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「そんなにカミサマだって言うんなら……心でも読んでみろよ。」

『心だぁ?ンなもん……』

そう言った後、自分はカミサマだと名乗る奴は黙った。う、なんか悪い事した気分、、、

次は蓮花〜蓮花〜。お出口は右側です。お降りの方はご注意下さい……

僕の高校の最寄り駅じゃないか。

「……ここ、僕の高校の最寄り駅だけど、お前どーすんの?」

『……降りる。』

「そーかよ。」


蓮花駅

沢山の人が行き交う駅…僕は嫌いだ。

アイツ…親友と別れたこの場所だから”普通”の人よりは嫌いなんじゃないかと思う。

『……さっきの話だが…』

さっきの話、?

「なんだっけ、」

『心を読むとかどうとかだ……お生憎様俺は二度とそんな神力カミノチカラなんて使わねぇよ……』

そんな哀しい顔するなよ……また気まづくなるじゃないか。

「そんなに言うなら信じてやらなくもない…でも、親友を作るってどーなんだよ……」

『俺の知り合いの神にそういうのに適任の奴がいる。』

「それならいーや……」

僕が願うのは……

『”古き友人を取り戻す事”。』

「……は、」

どうして…

『そんな事位顔見りゃ分かるわ…あの頃の俺と全く同じ顔してやがるしな。』

「聞きたかないけどどんな顔してるんだよ、俺は……」

『そんなに傷付きたいのか?モノ好きだなぁ……ドMか?』

ドM……ではない。僕はれっきとしたノーマルタイプだ。どこにでもいる平凡な男子高校生の谷城天時(ヤツギテンジ)。

じゃあ、目の前にいる……こいつ自称神は何者だ?

「お前…名前は、?」

『俺は、ツベェン・ユルベル。神としての通り名は神と人を繋ぐ者ーー調律者。

「どうしてそんなあっさり名前とか諸々教えんだよ……」

『それはお前が次の…』

奴は何かを言いかけた。

「なんだよ…気持ち悪ぃなぁ……」

『んな事言ったって今知ってもどーにもこーにもって奴だしなぁ…()』

「どうにもこうにもって……」

こいつはアイツみたいに気が知れる…と思ったがやっぱり謎が多くて怪しい奴だな。

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