またまたSP動画からの妄想です。
偶に🐒さんが🐶さんにも敬語使ってる場面から後輩?とか先輩?とかあとから入った?とか言うところから妄想したものです。
m2o2のパラレル世界の設定を無視気味です。
m2o2の鬼になる経緯も変えてます。
なんかもう色々許せる方のみどうぞ。
ここはぺんと財閥。まぁちょっとわがままなお嬢様ぺんと、その側近としてSPの2人がいる。他にはお手伝いが数人という感じで成り立っている。
ぺんと(お嬢様)
この屋敷のお嬢様。わがままではあるが優しく、従者に無理難題を言うこともあるがその場合は自分もついて行くことが多い。
優しいわがままお嬢様。
斧で戦うことは出来る。
いぬたぬき(SP)
お嬢様のSPの1人。1番長く仕えている。もう1人のSPの先輩でもある。最近は実力を追い抜かれ少し焦っている。斧も使うが剣で戦うことが多い。拳銃を携帯しているが滅多に使うことは無い。
えんちょう。(SP)
お嬢様のSPの1人。殺し屋に狙われていたお嬢様を偶然助けたことにより、その実力を買われSPとなった。もらった給料はほとんど自分に使わず弟に使っている。斧で戦う。拳銃は稀に使う。
(過去のことから漢字というより読み書きが苦手。人間と鬼のハーフという設定が一応ある)
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「お嬢様危ないっ!!!」
「え?」
パァンッ!
「…なんだ?あんたら…いいとこの人なの?ここはこんな感じだから早く行った方がいいと思うけど」
銃声が響いたあとSPとお嬢様の前に桃色のパーカーを着た少年が立っていた。手に持つ斧には銃弾がめり込んでいた。
「…あ、斧買わないとダメか…またえびすに怒られるな……あ、それじゃ、気をつけて」
そう言い彼は去っていった。
「……いぬたぬき」
「はい、なんでしょうか」
「彼の実力……買うべきだと思わない?」
「……新しいSPですか?」
「そうね、SPは2人いた方が安全性も増すでしょう?」
「それはそうですが……彼、ですか…」
「……あら、疑っているの?」
「…失礼ですが、身なりもいいとは言えませんでしたし…」
「人は見かけによらない…かもしれないでしょう?」
「………そうですね…」
「納得したならあなたには新しいSPの教育係になってもらうからね」
「え!?」
「ふふ、それじゃあ今日は帰りましょうか。家に着いたら彼にお礼の手紙を出さないとね」
「……僕がお世話係ですか…」
青色のSPは少し納得出来ていないようだったがお嬢様の意向には逆らえないので不服そうではあったが納得するしかなかったようだ。
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「ただいま」
「おかえり、兄貴。」
「……えびす…すまん……斧が…」
「また壊したの?」
「……その…銃弾が…めり込んで…」
「え?何?命狙われてるの??」
「人助けしただけ」
「めずらしい……」
「俺の事をなんだと思ってんだ」
「え?鬼でしょ?」
「…………間違ってないんだよなぁ…てかお前もだよ!!」
「それはそうだねぇw」
「ま、めずらしい兄貴に免じて今回は許してやる!」
「マジ!?サンキュ」
この兄弟は幼いながら2人で暮らしていた。親はとうの昔に死んでしまった。そして父親が鬼だったこともあり、2人は人間と鬼のハーフにだった。そのせいもあり兄の方はあまり人間に馴染めていなかった。弟は自慢のコミュ力でなんとかなっていた。
そこから色々あり、路地裏活動者になっていた。物騒なことはしていないけれど環境的に武器は持ち歩いていた。そのお陰で精神が研ぎ澄まされ、気配に強くなった。
「兄貴、なんか手紙来てるよ」
「ん?……なんだ?………ぺん、と…えっと…なんて、読むんだ…?」
届いた手紙には【ぺんと財閥から】と書いてあった。
「えっと……ザイバツって書いてある」
「ザイバツ…えぇ!?ぺんとザイバツって…あのすごいところ…」
「あ、兄貴何したの……??」
「え?いや……あ…この間助けた人が…お嬢様って呼ばれてた…」
「わぁお……続きは?なんて?」
「……読めないんだけど…」
「仕方ないなー僕が読んであげるよーえっとね…」
【ぺんと財閥から
この間は助けていただきありがとうございました。おかげで命が助かりました。本当にありがとうございます。急で申し訳ありませんが貴方の実力に驚きを受け、私のSPになって頂けないでしょうか?無理でしたら断っていただいて構いません。ただ、なって頂けた場合は生活には困らない程度のお金を差し上げます。前向きに考えていただけたならお返事お願いします。】
「……だって。」
「…お金が貰えるんだ…SPってことは…えっと…命の危険はあるってことか…」
「……兄貴の意志に従うけど…行くの?」
「……これさ…鬼ってバレたらやばかったりすんのかな」
「わかんない…」
「でも……お前が不自由なく過ごせるなら…。…1人で生活できるよな?えびす」
「……できる、よ。兄貴が帰ってくるまで…」
「……いい子だな。……返事…か……この手紙持ってってもいけるかな…」
「あ、裏に書いてあるよ、この手紙を持って来てくれても構いませんだって」
「…いけるんだ…えびす、行ってくるね」
「…うん、いってらっしゃい」
そうして鬼の兄はぺんと財閥へ向かった____
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「……ここ…かな……でかぁ…」
「あれ……君この間の子じゃん」
「え?あ、お嬢様の隣にいたひと…」
「…ふぅん……手紙…SPになりにきたんだ。ならこっちだよ。」
「は、はい…」
屋敷の中へ
「お嬢様」
「どうしたの?いぬたぬき?……あら」
「…この間の彼が」
「…は、はじめ、まして…」
「そんなに堅苦しくならなくていいのに。SPになってくれるのかしら?」
「……はい…」
「ふふ、嬉しいわ。ありがとうね。貴方には最初だからね、いぬたぬきをお世話係にさせるわね。色々教わってちょうだい。いぬたぬきよろしくね」
「了解です」
「…い、いぬたぬき……さん…?」
「ん?」
「よろ、しくお願いします…」
「うん、よろしくね」
「…あ、そうそう。えっと…名前聞いてなかったわ。なんて言うのかしら?」
「あ……え、えんちょう。……です」
「よろしくね、えんちょう。」
「…よ、よろしく、お願い…します……!」
「それじゃ、部屋に案内するよ。えんちょう」
「はい」
続く……?(多分続かない)
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