実ﾐ兄者短編集

天使と悪魔動画から

妄想捏造120％

天使と悪魔の幼少期少しだけ捏造。

なんかもう色々許せる方のみ。

続編予定はありません。

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天使と悪魔が幼少期は普通に仲が良く、下界にも降りていた。

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｢えんちょーくん！｣

｢…なぁに？｣

｢これお花！あげる！｣

｢…あ、ありがと…｣

昔は…仲良くて…楽しく過ごして…彼も花を愛でてくれてた…なのに…。

｢…あれぇ？ぺんてぃさぁ〜ん？こんにちはぁ〜｣

いつから…悪魔なんかに…。どうして…。

堕天使になった子の話は…彼だったんだ…。

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ある日、俺は下界に落ちてしまった。落ちこぼれ天使だった俺の試練は落ちこぼれの人間を悪魔から守ることだった。

｢……いたた…。｣

｢…えっと…大丈夫ですか…？｣

｢……んん、君は？｣

｢えと…｣

｢あ、いや…俺が先に名乗るべきか！俺はぺんと！よろしくね！｣

｢え？あ、よろしくお願いします…？僕は…｣

｢…あ！君いぬたぬきくんだ！｣

｢え？え？なんで知ってるの？？え？｣

｢実は俺…人間じゃなくて…天使なんだよね…ちなみに君は落ちこぼれ人間だよ｣

｢え゛｣

｢あはは、まぁ俺も落ちこぼれ天使なんだけどね｣

｢えっと、それで……なんで天使がいるんですか｣

｢それはね……｣

｢なるほど……天使と悪魔のいざこざに巻き込まれるんですね僕｣

｢ご、ごめんね…｣

｢あれ〜？落ちこぼれの天使さんじゃないですかぁ〜｣

｢……！！えんちょう…！！｣

｢…？あれが悪魔…？｣

いぬたぬきから見えた悪魔の姿はきっと悪魔というよりは天使に見えるんだろうね。だって彼が堕天使と言われている…悪魔にも天使にもなれていないから。

｢あー…これだと疑うよなぁ〜…でもな…｣

一瞬で飛んできたえんちょうはいぬたぬきくんに近づきこう言った。

｢お前をｺﾛせれば悪魔になれるんだ｣

そう言ってニヤッと笑った。

｢ｺﾛさせないよ？｣

｢ちぇ…。…ははっ！！！おもしろいねぇ！！ぺんてぃ！｣

｢…知り合いなの？｣

｢ん？あ〜…そうだねぇ？w知り合いだよ！小学生の時からの！｣

｢なっが｣

｢……君は変わってしまったけどね…。｣

｢…ふん……そんなの……｣

｢？悪魔さん？｣

｢……どうだっていいだろ？｣

言葉に詰まったのは…なにか、思うことがあったんだろうな…。でも、俺はそれが分からないし気づけなかった…言う資格もないんだ…。

｢…俺は、悪魔になるんだ…天使、なんか…｣

｢…天使が嫌なんですか？｣

｢……そんなとこ｣

続かない