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テツ「……そっ、そう!////
俺の方が、ガッコウガーYを上手く操縦出来る筈なんだ!」
ジンペイ「そこまで言うなら、今から俺が出すガッコウガークイズに答えてみろ!」
ジンペイはヤケにテツに突っかかり、そう申し付けた
テツ「望むところだ…。何でも来い!」
ででん!←
ジンペイ「問題。ガッコウガーYが食べるとお腹を壊してしまう物はなーんだ?」
テツ「馬鹿を言うな!;ロボが食べ物を食べる筈が…!」
顔を顰めてテツは言い返すがすぐにはッとなる
テツ「(ロボは金属で出来ている……解った!)」
テツ「塩分によって体が錆びてしまう、『海水』だ!」
テツは自信満々の表情で指さすが、
ジンペイ「ぶっぶぅー!」←
ウザったらしくバツと言われてしまった
テツ「何ぃ!?;」
ジンペイ「正解は『コショウ』だ」
テツ「コショウだと…?」
ジンペイ「そう……故障しちゃうから!」←
故障と胡椒をかけた下らない問題に思わずアゲハといマタロウが突っ込む
アゲハ「これじゃあクイズじゃなくて、ナゾナゾだね…;」
マタロウ「食べ物っていうよりも、香辛料だし!」
テツ「巫山戯るな!!俺は、こんな下らないナゾナゾをしに来たんじゃんない!!」
ご立腹の様子でジンペイに向かって怒鳴るテツ
テツ「操縦士の座を譲れ!!」
ジンペイ「譲らん!」
テツ「スーパー譲れ!」
ジンペイ「スーパー譲らんっ!」
テツ「スーパースーパー譲れぇ!!」
ジンペイ「スーパースーパー譲らん!!」
どっちも少しも引かないで口論し合う
フブキは半目になる
フブキ「見苦しい争いね……」
アゲハ「……あの、テツ先輩」
テツ「スーパーなんだ!?」
テツはジンペイを押しのけてアゲハに詰め寄る
アゲハ「テツ先輩のスーパーアツい思いは伝わったんですが……
学園長が決めたことなので、私たちに言われても困るんです…」
アゲハはたじろいで鼻がくっ付きそうなテツから距離を取った
テツ「そうか!!」
ジンペイ「はぶぇっ!!」←
テツがジンペイを突き飛ばした事で、ジンペイはロッカーにめり込む
テツ「だったら、学園長にスーパー直談判だぁぁぁ!!」
テツは144分の1スケール ガッコウガーYをガシッと引っ掴み、
ドビューン!!と爆走して部室を出て行ってしまった
今日は「スーパー」と「!」のバーゲンセールだよ……
by,作者
学園長が学園長室の扉に手をかけようとしたところで、テツが呼び止める
テツ「学園長」
キンヤ「ん?」
動きを止めてテツの方を振り返った
テツ「少し宜しいですか?」
キンヤ「君は確か、巨大ロボ研究クラブの…」
テツ「お願いです!俺に、ガッコウガーYを操縦させて下さい!!」
大声を張り上げて此方に駆け寄ってくるテツに、学園長は唇に人差し指を当てる
キンヤ「大きい声でその名前を言わないでくれ!」
キンヤ「それに、操縦士は既に決まっている」
テツ「解ってます!でも、ガッコウガーYを愛する気持ちは誰にも負けません!」
テツはグッと拳を握り締める