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#魔王
青空美空
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𝓐𝓶𝓪𝓷𝓮 ️
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卒業式が無事終わり、私と優里は静かに桜並木の下を歩いていた。
桜の花弁舞い、まるで踊り子のよう。
暖かい、けれど暑くないし寒くもない。
ちょうどいい気温が私たちを包んだ
卒業式では泣いている子もいた、けど。
私は泣かなかった。
大した思い出もなかったから。
小雨「ねぇ、優里」
私は勇気を出して優里に今一番聞きたいことを聞いた
小雨「天宮、はす?って…誰なの?」
その言葉が核心をつく言葉だった
心臓がなぜだかバクバクする
優里「天宮、蓮は…」
静かな声で優里は続けた
優里「あんたの恋人。」
ドキンと心臓が跳ねた
小雨「へ、!?こ、こい、ッ!?」
私はアワアワと慌てふためく。
優里「…ほんとに、忘れちゃったんだ」
小雨「う、うん…」
何もわからないし、脳内の処理が追いついていない。
小雨「ぅ~…」
優里「…じゃあ。天宮蓮から、海乃小雨へ。伝言。」
パッと優里は振り返って言った。
一番大きくて美しい桜の木の下で。
優里「俺の名前を思い出したら、手紙を読んでよ。優里に預けたから。」
優里「…だ、そうです。」
少し笑いながら優里は言い終えた
小雨「私、やっぱり思い出せない…。」
優里「思い出せなくて大丈夫。私が思い出させるから!」
明るくて、未来を照らすような笑顔。
みたことがある。
小雨「うん、っ!」
小雨「そういえば、手紙って?」
優里「あ〜…私が天宮さんから預かったやつ。もうちょい天宮さんのこと思い出してからの方がいいかなって。」
優里はニッと笑い、私より半歩先を歩いた