テラーノベル
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今日を待ちに待ったドズルは、なんと日付を跨いだ瞬間に訪れた。
すやすやと眠るぼんじゅうるの上に覆いかぶさりどこまでやったら起きるかな?とキスをしたり乳首を触ったりと愛撫をしていった。
それまではぼんじゅうるは「ん、」や「はぁ」と艶かしい声を出して微睡んでいた。
しかし、ドズルがぼんじゅうるのズボンを下ろそうとした時に
「……な、にやってんの?っはぁ」と、 これまた色っぽい吐息と共に目を覚ました。
「おはよっ、ぼんさん…」
ドズルはぼんじゅうるに顔を寄せる
「っ」
すると、当たり前のように瞳を閉じて唇を差し出してくる、ドズルは何気ないぼんじゅうるのその行動に、己の欲を煽られた。
「んっ」
軽い口付けが深いそれにかわり、徐々に激しさを増す。
お互いの唾液で溺れるのではないかと思う程に深く口付ける。
「はっ、はぁ、ドズさん……ちょっとたんま、」
あんたみたいに体力ゴリラじゃないのよ、 少し休ませて欲しいと懇願しようとドズルの顔を見ると、
「っーーー」
そこには欲情しきったオスの顔があった。
「ごめんね、ぼんさん、今日、余裕ない。」
「っえ、」
「まじで、、やばい、こんなに頭がおかしくなるのあんたにだけだよ。」
色の籠った低い声がぼんじゅうるの腹部を刺激する。
早く欲しいと腰が動く、
「……っ、ドズさん、はやくっ、」
「っぐぅ……煽ると本当にやばいからぼんさん…………っ」
ぼんじゅうるは長く白い指を、ドズルのそこへと動かす。
ズボン越しでも分かる程張り詰めたそれを スルリと撫ぜる、
ピクと反応する姿に「ドズルさん可愛いっ」とボソリと呟く。
(俺、本当に貪欲だな、こんないい男達の人生を全部欲しいと思うなんて。)
ぼんじゅうるはトドメと言わんばかりに、挑発的にペロリと舌なめずりをした。
それを見たドズルは、プツリと何かが切れたようにぼんじゅうるへと襲いかかったのである。
「やだっ!んー!んんんんんんっ!」
ぐぽりと入った事が無いところまで入り込むそれに、ぼんじゅうるは腰をしならせる。
目の前の男はこちらが恥ずかしく死んでしまうのではないかと思うほどに何度も何度も愛を囁き、穴のあく程見つめてくる。
もう見ないで欲しいと顔を隠すとその手さえ拘束される。
ただでさえ組み付かれ、男としてあられも無い姿を見せているというのにそれさえも許されなかった。
それでも何とか応えたいと思うのは、ドズルも含めたあの4人だからであって
もし他の男と……などと考えるだけで気持ち悪い
そんな事を考えながら何とか強すぎる快感を逃していると、ドズルが昨日の事で質問してきた。
「昨日の、っ、収録中、えらいピリピリしてたけど?っは、何?」
「っいわ、ない!んぁ!ん、ん、ん」
パンパンと肉と肉がぶつかる音が響き渡る。
今、それ、聞くか!?と叫びながら何とか喘ぎ声が漏れないように唇を噛み締める。
「やだ、声っ、本当にっつつんん」
「はっ、はっ、、なんで?出せばいい、じゃん、可愛いいよっ?」
「だからやなの!っあ、ぁあ、」
男としてのプライドがまだ残ってるぼんじゅうるはキッとドズルを睨むがそれすら愛おしそうに見てくる。
今は何をしても相手にとっての煽り材料になるらしい。
ぼんじゅうるは諦めて顔を横にし視線を逸らす。
「……はぁ、ぼんさん、好きだ。」
「んっぁ」
欲に溺れ、食い尽くそうとしてくるこの男に心臓がぎゅーと締め付けられる。愛しさが溢れそうになる。
そこまで俺を求めて、必死に腰を振っている。
時々零れるドズルの喘ぎ声に、ちゃんと俺で気持ちよくなってくれているのか、と更に胸が締め付けられた。
「ドズさんっ、ぁあ、」
「ぼんさん、本当に、好きなんだ、おかしくなりそうな程……本当にっ」
ぼんじゅうるはそう言いかけたドズルの唇に自身の唇を重ねる。
目を開き驚く顔にニヤリと笑うと
「わかってるよっ、」
とぼんじゅうるはドズルの全てを受け止めた。
「……ぼんさん?」
ドズルは隣で先程まで寝ていた男が居なくなっていることに気づき顔を上げた。
そしてゆっくりとベッドから身体を起こす。
時刻はまだ真夜中、あの後すぐに気絶するように寝てしまったドズルは太陽が顔を出す数時間前に目を覚ました。
「リビングかな?」
床に散らばった衣類から、下着とズボンだけ取り出し着替える。
リビングへ、向かおうと階段を降りていくと2階の1番奥の部屋から、光が漏れていることに気づく。
そこの部屋は大きなベランダが付いていて、よく皆でBBQ等をした所だ。
BBQコンロはしまってもうないが、ベンチとテーブルはまだそのままだったはず。
「ぼんさん?」
部屋の中に入りベランダへと進むと外から、ふわりと知った匂いの煙が鼻をかすめた。
タバコだ、ぼんさんがよく吸っている銘柄のものだ。
「ふん、ふーん……ふん」
「……」
すっごく上機嫌だなーとうっとりとその姿をつい見詰めてしまった。月に照らされ色白の肌が輝いて見える。今日は満月だ、月の光が室内を明るく照らすほどに近づいていた。
ぼんじゅうるはベンチに体育座りで腰掛け空を見ていた。片手にタバコを持ち鼻歌を歌って頬ずえをついていた。
いつも着ている大きめのパーカーを着て、下はパンツのみでズボンを履かずに……ドズルはもう少し眺めていたかったが「風邪引きますよ」と声をかけた。
「お、起きた?」
「はい、ぼんさん、何してんすか?」
「ちょっと涼んでた、暑くてさ部屋ん中。」
そういうと、残りのタバコをスゥーと吸い込み隣に座ったドズルの顔にフゥーと煙をかけた。
「けほけほっ、ちょっ、何すんすか!」
「ふふふっ、まぁ、分からないならいいよ、ごめんごめん」
とイタズラっ子のように笑い簡易吸殻入れに押し付け処分した。
そして、また、ふんふんと鼻歌を歌い出しドズルを見つめた。
「仕事終わりに、そんな直行で来んくても……大人しく待ってたのにさ」
「……」
「ぶっ倒れちゃうよ、しっかり休みな、朝になったら起こすから」
「……ぼんさん」
「…ん?」
「今日、”月が綺麗ですね”」
「……ふはっ!くくくっ、ドズルさん???ふふふっよく知ってるねそれ……ふふっ」
「……ま、真面目に答えてくださいよ!」
ドズルはカッコつけたのに決まらないなー!とキッとぼんじゅうるを見る、
そしてグッと息が詰まった。そこには優しく微笑みながらこちらを見る顔。月に照らされたぼんじゅうるの顔はとても妖艶で溶けてなくなりそうに透き通っていた。
「……”今なら、きっと、、手が届くでしょう”」
「っ!?」
「満足した?」
「っ〜〜〜!!!」
カァと顔に熱が溜まる、嬉しいのと恥ずかしいのでドズルは顔を隠すように空を見た。
「ふふふっ、自分で言ったのになんで照れてんの?しっかり返事したのにさ〜」
「…本当に、ぼんさん、あなた恐ろしい人ですよ」
「どーも」
「褒めてない」
「なら、バカにしてる?」
「してない」
「なら、褒めてる?」
「褒めてない」
「何それっはははっ」
あー楽しい、と伸びをしながらぼんじゅうるは席を立った。
「ドズルさん、冷えてきた、部屋戻ろう」
うーざみっ、と自身の肩を抱きながら言うぼんじゅうるに、「当たり前でしょ、俺も寒くなってきたんで戻りましょ」と同じく肩を抱きながら言うドズルであった。
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コメント
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タバコの煙を吹きかけるってことは、、、ぐふふふふ 最高な作品ありがとうございます!続きを楽しみにしてます!