涙脆くなるって…」
そこからも沢山あった。いつからだろう会わなくなってしまったのは。マナが60後半いったあたりだろうか。その時にはもうすっかりおじいちゃんになってしまって何処か遠くを見つめるような目をしていた。
マ「…なぁ…ライ…」
ラ「どうしたの?」
マ「俺なぁ…癌見つかったねん…」
ラ「…え?」
マ「しかもそれが全身にいっちゃってな…もう長く無いって…」
ラ「何で……」
マ「アイツらに伝えると悲しがるからさぁ…ライだけにもって…」
ラ「…俺だって悲しいよ!!マナが居なくなるだなんて俺嫌だよ!!まだ生きててよ…!!マナ!!」
マ「……ごめんなライ」
そういってシワだらけのヨボヨボな手で宥めてくれた。
マ「良かったら皆に伝えてな」
ラ「………」
その後すぐに皆に伝えた。全員悲しそうな驚きが混じったような反応だった。翌日から俺以外はマナに会いに行くようになった。その後すぐ入院になったと星導から聞いた。
その時の俺はマナに俺なら大丈夫と心配されていた事を無下にして怒ってしまった事への後悔と死に近づくマナの姿が見れずにお見舞いに行けなかった。
ラ「……マナ元気かな」
プルルルルッと電話が鳴った。イッテツからだ。
ラ「もしもし?どうしたの?」
テ「ライ君!!マナ君が…!!容態悪化して今集中治療室に居て…!!」
ラ「……え?」
目の前が真っ暗になった。マナが死にかけ?容態悪化?それはイッテツの勘違いじゃないか?疑心暗鬼になりながら急いで車を走らせた。
ラ「ロウ!!マナは何処に…!?」
ロ「ライ……それならあそこに…」
案内されたのは集中治療室。何本もの管に繋がれて呼吸器で一命を取り留めてるマナを見て思わず目を背けてしまった。
ウェ「……マナ今日が最後かもって」
ラ「嘘だよ…な?」
ウェ「……」
ロ「……」
ロウとウェンはお互いに顔を見合わせたままだった。
星「あ、ライ…」
ラ「krisisは?」
星「飛行機に乗ってるけど…今からだと到底……」
リ「なぁるべ。これどうしたら良い?」
星「……まだ考えないでおきましょう」
そういった星導の目には涙が浮かんでいた。リトはそんな星導の背中をさすりながら暗い顔をしている。
その姿を俺はただ眺める事しか出来なかった。
テ「あ、ライ君」
叢「ライ…」
ラ「先生から何て?」
叢「……もうダメって」
テ「良かったとしてもあと数時間…もしかしたら今すぐにでも…」
叢「…マナやだよ僕………」
テ「カゲツ君、大丈夫…大丈夫だから…」
俺は今ただ1人眠ったきりのマナと2人で集中治療室に居る。
ラ「……マナ今日ねリトが面白い事してくれてね……」
ラ「それ以外にもロウとカゲツが…w」
マ「………」
マナはうんともすんとも言わない。
ラ「マナ…ねぇ聞こえてる…?」
ふとマナの方を見ると辛そうな表情は無く穏やかな表情で眠っていた。
ピーーーーッと電子音が響いた。
あっという間に葬儀が終わった。海外から来たkrisisも、それ以外の人々も。たっくさん。マナに助けられた人達も沢山居る。たくさんの人が泣いていた。俺はその中で泣かずにただぼーっとしていただけだった。
葬儀が終わり片付けに取り掛かろうとしてきた。その時にメンバー全員から呼び止められた。
リ「これ、マナから預かってたやつ。ライ宛にって」
ラ「…これ俺に?」
テ「うん…ライ君にだけの手紙。皆にも配られてて…」
ラ「……ちょっと見てくる」
ライへ
これを見てるって事は俺は死んじまって天国へ行ったゆう事やな!
これ書いたのはライに辞めるかもって話した日やで!!たっくさん書いたからな!!
ライごめんな。相棒やったのに辞めちゃって1人にしちゃって。ライは「相棒すぐ作る!」言うてるかもしれんけど多分俺の事が忘れられなくて1人なんやろ?
ライは我慢強いから葬儀の時も泣かずボケーッとしてるんやろ!!俺の葬儀くらい泣けって!
俺なヒーロー始めすっごい不安やったねん!でもなライが一緒に居てくれたから不思議と安心してなwその時に相棒に誘ってくれたライには感謝してもしきれない!
俺が死んだ時多分ライは「マナが居ないなら辞めようかな〜」なんて思ってんだろ?決定権はライにある。でも辞めたからといって人助けをしない理由にはならない。辞めても人をいっぱい助けて最高のメカニックになれよ!!
俺がもし生まれ変わったらまたライの相棒にしてな!!またな!!
マナより
ラ「…あいつはいつまで経ってもコメディアンだな…w」
手紙のインクが滲む。視界がボヤァっとする。
ラ「こんな事ならっ…もっと沢山話せばよかった……もっと遊べばよかった…もっとお見舞い行けばよかった……」
ラ「うぅっ……うっ…」
べ「ライ…」
ラ「ベンタ……」
べ「ダイジョウブ。ライはツヨイコ!」
ザ「ライならナンデモデキル!!」
ウィ「ライ!!イッショにガンバロ!」
ラ「ザリ…ウィルソン……」
べ「ほら、ミンナのトコロイコ」
ラ「…うん」
そこから年月が経った。もうマナが死んで5年も経ったのか。
今日はお墓参りに来た。ヒーロー活動で救いきれなかった人達、身内…そしてマナのお墓参りだ。
色んな人にお花を添えていった。正直日が暮れるまでかかった。
ラ「やっとマナの所だ…」
マナの墓に花を添えて、お酒も添えて。
ラ「あのねマナ、たっくさん話したい事があってね」
ラ「昨日襲撃起きてね出動してたの。そうしたらリトがたっくさんやっつけてね。テツは引いてたんだ」
ラ「それ以外にもロウとゲームした時に星導が死ぬほど煽ってて。それも面白かったんだよね」
ラ「マナ、そっちの世界はどう?」
ラ「マナの事ならすぐにそっちの人とも仲良くなれちゃうか」
ラ「…今日は桜が咲いてるね。また花見しに来た時にこっち寄るね」
その時に桜がふわぁっと舞った。
ラ「また会えたら会おうねマナ」
また会う日まで。俺の唯一の相棒。