放課後、
賑やかだった教室も嘘のように静かになった。
元貴『屋上…行く、?///』
元貴が戸惑いながら声をかけると、
滉斗は静かに頷いて、
ふたりは誰もいない屋上へ。
夕焼けの光に包まれた空間。
扉が閉まった瞬間、
滉斗はもう抑えきれない衝動で、
元貴を強く抱きしめる。
元貴『先輩、どうし――…//』
返事も最後まで言えないまま、
滉斗が唇を塞ぐ。
さっきまでのみんなの前の口移しより、
ずっと深く、熱く、激しいキス。
滉斗『…もう、限界。我慢できない』
滉斗の腕は離さない。
元貴の背中を撫で回し、
体をぐっと自分のほうに引き寄せる。
首筋、鎖骨、耳。
さっき皆の前でやった場所も、
今度は誰にも見せない独占的なキスや、
甘噛みで彩っていく。
元貴『…先輩、外だからっ…ん、///』
滉斗『もう黙って、俺だけを感じてて』
返事ができないほど、
滉斗のキスと愛情表現が激しくなる。
息もできないくらいに唇が重なり合い、
滉斗の手は制服の中へ、
元貴の鼓動を確かめるように胸に手を当てる。
滉斗『…元貴が、俺のこと煽るからだからね、』
元貴は恥ずかしさと嬉しさに震えながら、
滉斗の首にしがみつく。
何度も重ねるキス。
耳元で『全部、元貴だけ、誰にも渡さない…』
と囁きながら、優しく、けれど執拗に愛を刻む。
やがて、息が上がって倒れ込むように
抱き合う2人。
元貴『…先輩、…好きすぎて、
どうすればいいか、分からなくなる…///』
滉斗『俺もだよ…
もう、元貴に勝つ子はいない』
屋上にはふたりの熱と甘い空気が染みわたり、
これまでとは比べものにならないほど、
深く強く惹かれあった、
“激甘”な時間が流れていった――。
コメント
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( ゚∀゚)・∵. グハッ!!……あぁ…御花畑…ここは天国?