始まるで〜
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【zm side】
最近俺の相棒…ロボロの様子がおかしい。
疲れてるんか知らんけど、皆にあたりが強い。
って言っても、今まであんなんなかってんけどなぁ…
飯も俺らが行った時にはもう食べ終わっていて、内ゲバもやらへん。皆と酒を飲むことも、ゲームもしない。ずっと部屋に閉じこもって1人で書類をしている。
まぁてな感じで相棒の俺でさえも約1週間会っていない。
トントンと大先生は会っとるらしいけどな、書類のやつとか、情報処理のやつが一緒やから。
まぁ俺もたまにはロボロと一緒に仕事したい。
だから今ロボロの部屋に向かっている途中だ。
だが、どうやらロボロの異変に気づいたのは俺だけじゃないらしい。
部屋に辿り着くともう先客がいた。
zm「…シャオロン」
sha「あ、ゾム…」
シャオロンだ。
シャオロンとロボロはマブダチ組って言われるくらい仲がいい。
だから尚更気づいたのだろう。
zm「お前もロボロに用か?」
sha「うん…」
zm「どうせなら2人でロボロ訪ねようぜ」
sha「今ノックするとこなんやけど…なんか緊張してもてさ…w」
zm「俺もいるし、大丈夫やろ」
sha「まぁそやな、」
コンコンッ
数秒開けてロボロが出てきた。
相変わらず小さくて、いじりがいのある身長や。
rbr「…なんや」
sha「あ…ロボロとさ、飯食いに行きたくて…」
rbr「行かん、ゾムはなんや?お前も飯か?」
zm「いや、俺は一緒に内ゲバとか…任務とか一緒にしたくて、」
rbr「んなもん、やらんわ」
「もう話しかけてくんな」
バタンッ
sha「ロボロ…」
「どしたんやろ、俺、なんか悪い事したかな…?ロボロがあそこまで言うって相当なことしたよな…」
少し泣き声になりながら、シャオロンは言う。
俺も…何かしたんだろうか。話しかけてくるななんてロボロには1度も言われたことなくて、今回が初めてで…
結構ショックなもんやな……
zm「グルッペンに相談してみーへんか」
パッと思いついた案を出す。
もうこれは総統を頼らないと無理だと悟ったから。
sha「そやな…」
という訳で俺らは総統室に向かうことにした。
【rbr side】
『グズッ…ん……ふっ…ぁ…』ポロポロ
とても苦しい。嫌われに行くとは言え、やっぱり辛い。
さっきのシャオロンとゾムの顔…傷ついた顔してて、傷つけたのはこの俺で…何でこんな事になったんやろ…
いや、ちゃう。元からこうなる運命だったのだ。
俺がスパイである以上、避けられない運命だった。
もし、スパイだという肩書きを消せるなら今すぐにでも消したい、そしてあいつらと笑いたい。
今すぐ助けて欲しい。あの国から逃げたい。
でもそんな夢は叶わない。
そういう運命。もしあいつらと普通に出会えていたら良かったのに…。
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という訳で今回はロボロメインです!
前作の前に「ciかknメインのやつ作りたいな〜」的なこと言ったんですけど、中々思いつかなくて…(((
これからも見てくれると嬉しいです!
よろしくです!!
コメント
1件
きゃー! 入りめっちゃ好き! さぁ、ハートをタップっと