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いつから人生の選択を間違ってしまっていたのだろうか。
テレビに出ている人はもちろん誰かに求められ必要とされている。散歩しているあの人も誰かに必要とされているのだろう。
私は本当に必要とされているのだろうか?
時々考えることがある。もしかしたら誰にも必要とされていないんじゃないかと。
そう思い始めたのは小学生の頃。その頃の記憶は怒られては殴られていた記憶しかない。
ドラマでよく使われている 「産まなきゃよかった」 この言葉を言われて育ってきた。
言われる度に優しく抱きしめてくれた記憶を思い出す。
殴られて学校に行けなかった時もある。
先生は気づいているが、関わりたくなかったのか何も言われなかった。
殴られるだけならまだ耐えれたかもしれないが、精神的に追い込んでもきた。
本当に自分の親なのかと疑うくらいの言葉を何回も繰り返し、その度になんの為に生きてるのだろうかと考えてきた。
その頃はまだ毒親とかそういう言葉を知らなくて、自分の家庭はみんなと同じなんだと思っていた。
みんなと違うと思いだしたのは高校生になった頃。なぜこんなに気づくのが遅かったのかというと、自分の家庭の事を周りに話すな、人それぞれの家庭があると言われていたからだ。
気づいた頃には精神的にだめになっていた。
20歳までに死のうと決めたのもこの頃。
昔の記憶が蘇ってくる時があり、何度も自分がいなくなれば、みんな喜ぶんじゃないかと思った。そんな時に初めて好きな人ができた。
ここで最初の選択を間違えてしまったのだろうか。
年齢詐欺をされ、既婚者だったことも隠され、傷つくような言葉を言われてきた。
「こんな人生早く終わらせたい」